ー*ﾐｶｻとｴﾚﾝ【非募】

雪降ってそうなイメージなのにな！俺も去年も見なかったな。

行って欲しくないなら、言うなよ！行って欲しいのかって思うだろうが…（座り込み）

俺は言ってるけど、お前は言わなさそうだからな。
わ、笑ってねぇよ！ほら！ミカン（目を背けてミカンを差し出し←）

寒いの苦手だけど、雪見たい…一度でいいから雪だるま、作ってみたい！…と、思わない？

行って欲しいなんて思わない。
あの時だって思ってなかったけど、エレンにとってそっちの方がいいなら、私が縛ってはいけないと思ったから…(座り込む相手をボーッと眺め)

本当に言ってる？何か我慢してない？
ありがとう。コタツで、みかん…いや、コタツでアイスの方がいいか…(みかんを剥きながら)

雪だるま作った事ねぇのか？

俺は、お前と居たいんだよ。他の女と居たいなんて１つも思わねぇよ（相手をチラッと見て）

ミカサこそ、我慢してないか？
コタツでアイスいいよな！喰いたいな…

作ったことない。エレン、あるの⁉

……本当？よかった…！(自分も座り込み、相手の両手を握って)私、もうあんなこと言わない！エレンを絶対手離したくない！

してない。今は、特にない…と、思う。
雪○だいふく？コタツに一番合う気がする。

ガキの頃にな。ちっこい奴とデカい奴作って、ちっこいのが溶けた時、俺泣いてたの覚えてるな。

当たり前だろ（握られた手を見て）もう、余計な事考えるなよ？

ないなら、いいけどな。
雪○だいふく…あ！昨日違う味の雪○だいふく初めて見たぞ！

…可愛い(小声で呟き)

考えないようにする…というか、エレンに相談するように心がけよう(握ったまま←)

何か、チーズケーキみたいな…？

あ！ミカサ居たのか！
……おい、聞こえてるぞ（ジーっと見て←）…なぁ、ガキが雪だるま作んのが、可愛いのか？（全く理解出来ない顔で相手を見て）


お、おう…（離そうとせず←）

いや、苺かなんかだったような…ピンクっぽかったぞ？

うん、居る。
エレンだから、可愛い。小さいエレンが…雪だるまを…(想像して口元が緩み←)

…エレンの手、あったかい(更にギュッと握り)

チーズケーキ味で中に苺のソース？らしい…よく見てないけど。酸っぱそう…

おい、お前…口元緩んでるぞ（相手の口をギュっと抓り）可愛くねぇだろ。溶けて泣くようなガキなんだぞ？

何言ってんだよ！（照れてしまい、パッと離し←）

あれ、チーズケーキなのか！旨そうだな…酸っぱいの嫌いなのか？

うっ⁉…(手を引っ張って離し)…そこが可愛い。小さい子らしい感じで…(今度はマフラーで口元を隠して)

あ……私の手、冷たいから(寂しそうに手をジッと見て)

私が言ってるのと同じなら…
酸っぱいの、好き。一番好きかも…

あっ！…（手を離され舌打ちし←）ミカサがガキの頃に、同じ事したとして……って考えると、何となく可愛いな（想像し、笑いそうに）

そ、そうか…だったら（手を取り両手で包んでやり）ほら、温かいか？

もしかして…梅干しも好きなのか？

違う、エレンだから可愛い！(険しい顔で←)

うん…温かい(安心した様に微笑んで)…ありがとう。エレンの手が冷えてしまうので、もういい…(そっと手を離し)

好き。あと、揚げ物にレモンすごいかけたりとか…
エレン、梅干し嫌いなの？

可愛くねぇよ！（負けじと眉間に皺を寄せ←）

あ！…なんだよ、急に離しやがって（呆然とし）
レモン、俺もかけるぞ！同じだな。
…だって、めちゃくちゃ酸っぱいだろ？（梅干しを思い出して身震い←）

可愛いの！(相手の眉間に指を当てて皺を伸ばそうと←)

……じゃあ、ずっと握ってる(手を取って)

あ、また共通点。嬉しい…！
エレン…身震いするほど嫌いなの？確かにあまり酸っぱいと、涙が出そうになる。

可愛くねぇだろ！やめろ！（つい笑ってしまい←）

ずっとなのか…絶対離すなよ？（片手を離し、こそばしてやろうと悪い顔をし←）

食いもんの好み、似てるのかもな！
ああ…梅干しは無理だ…だろ？口の中ショワーってならねぇか？

やめない！(まだ指を当てたまま←)

いいの？では、離さない。…その顔は…？(眉間に皺を寄せジッと見て)…エレン、そっちの手も！(掴もうと手を伸ばし)

うん！そうかもしれない。
ショワー……って、どんな感じ？(笑いそうになり←)

やめろよ！何やってんだよ、お前は！（笑いながら手をペシっとして←）

言ったな？…いや、何でもねぇよ。あ！危ねぇ！（サっと手を上に←）

どんな感じって…ショワーって感じだろ。ほら、口の中でシュー！ってなるだろ？…あああ！伝わんねぇ…（悔しくなって倒れ込み←）

あっ、残念…面白かったのに…(拗ねた様子で手を摩り)

え！？あ、危な…っ！(手を掴もうとしたが空振りしてよろけ←)

ショワー……ショワー？…シュー…わかるような、わからないような…あ！エレン‼(起こそうと慌てて隣りに座り込み)悔しい…エレンの気持ちがわからないなんて…私としたことが…っ！(床を殴り←)

面白がってたのかよ！って、拗ねるなよな（手を掴んで、撫でてやり）痛かったのか？

危なっ……大丈夫か？（ガシッと抱き寄せ←）

そりゃ分からねぇよな…って、なに床殴ってんだよ！やめろ。穴空いちゃうだろうが！（慌てて止めに入り）

え…うん、痛かった。もの凄く(嬉しそうに←撫でてもらいたいだけw)

エレンが突然手を上げるから…っ！(しがみつき←)

悔しい…！もっとエレンを観察しよう。
あ、穴っ⁉(驚いて床を確認し)