零零機工斗 2013-11-15 09:41:13 |
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「こら、待ちやがれ!」
森の中で一人の少年と一匹の狐が追いかけっこをしていた。
少年は森で活動がしやすい服装をしていて、手には短い杖が握られていた。
別に足をくじいたわけでもないし、それなりの速度で狐を追い掛け回しているから健康体そのものだという事は簡単に理解できる。
「この森で銀色をした狐なんて見たことがないし、なによりこの森に慣れ親しんだ僕より速いなんて。只者じゃないはずだ」
銀色の狐は魔法を使う素振りもせずに、逃げ続けていた。
この世界には魔法が存在している。そんな事は赤ん坊でも知っているし、自然に生きる動物にだって日常的に使っている。
少年の手にある杖は単に魔法を扱うための物である。
「おかしい。一向に襲いかかってくる気配がない。もしかして、ハズレモノか?だったら尚の事好都合だぜ」
別に魔法を使わなくても牙や爪で攻撃できるはずの動物だが、歯向かってこないモノもいる。そういうのは総じて仲間はずれにされて、狩りを覚えることすらできずに放り出された存在として、ハズレモノと呼ばれている。
このハズレモノは一部の愛好家どころか世界中に需要があり、かなりの値段で取引をされている。
しかも色が銀とは誰も見たことがない。少年はレア物だと判断し、追いかけている。
「まさか、今日の飯の確保に来たらこんなのが引っかかったとは、僕幸運すぎるな」
狐は精一杯逃げていたが、不幸な事に脚を木の根っこに取られて転んでしまった。
「ふぅ、疲れさせやがって。こいつを売れば僕は一躍有名人。《銀を捕まえた者》カナチとして名前が売れちゃうな」
取らぬ狸の皮算用とそれを人は言うが、少年は気にしない。
故に今現在進行形で足元に形成されている穴にだって気付かない。
「さて、おとなしく捕まってくれよ!?」
そして案の定その穴に落ちてしまう少年。予想以上に深かったようでなかなか底につかない。
身動きが取れないほど狭い空間。
光ははるか頭上にあり、もう夜に見える星の大きさほどでしかない。
「やばい、やばいやばいやばい」
あまりの恐怖に少年は気を失ってしまった。
ズダーン!
「いつつ」
あまりの痛みに気を失うどころか、逆に気づいてしまう少年。
いきなり底についたようでも辺りは真っ暗。しかも土のはずなのにかなり固い。そして黒い。
さらに、いつも感じている自然を微かにしか感じない。
「どこだよ、ここ」
少年は呆然としたまま動けなくなっていた。
________________________
とりあえずSSはこんなものかな?
文体がなっていない?
そもそもSSとして成り立っていない?
勘弁してくださいな。今の僕の限界はここまでなんですよ。
これぞまさに逆異世界トリップですね。
トリップの原因は世界のイレギュラーによる空間の歪みで発生し、その先はランダムで決まるという設定で。
カナチくんの場合、銀狐がイレギュラーで、たまたま空間の歪みの先がゲート開門した直後に繋がったという設定とかどうでしょう?
授業中に書いたので、大分いろいろとおかしいです。とりあえず投下しときます。
完璧超人。
頭が良く、運動神経が良く、顔が良く、スタイルが良く、性格が良い人間を指す言葉。
それが藍鈴鈴蘭という少女の評価でもあった。
『藍鈴さん、またテスト一位だってよ』
小、中と定期試験は常に満点で不動の一位。
『新記録 藍鈴鈴蘭』
何かの大会に出れば、それまでの記録を塗り替え、トップに立つ。
『本日紹介するのは未来の超絶美女、藍鈴鈴蘭ちゃんです!』
街を歩けば男女問わず目を引くそのルックス。おかげで、アイドルや女優に毎日スカウトされ、あげくの果てに番組にまで取り上げられた。
『藍鈴さんって誰にでも優しいよね!』
自分は特別何かをしているわけでもないのに、誰かに関わっただけで『優しい』と言われた。
ここまでのことを彼女は息を吐くように簡単にできた。
努力せず、苦悩せず、葛藤せずにできた。当然のようにできた。そして、それが『藍鈴鈴蘭 』という少女だった。
しかし、いやだからこそとでも言うべきか。
藍鈴鈴蘭は高層ビルの屋上から飛び降りようとしていた。
「.......................高いなぁ」
コンクリート製の縁から下に視線をやる。高い。道を通る人や車がミニチュアのように感じられるほどだ。
一通り見ると、今度は靴を脱ぎ二つに揃えて置く。その上に五分で書き終えた遺書も置く。
そして縁の上に立った。後はここから一歩踏み出すだけだ。
彼女が自殺を決意したのは至極単純な理由だった。
飽きたから。この世界に。
例えばの話、買ったばかりのゲームを始めたとしよう。プロローグも終わり、さてここからだという時に、いきなりゲーム最強アイテムが手に入ったらどうだろうか?
