赤司征十郎(俺) 2013-11-07 02:03:40 |
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勿論。寧ろ頼りにして貰わないと困るくらいだ。(好意を寄せる相手に頼られたら誰だって幸せだろう、控えめな問い掛けには眠気を感じさせない程に即答するものの、限界に近付く睡魔に小さく唸っては相手が目を瞑ったことに気付いて「お休み、征十郎」と挨拶を述べ瞼に口付け)
ん、(薄れゆく意識のなかでふと小さな感覚があり、目を開けようとするもやはり睡魔には負ける、いくら目を開けようとしても逆にずいずいと睡魔が襲ってくる、しょうがない、諦めてもう寝てしまおう、と意識を手放して。
…、…(聞こえてきた穏やかな寝息に耳を傾けて、相手が完全に寝入ったことを確認。第二釦まで開かれたシャツから覗く無防備な首筋へぴたりと唇を寄せては強く吸いつくも上手く力が入らずに。暫くして口を離し首許へ視線遣ると薄くとは言え確りと鬱血痕が残っていて、満足感に浸りつつ目を瞑り此方も意識手放して)
ん…、何時だろ…(ふと目をさまし、ずいぶん寝たような気がする。体が起きてないようで重いものの時計に目を遣れば、二時間ほど経っていた様子で、隣の相手にちらりと目をやって。
…もう起きるのか、(人の気配には敏感で相手が起床すると直ぐに気付き、未だ眠たい為に重たい瞼を開けては相手をぼんやりと視界に捉え。一人で居た期間が長い為かだらけ癖があるらしく、中々起きようとせずに布団を顔まで上げて)
眠い。(大人しく撫で受けながら声量小さめに返事をして、再び遠のき掛ける意識を何とか持ち直そうと枕に顔を押付ければ意を決した様子で上体をむくりと起こし「…起きる」と。)
御前が居るのに、いつまでもだらけてはいられないよ。(目が覚めると隣には大好きな相手が居る状況に幸せを噛み締め、寝起き故に若干呂律が回らないのか柔らかな口調で述べては「おはよう」と頬へ口付け)
嗚呼、おはよう、(頬へと口付けを受ければ、照れ笑いを浮かべて、お返し、とでもいうかのように此方も相手の頬へと口付けを落として。
…征十郎が此方へ来てから随分と時間が経ったような気がするんだが、(慣れたその行為が齎す柔らかな感触に擽ったさ感じてくすくす、と笑ったなら「彼方ではどのくらいの時間が経過したんだろうか」と腕時計を見遣りつつ)
確かに、結構な時間を過ごした、(相手の言葉にこく、と頷き同意すれば、『此方と彼方は時間は同じなのかな?』と首を傾けて問い。
…此処は夢の中だからな、長く感じていても其れは錯覚で、未だ数秒しか経っていない可能性もある。(忙しく動く秒針をぼんやりと眺めて意味も無く腕時計を指でなぞるように撫で遣っては、何とも形容し難い声色で。)
そうなのか(相手の声色に少し不思議そうに相手の顔を見て、何を思ったか撫でてみて、『それでも、僕は確かに征と二人でこの時間を過ごしてるんだよ、錯覚なんかじゃない。』と、自分に言い聞かせるように相手を抱き締めて左記呟き、
征十郎は何処へ行っても、ずっと、永遠に、俺のものだよ。(ゆっくりと、尚且つ控えめに相手の背へ腕回しては緩く抱き返し、表情を隠すべく顔を俯かせて口許に弧を描き「それだけ覚えておいて」と。)
ああ、ちゃんと覚えているよ。(こく、と相手の言葉に頷いて見せれば、顔を隠した相手を不思議そうに見詰めるも、相手の表情は見えなく、寂しさをまぎらわすためか相手の頭を撫でて、
俺は幸せ者だな、(頭部撫でられ満足気に笑みを深め、俯かせていた顔を上げては言葉通り幸せそうに柔らかな声音で述べて「征十郎に、沢山触れたい」自分と瓜二つな相手の顔見据えつつ頬を撫で遣り)
僕だって、征にたくさん触れてほしいし、触れたい、(相手の言葉に此方も微笑めば左記述べて、だがなにか寂しいような感情がある、きっとそれはこんなにも愛している相手と離れることへの恐怖心だろう、今まで感じたことのない感情が己の中へと広がっていくことに気付かぬ内に何かに怯えた表情をしていて。
