アイコトバ

私の始まり

図書館のなかで私はいつものように
本を読んでいた

私は小さいときから本を読むのが大好きだった。だからいつもここにいた

ある日同じ同級生が図書館に訪れた
私の前に現れて私をただじっと見つめていた、｢な、なんですか？｣と戸惑いながら言う私。

彼は無言で首を横に振った

｢別に…｣といいたいのだろうか？と思えば私は彼の前から去った

それから、彼は図書館に来るようになった。一人で小説を読み速読で5分で読みきってしまう、というか…私。なんで彼の事見てしまうのだろうか？

不思議に思いながらカウンターに来た彼は｢これ、返す｣と借りた本だろうか、その本は人気のある恋愛小説で少し驚いたが、カードを取り出そうとした瞬間、その本の隙間に一枚の小さなカードがあった

それは
【あのときに無言で見てしまってごめん…そのときから君が好きだ】

小さな文字で綺麗な字で書いてあった
好き………。

ﾄﾞｷｯ

ここから、私の恋の物語が始まった