レベルなんて気にせずに、装備を変える必要もなく、ただただ目の前の敵を一撃で倒していくだけ。
それはもうゲームではなく単純作業というべきだろう。
つまりはそういうこと。
あまりに大きな才能を持つ藍鈴鈴蘭にとって、『人生』とはくだらない単純作業に思えていた。
何をしても、どんなことをしても確実にプラスの方向に物事が動いてしまうとわかっているのだから、そう思うのは当然なのだろう。
だから死ぬ。
さっきの例えでいうならば、単純作業のゲームを止め、別のゲームを始めるといったところだ。
「........................生まれ変わりってものがあるなら、だけど」
恐らく、とゆうか確実に周囲の人間は『何を馬鹿なことを』と言うのだろう。『そんなに優れたことができるのに』と。
しかし、彼らは知らないのだ。才能が無い者が『無い』ことに絶望するように、才能が有る者も『有る』がための闇が存在するのだ。
「................さて、」
ふぅ、と一度深呼吸をする。そして、藍鈴鈴蘭は縁から身を投げた。
予想通り、身体を強い風が撫で回し、思わず目を閉じる。そして即座に開けた。とゆうより開いた。腹の中で暴力的なまでの熱さが暴れ始めたからだ。
しかし、事前に計算した落下から地面までの浮遊時間はほんの数秒だ。ほんの数秒我慢すれば、こんなの意識ごと消える。
のはずなのだが、
「........................?」
長い。
もうコンクリにぶち当たってイロイロブチマケテもいいはずなのに、それがない。
そもそも眼下の景色はコンクリートではなく、どこかの公園の砂場に変化している。
「.........................!?」
反射的に、昔習った『着地したときの身体に起こる衝撃を無くす』やり方で、砂場に着陸する藍鈴鈴蘭。
「え?」
そして、目の前には遊びに来ていたらしい親子の呆然とした姿が。
「................こんにちは、空から落ちてくる系ヒロインです」
とりあえず問おう。
ここはどこ?
SSってこんなんでいいんでしょうか?これでキャラの感じがわかってもらえればいいんですけど。
いいと思います。
完璧ゆえの苦悩……。
これ一つ見るだけでどんなキャラクターかは結構把握できるものですからね。
やはり読者参加の方々にも提出を義務付けてもらうほうがいいでしょうか。
出せない人のキャラは参加取りやめ←実際把握できないキャラを書くのは苦痛です。
企画運営を円滑に進めたいなら、この案ご検討お願いします。
ゆうきさん、良いですね!
才能が有りすぎるのも、一つのデメリットだということですね。
やりたいことがないと、そうなりそうです。
あ、ってことは、物語でやりたいことができて明るくなる、というのはどうでしょうか?
詩歌さん、少し考えてみます。
確かにこのままだとキャラの把握は難しいです。
一つの手は読者参加の方々の性格を多少知ってる僕がショートショートを書く、でしょうか?
その場合は多分5分クオリティになりますけど、なるべくキャラをはっきりさせます。
あ、それとですね。ss書いたらウチのキャラにいろいろと変更点ができました。
一つ目。鈴蘭は10年後の未来からトリップしてきました。所謂未来人です。
二つ目。この藍鈴鈴蘭は、『全ての事柄について最高値を出せる』キャラです。例外として何かは苦手、ということはありません。
お願いしますですヽ(゚゚)
アリスを主観で書ける人は相当知識がある人なので、そうでない人は私同様調べ物に時間がかかると思います。つまり、アリス回はないですね(--*←
いつも背景と同化しているSF系天然地蔵、アリスさんもそこそこカオス要員←
一人称のつもりなので、行動パターンが読めればたぶん書けます。
なろうの執筆で調べ物とか久しぶりです←
全員カオス要員でいいですよね←←
冬休みになったので、本格的に動き始めます。
まずはキャラ設定。
作者参加の人達はSSを書いてもらってるのですが、問題は読者参加者ですね。
とりあえず、数分クオリティでもいいので書いてもらうことにします。
大体の流れがわかればこちらで色々と修正するので。
相手の都合が悪い場合はこちらで勝手に考えさせてもらう、というのはどうでしょうか?
会議に来なくて本当にすみません!そういえばどうなったんだろうと思ってきてみて進んでてびっくりしました。えと、とりあえずSS書けばいいんでしょうか?次からはもっとこまめにきます。本当にすみませんでした。
読者参加の方々のを待つのに相当時間かかるでしょうし、できれば早めに第一話(あるいはプロローグ)を上げたいところですね(・・`
相手の都合が悪い場合は、そのキャラ未登場で時間を稼いでる間に何とか書いてもらってください。
SSの提出がない場合、そのキャラクターを書くのは誰しも無理です。
そこでこっちに任せるなんていう人は、企画参加の意味をわかっていません。丸投げの無責任は企画全体の破綻につながる可能性があります(・・`経験則からして
一先ず連絡が取れるまでに現在SSが提出されているキャラのみで話を進めることとするのが最善かと。
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