主 2013-11-16 16:15:12 |
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わ、私はクラスの男子みたいに餓鬼じゃないです!、( 相手に頬を突かれ遊ばれていると思うのは己だけだろうか。餓鬼と言われて思うのはやっぱりクラスの男子のこと。何か何時も煩いし、たまに掃除中遊んでるし中学生みたい。「 でも先生って白衣とか凄い似合ってますよね- 」 理科準備室に入るとくるりと後ろを振り向き前記を述べ。前に1度だけ掃除に来たことがあったけど改めて凄い薬品の数に驚いてしまう。こういうの何処で購入するんだろう、)
( / 遅くなってしまい申し訳ないです...!、多分平日はかなりの置きレスになると思います..;、)
はいはい…、そうムキになるなよ。( 感情を高ぶらせて此方に訴えかける相手に忍び笑いを漏らし筒頬から手を離しては其の手をひらひらと振って相手を宥め。こうして言う反応が”餓鬼”と言う事に気がつかない相手の子供らしさにどうしても笑いを堪える事が出来ずに。「そうか?なんなら御前も着てみるか?」似合う似合わないは自分では判別も付かず辺りを見ている相手を放置して自分の机へ。本来の目的であるタオルを片手に持ち乍ら自分の白衣を掲げてみせて)
( / 自分も置きレスになりますので…! 、気長にいきましょう! )
笑わないでくださいよ-、( じとり、と相手を見詰めてはまだ不機嫌な様子。まぁこの様に見ても効果が無いのは重々把握している。此方は何時も相手を見上げることしか出来ないのだから。しかし白衣を着るか、と言う問い掛けに先程迄の不機嫌な様子は何処へ行ったのかぱぁ、と瞳を輝かせては「 着ても良いんですか? 」 と少し興奮した様子で言い。好きな人の服を着れるなんて嬉し過ぎる。前言撤回。今日はかなりついている。)
( / 有難う御座います...!、 )
悪い悪い、機嫌直せって。( 此方を凝視する相手にひらりと片手を振っては少しでも相手の機嫌が直る様にと自ら軽くではあるが謝ってみて。可愛らしい仕草ではあるがいつまでも相手が機嫌を損ねている様では困り物。ところが心配する必要はそれほど無く自分の白衣の何が面白いのか知らないが嬉しそうに述べる相手に仕方なさそうに相手の方へと歩み寄れば先にタオルを目の前に差し出し「まずは水気を取ってからな、風邪引くぞ?」と本来の目的である雨に寄る水気を取る為に相手の頭にふわりとタオルを乗せてはわしゃわしゃと相手の髪の水気をタオルで拭って )
先生ってお父さんみたいだ-、( 相手が髪を拭いてくれてる中、心地よさに身を委ねふにゃりと笑みを浮かべては前記。もうすっかりご機嫌の様だ。好きな人と今日はたくさん話せてそして今は二人きり。何だろう、この恋愛ゲームの様な感覚は。気持ちを伝えないつもりでいたのにやっぱり好きと言う気持ちが溢れ気を緩めたら言ってしまいそうだ。やっぱり先生と生徒なんて駄目だって自分でも分かってる。胸がキュッと締め付けられる様な感覚だ。周りの女の子達もこんな感覚なのかな、)
こんなでかい娘居てたまるか。( 大人しく拭かれている相手は先程と比べなくてもご機嫌な様で。仮にも好きである相手から『お父さん』なんて思われるのも癪だが関係が先生と生徒な為に仕方が無いのだろう、と諦めようと密かに息を吐き。気付けば二人きりの空間も居心地が良いもので、相手と居ると生徒だという事を忘れてしまいそうで。或る程度水気が拭き終わればタオルを相手の目の前に差し出して「後は服とかの濡れた箇所な。…其れ終わったら白衣貸してやるから。」と仕方がなさそうに笑って)
あれ、そう言えば先生は結婚済みでしたっけ?、( ふと思い出した様に相手から受け取ったタオルで制服を拭きながら問い掛け。もし相手が結婚してるのであれば諦めなければならない。寧ろ諦めることが出来る良いチャンスなのでは無いだろうか。何時までも相手と一緒に居られる訳では無いのだから。だが相手と離れるなんて自分で考えるだけでも泣きそうになってくる。そんな考えを振り払う様に首を左右に振れば相手の前では暗い顔を見せない様に笑顔を取り繕いタオルを相手に渡し。)
独身だっつの、悪いか。( 嫌味で問い掛けて来たのかと一瞬勘違いしては多少眉間に皺を寄せて答え、相手から帰ってきたタオルを受け取っては片腕に持っていた白衣を相手の目の前に差し出して。__、年齢で云えばまだまだ平気だろうが恋人は作った方が良いのだろうか、可能なら今目の前に居る相手が一番良いのだが其れも叶わないのだろうか。そんな考えを抑えては呆れ混じりに「ほら、着てみるんだろ?」ともう一度白衣を持った腕を軽く揺すって )
全然悪くないですよ-、( 寧ろ良かった、なんて安心している自分がいる。相手が結婚していないと言うことは諦めなくても良いと言うこと。何処か嬉しげに笑みを浮かべては首を振り。こんなこと言ったら嫌な女だと思われるに違いない。_相手から白衣を受け取り腕を通してみると予想通りぶかぶか。「 やっぱり先生の大きいですね- 」 もう手が隠れてしまっているが何だか相手に包まれてるみたいで安心する。相手と離れる前に今、いっぱい楽しんでおかなきゃ損をするだけだろう。)
