主 2013-11-16 16:15:12 |
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…なぁ、悩み事あるんなら言えよ?( 相手の家はすぐ其処らしいと確認しては一度車を道の端に停め、傍で降りる準備を着々と進める相手を静かに眺めて。其の動作に違和感はないもののどうしても先程の発言が心に引っ掛かり、少し眉を寄せて。相手の事が気にかかる所為か思わず相手の頭に手を伸ばし、宥める様にくしゃと相手の髪を撫で回してはぽつりと上記を呟いて。一教師に言える事等少ないだろうがそれでも相手の辛さが減ればと願うばかり )
( はい…! )
い、嫌だなぁ..、悩み事なんて無いですよ?、( 相手の方を向こうとしたら不意に相手の手が己の頭へと。これだけでも十分幸せなのに、何でそれ以上のことを望んでしまうのだろう。相手のことが好き過ぎて辛い。その気持ちが溢れてしまわない様に押さえ込めば何時も様に笑みを浮かべ。車が止まったのを確認すると「じゃあ有難う御座いました。..また明日」 小さく御辞儀をし車から降りて。先程迄の温もりは無くなり冷たい風が吹き体を震わせるが外からもう一度御辞儀をして、)
…本当か?( 相手の表情を見詰めるも其の顔は何時もの笑みで、些か疑わしげに首を傾げるも相手が降りて行ってしまい仕方なく此方も御辞儀する相手にひらりと片手を振って。寒そうだが相手の家はすぐ目の前、直に帰れるだろうと一先ず安心。明日又相手に会えれば、と思いつつ車を発進させては自分の家の方面へと車を走らせて)
...これで諦められると良いんだけど、( 相手の車が発進したのを見届けると小さく呟き。好きな人がいると知った今、どういう風に接したら良いのだろうか。あまり会わない様にする..、と言っても学校では絶対に会ってしまうだろうし。そんなことを考えながら家の鍵を開けると真っ暗で少しだけ恐怖心を感じてしまう。靴を脱ぎ、電気を点けるがシーンと静まり返った家の中はやっぱり苦手で。リビングに行きテレビを点けてみると映ったのは退屈なニュースばかり。やっぱり先生と居る時の方が何倍も楽しいかな、なんて。)
(/本体が失礼します!、今後の展開とかはどうしましょうか?、)
( 取り敢えず区切りの良い所迄行きましたものね…。
どうしますか?此方に余り案がないもので…;;
何か御希望があれば其の侭其れで行こうかと思うのですが…! )
_此処テストに出すからちゃんとノート取っとけよー。( 午後最後の授業の所為か寝ている生徒もちらほら居るが起こす事をせず逆にテストに出ると言う範囲を言う状態。恐らく何人かは泣きを見るはめになるだろうと思いつつ黒板に化学式と問題等を書いて行けばふと振り返ると先日の相手がおり。理数系はめっきり駄目な相手だが今回は大丈夫だろうか、と少々心配な様子で見るも表には出さずに )
...全然分かんない、( 黒板と教科書を交互に見るが全く意味が分からず首を傾げ。すると隣の席の男子生徒が解説をしてくれ若干分かる様になった。小さく笑みを浮かべながらお礼を言うと彼は"何時でも教える"と言ってくれた。優しい人も居るんだなぁ、と感心するとそれから少しだけ彼と会話を。不意に女子生徒から相手の名前を呼ぶ声が聞こえ視線を向けてみると質問責めに合っている様子。何だろう、ちゃんと諦めた筈なのに胸がズキンと痛む。)
_嗚呼、molを求める時はな…。( 質問責めではあるが真剣な分しょうがないのだろう、と少しばかり肩を竦めては相手の質問にしっかりと答えながらも黒板を指差して説明して行き。ちらりと相手の方を見てはやっぱり分からなかった様で隣の男子生徒に解説してもらっている様子。”分からないのならば自分が教えるのに”と邪な考えが頭をよぎるが授業中はそうも言ってられない。其の侭会話を続ける相手を見ていては心を痛めるも分からないと言ってくる女子生徒への答えはちゃんと教えて )
...早く授業終わらないかなぁ、( 相手が他の女子生徒達と喋っているのはもう見たくない。その光景を見ない様に机に突っ伏すがどうしても声が聞こえてしまう。諦めなければならないのに諦めきれない自分が憎らしい。先程の彼はどうかしたのか聞いてくるが何でも無いとだけ答えておいた。先生が好きだなんて言ったらドン引きされるのは目に見えている。授業が終わる迄残り10分。暫くは質問責めに合うだろうし少しだけ寝ようと目を閉じて、)
…だからな、( 質問されるのは良いものの初歩的な質問も多々混じっている様に感じてしまっては口調も少々呆れ混じり。大体目の前の女子生徒達は頭がいいとは言わないものの平均点は取れているのだからそこら辺は既に習得済みだろう。ふぅ…、と一息ついて相手の方を見ては先程の会話は何処へやらで突っ伏している様で。ちょうどいい、と適当に女子生徒達の質問を躱しては相手の席の方迄歩み寄って行き「綾瀬、そんなんで今度の期末は大丈夫か?」と少々頬を緩ませ乍らもからかう様に問い掛けて )
今回は教えて貰うから良いんです-、( 相手の声が聞こえるとゆっくりとした動作で顔を起こし少しばかり生意気な態度を。嗚呼、あの女子生徒達の視線が恐ろしい。きっと今頃話すな等と思っていることだろう。何となく殺気が籠っていると感じるのは気のせいだろうか。多分これ以上話したら体育館裏行きだ、なんて古臭いことを考え。もう一度寝ようか悩むが今ので完璧に目が覚め、今更寝ることは難しい。時計を見るとチャイムが鳴る迄残り数分はあり溜め息を吐き。)
…自分で頑張ってみろって。( ”教えて貰う”と言う言葉が自分に向いていないのは百も承知なのだがそれでも僅かに反応してしまい。其れは矢張り先程からの隣の男子生徒だろうか、と疑わしげに密かに眉間に皺を寄せるも生徒に対し険悪な態度を取る訳でもなく、相手に対し呆れた様に笑ってみせて。自分の目の前で溜息を吐かれるのは気分のいい物ではない為普段の成績と相まってか思わず自分の授業が嫌われているのではないかと誤解しそうになる。「…御前が化学の事が嫌いな事は十分よく分かったから、今度の期末はせめて平均点取れよ?」困った様に眉を下げて微笑めば授業の終わりが近い事を確認し、教卓の方へと戻り )
...自分でやったら意味不明な解答なるもん、( ぽつり、と呟けば今までのテストのことを思い出し。今までのテストの中で一番酷かった解答は哺乳類を書けと言われているのにも関わらず堂々と魚と書いたことだろうか。あの時は自分の馬鹿さに呆れテスト用紙を鋏で細かく切ったのは覚えている。今回のテストも同様に意味不明なことを書いて相手に笑われるのが嫌な訳であり。別に科学は嫌いな訳では無いが良く分からない単語が出てくるとそれだけで頭がパンクしそうになる。他の人は出来るのに何で己だけ出来ないんだろうか。「平均の10点下を目指します」流石に平均は無理だと自分でも理解している様で教卓へ戻った相手へと苦笑して、)
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