日吉若 2013-11-08 02:52:31 |
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そうなん?ならええんやけ、ど…⁉︎(小さく聞こえた独り言のような言葉は途切れ途切れにしか聞こえず。
はて、一体どうしたものかと問おうとした矢先。上半身裸の相手に無理やりと言って良いように向き直されたと同時の予測不能の言葉に目を丸くし)
こんな思いて…どんな思いやねん?俺は心配しとって、ほんで大丈夫やったから安心しただけやん。それのどこがおかしいねん?
分かってなくてやってるんですか?…ハッ、タチが悪いにも程がありますね。喋るのも面倒です。こうしたら、あんたにも分かりますか。
(自分よりも幾分か背の高い、強く言っても尚理解出来ないらしい相手を覗き込むようにすれば完全に目が据わっており。嘲るように笑うと肩から手を相手の後頭部に移し押さえつけ口付けようとし)
はあっ…!?ちょお、まっ…自分、何しとるか分かっとんのか!?(驚きに体を仰け反らせるとその視線から思わず目を逸らしてキュッと瞑り。「ひ、日吉…とりあえずほら、上羽織らんと風邪引いてまうで…?」なんて誤魔化すように逃げる体勢をとり)
今はそんなものより大事な事がありますから。
(離すもんかと言わんばかりに空いた片手で相手の腰をホールドし、ぴたりと自分の身体と相手のそれを密着させ。目を閉じた顔を眺めた後愉悦の微笑みを浮かべて「そんな顔も出来るんですね?」と問えば、今度こそ口付け)
あ、ぅ…んっ…!?(密着した身体と腰に回された腕。それだけでも今の彼には十分すぎるくらい混乱を招く材料になり口づけられると思わず間抜けな声と吐息が漏れ出し)
…可愛いとでも思ってるんですか?その声。
(唇を離すと口調とは裏腹に満足気に目は細められて。先刻まで思考だけであんなに煩く喚いていたはずの理性はもう何処にもおらず、ただもっと相手の余裕を失わせたいという思いで頭はいっぱいで。後頭部の手は今度は相手の胸板へと移り、相手の身体を押して長椅子に座らせようとし)
あ、ほか…!んなつもりで出すわけあらんやろ…!なっ…?(胸板を触られひくん、と身体を跳ねさすも今度は間抜けな声を出さずに済むと押された勢いでトン、と長椅子に腰掛け)
な、何や日吉…?今日おかしいで…?
おかしいと思うなら、あんたがそうさせたんです。喋っても分からない、実力行使に出ても分からない、…じゃあ俺は何をすれば良いんだよ。
(思惑通りに動いてくれた相手に覆いかぶされば更に笑みを深めて、さも愛おしげに相手の唇をゆっくりなぞってゆくも僅かな沈黙の後に笑顔は消え失せ。低い囁き声と共に乱暴に相手を押し倒して)
分かるも何も俺ら男同士やで…?んっ…!?(乱暴に倒され漸く相手の行動を理解したのかそれでも尚どうしていいか分からず僅かに不安の色をにじませた瞳で見つめるも半ば呆れたようなため息を吐き)
俺だって勿論そんな趣味はないですよ。…でも、あんたのそういう顔は、好きです。――チッ、何だよこんな時に。
(コートの上とは全く違う表情を見せる先輩を見下す快感に襲われ背筋がぞくぞくと甘く震えて、此方も普段なら絶対に言わないであろう告白をし。さあこれからどうしようか、という時に突然どこからか大きな、おそらくマナーモードの携帯が発する振動音が聞こえて顔を上げ、舌打ちと共に焦った調子で)
…お前変態なんやな(なんと声をかけていいかわからず率直に思ったことを述べると携帯の振動に気付き「出ぇへんの?急ぎの用事なら、出た方ええんちゃうんか…?」と促し)
うるさいです。
(ため息をつきながらガシガシと頭掻き椅子から降りて、ロッカーの中の己の鞄を漁ればやはり鳴っていたのは自分の携帯で。ろくに着信相手の名前も確認せず出ると「あ、今帰ってる途中?ぬれせんべい全部食べちゃってたでしょ、買ってきてよ」と飽きる程聞いてきた母親の声が響き渡り、凄まじいスピードで現実に引き戻され。返事もしないまま呆然と通話を切り、思わず触った自らの腕は予想外に冷えていて着替え中であった事を思い出し怖々と振り返れば夢中になって押し倒していた先輩が。さーっと血の気が引いていく音と共に眩暈が襲ってきて)
ちょ、自分…大丈夫なん!?(ふらりと倒れこみそうな勢いの相手を抱え「ほら、言わんこっちゃないやんけ…」と相手の服を乱暴に引っ張り出して投げ渡し)
ほら、はよ帰るでー。ちゅーか俺なんで押し倒されたん?
――…。
(「はぁ」やら「あぁ」やらの意味を持たない声を発しながら抱えられた後力無く座り込んで、投げられた制服も受取ろうとしないまま足や肩にかかり。今現在死ぬ程後悔している行為もあまり気にしていない様子の相手に脱力して頭抱え、しばらくそうした後絞り出すように「すみませんでした」と言ったまま相変わらず動かず)
日吉?風邪引いてまうでー?服着んとー
ああ、気にせんでええよ?(仕方なしに着せてやると目を細めて気づかれない程度に笑うと何ともなしに軽く抱きしめてみて)
もう、ほ、ほっといて下さい…。
(こんな時にも気遣いの出来る先輩に今は不思議と苛つかず、ただ情けない声で強がってみるばかり。肩にかけられたシャツと優しい言葉にもう何度目になるのか深いため息をつけば、相手の体がそっと自分のそれに寄せられて。「…そんなんだから、俺みたいなヤツに襲われるんですよ」と言いながらも大人しくされるがまま)
すみませんでした。
(離れられた事を若干残念に思いつつ立ち上がって謝罪の言葉を口にして、シャツに袖を通し今度は手早くボタンを留めて。狼狽えた相手を弱弱しいものだが微笑みを浮かべて見つめ「好きっていうのは本当ですから」と言いながらネクタイ締め上着を羽織り着替え完了させ)
(/徐々にで構わないのですが、そろそろこの日吉君編を終わりにさせたいと思っています。初っ端からアダルトな感じになってしまった手前物足りないかもしれませんが、CP要素をあまり感じさせない雑談などの日常系シチュも全然大丈夫です!次にご希望なさる相手やシチュはありますかね?)
(勿論、構いませんよ!ええと、キャラ的には難しいかもですが亜久津が背後好きでして!
もし良ければ…なんて…あ、シチュエーションはお任せしますよ!)
(/そうですね…経験が全くない為偽物の可能性が高いですが、私も好きなので頑張らせて頂きたいです!一応忍足の方は亜久津を知っているようですがほとんど面識はないみたいなので、出先で偶然出会った後しばらく会話、みたいな感じで大丈夫でしょうか。
あともう一つ。微妙に残った日吉君編はどうしましょう。着替えさせてはみましたので後は部室から出てバイバイだと思いますが、もう亜久津編に行っちゃいますか?)
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