…なんだそれ。( 全然悪くない、と言う言葉に苦笑してしまうも相手の嬉しそうな笑顔に仕方なさそうに肩を竦ませ。結婚するのは未だ先かもしれないな…、等と些か諦めにも似た感情を抱き筒相手が自分の白衣を着ているのを見ては自分の身長に合わせてある為ぶかぶかであるが、其れ故に何処か相手が生徒なのにも関わらず”可愛い”と思ってしまって。「…まぁ身長差があるからな。」それだけ口にしては相手を見詰め、相手が何処か嬉しそうな表情をする為に此方も何処か穏やかに頬を緩ませ)
もうちょっと身長伸ばしたいんですけどね-、( じぃ、と相手を見上げては流石に今の身長では小さ過ぎると思ったのか上記を述べ苦笑して。己ではヒールの高い靴を履いてもギリギリ160cm。やっぱり高い所に立たないと相手を見下ろすことは出来ない様だ。今のままでは相手と己は親子、又は兄弟の様にしか周りの人には見えないだろう。図々しいかもしれないけど相手が己の恋人になったら、なんて考えては頬が熱くなる。叶わない夢なのは分かってるんだけど。)
…まぁ小さい方が女は可愛いんじゃないか?( 此方を見上げる相手に困った様に目線を逸らしては暫し考え、身長が低い女性の方が良いというよりも身長が低くても相手が可愛らしいと思った故の上記の言葉で。と思えば急に頬を赤らめる相手を訝しげに首傾げて見詰めれば「…どうかしたか?」と顔を覗き込み。先程の雨に寄って体を冷やしてしまったのだろうかと些か心配気味で少し屈んでは相手の顔が見える様にして )
...じゃあ小さくても良いかも!、( 相手の言葉を聞けば自分が予想していたこととは全く違い一瞬反応が遅れてしまうが嬉しそうに表情を輝かせては笑みを浮かべ。そろそろ満足したのか白衣を脱ごうとすると相手の顔が先程よりも間近にあり驚いて。徐々に赤くなる頬を両手で押さえ「 な、何でもないですよ- 」と明らかに焦った様子で言い。そんなことをしていると聞こえたのは生徒下校の放送。運動部は若干残るんだろうけど文化部は殆ど帰るらしい。今が己にとって良いチャンスだと思ったのか律儀にも白衣をたたみ相手の手に押し付け「 し、失礼しました! 」と軽く礼をしては理科準備室を飛び出し、)
ん、納得してくれた様で何より。( 表情を輝かせる相手を見詰めては喜んでいる相手を見て嬉しい反面、誰か特定の好きな人がいるのだろうかと考えると複雑な気持ちも無い訳ではなくて。此方が近づけば頬をより赤く染め、「…なにかあ、」と掛けようとした矢先に校内放送が掛かり其れを気に相手は自分の白衣を押し付けて慌てて飛び出して行き。_彼女は帰宅部だったか、と思い出しては今から帰ってしまうであろう相手に少々残念がった様に肩を竦めては飛び出して行く相手の背中に届くか分からないが「…気をつけて帰れよー?」と一応少しばかり大きめの声で声を掛け )
は-い!、( 理科準備室を出た直後、相手の声が聞こえては此方も返事を返し。廊下を歩きながら窓の外を見てはまだ雨が降っている。確か鞄に折り畳み傘は入れてた筈。外を見ながら今日は先生と沢山話せて良かった、なんて思い浸り。明日はどうなるかは分からないけれど多分今日のことは忘れない。玄関に着くと鞄から折り畳み傘を出し靴を履き替え外に出て。)
_さて、俺も帰るか。( 自分も部活の顧問等何もしていない為授業も職員会議もこれ以上無いならば家に帰ろう、と余り広げていない荷物を回収しては理科準備室の鍵を閉め職員用玄関へと早足で向かい。生憎の雨だが車で帰る分には問題ないか、等と考え自分の傘を傘立てから取り自分の車の止めてある駐車場へと向かって。相手は無事に帰れただろうか、とこれ以上雨が酷くならない様に祈るばかり )
やっぱり今の時期は暗くなるの早いな-、( 外は少し薄暗くなっていた。雨が降っているせいもあるのだろうが殆どこの季節のせいだと思う。鞄を肩に掛け首に青いマフラーをする。やはり日が経つにつれて寒くなっていき、冬がそこまでやって来ているのを感じさせる。残念ながら今日は手袋を忘れてしまい寒そうに手を擦り合わせては一刻も早く家に帰ろうと帰路を辿っていき。明日も先生と沢山話せれば良いなぁ、と密かに思えば頬を緩ませ。)
…さみぃな…。( 外気温に思わずそう呟けば早々に駐車場に停めてある自分の車へと小走りで寄って行って。車に乗り込みエンジンを掛けては車を発進させ、暫くして暖房も程よく聞いて来て過ごし易い温度に。結構生徒も帰ってしまったのか人通りの少ない学校から出て何時もの道で帰ろうかとした所前方に道を歩く相手の姿を見つけ。案の定寒そうにしている相手に一瞬迷うものの車を相手側の路肩に寄せては窓を開ければ「随分と寒そうだな。」と少し心配しつつも其れを表情に出さずに声を掛け )
せ、先生!?、( 聞き慣れた声が聞こえ傘を上に向けるとやはり其処には先程迄話していた相手が。驚いた様に数回瞬きすると何故相手が此処に居るのだろうと考え。兎に角相手の問い掛けに答えようと口を開けば「まぁ雨降ってますからね-」なんて気の抜けた様な返事をして。確かに凄く寒いが相手に心配を掛ける訳にはいかないと思ったのかへらりと笑みを浮かべ。寒さのせいで指が若干赤くなっているがこれからはもっと寒くなるのだから耐えなければならない。)
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