…、……(表情を確認しなくとも同一人物である為か感情がある程度共有されるらしく、胸中に雪崩込んで来るような不安感や恐怖心に見舞われて息を飲む。みっともない顔をするな、なんて軽口も叩けず相手の腕を引いて此方側へ引き寄せては力強く抱き、耳元で耳打ちするかのように「大丈夫だよ、」とだけ告げ)
そういえば、寝る前にキスマークを付けたんだが。(ふと就寝前に刻んだ鬱血痕が気になり相手の首元を覗き込んでは薄らと存在する其れを撫でて「気付いてたか?」と首を傾げ)
き、す…まーく…(相手の言葉に、かぁぁぁ、と顔を真っ赤にして、鏡を見て確かめれば、確かにそこには薄くはあるがきちんとした鬱血痕が、『気付いてたか?』などと問う相手にしてやられた、なんて頬を真っ赤にして心のなかで呟いて、ふるふると首を横に振って、気付かなかった。という意思を見せて。
まあ征十郎は寝ていたし当然か、(他より白さのある肌が赤く染まってゆく過程は何度眺めても飽きることは無く、油断すれば口から漏れ出そうになる笑いを必死に堪えながら平然を装い上記述べて。)
う、うう…(相手の顔を見れば、平然と装ってはいるものの笑いをこらえているのが見え見えで、その様子を見ていれば、赤くした頬を片手で隠して。
もっとつけたいな、一つだけではとてもじゃ無いけど足りそうにないから、(何より相手の身体に一つだけ居座る其れは薄過ぎて数日もしない内に消えてしまうのが目に見えていて、更に増やそうと身を乗り出し。)
何処がいい?(再度寝台に横たわった相手の両脚の間に身を割り込ませて手は相手を挟む形で脇へ着き、ちらりと相手を一瞥して)
征にまかせる、(何処がいい?だなんて聞かれても恥ずかしすぎて言えない、どうせなら相手の好きなところへ施してもらった方が嬉しい。と思い上記述べ、
なら、全身につけようか。(なんて当然の如く躊躇いもせずすんなりと述べ、一先ず薄らと残っている鬱血痕を上書きしようと同じ箇所に唇を寄せ吸い付きながら相手の着用する服の釦に指を掛け)
んっ…(首もとへと吸い付かれれば、林檎の如く頬を染めて、堪えてたものの少し声が洩れて、嫌な感情など一切なく、離してほしくない、という心情もあって、相手の袖をぎゅ、と掴んで。
……、嫌?(徐に顔を上げて色濃く変化した鬱血痕に多少満足するも数的にはまだまだ足りない様で。然し相手が己の袖を掴む行動が止めて、と謂う意味合いである可能性を考えれば釦を1つ外すのみで手を止めて)
やじゃない…(相手の行動が止まって問われれば、ふるふると首を横に振って否定して、『離さないで、ほしい…』と小さく伝えて。
手でも繋いでおこうか。(小さく紡がれた言葉に目を細めて両手共相手の手と左右それぞれ重ね合わせては指先も絡めるように繋ぎ、先程釦一つ外した事により露になった鎖骨に口付け落とし)
……(首筋同様に鎖骨にも鬱血痕を刻んだ後、何やら口数が減ったように思える相手の顔を心配そうに覗き込んで「…征十郎?」呼び掛けると同時にきゅ、と手を強く握って)
ん…?どうした?(自分の名を呼びながら顔を覗きこむ相手の表情は、心配そうな雰囲気であり、それがとても珍しいもので思わず写メとりたい…等と自分らしからぬ思考がふとよぎり、そんな思考を棄てるように軽く左右に頭を振れば、『大丈夫だよ、』なんていつも通りを装って微笑んで、
あげとくよ、(ふと部屋を見渡すも相手の姿はなく、寂しげに双眼を細めれば小さく左記呟いて、相手が現れるのを今か今かと心待にしているようで。
──、(呼吸を潜めて極力足音立てぬよう相手の背後に歩み寄り真後ろに到着すると、後ろから相手の目許へ手伸ばし視界を覆い隠して「誰だと思う?」なんて分かりきった質問を。)
んっ…(いきなり暗くなった視界に少し肩を揺らして、聞こえた相手の声に安心したように笑えば、『征。僕の大好きな人。』なんて恥ずかしそうに当ててみれば、くるりと振り返り、『会いたかった。』と抱き締めて。
、俺も征十郎に会いたかったよ。(まさか“大好きな人”と形容されるとは予想して居らず目を見開き、不意打ちに近い其れに嬉しさと気恥ずかしさを覚えつつも直ぐ柔らかな表情を作り同調。相手の背に腕回し抱き返しては耳朶に口付け、)
僕の方がきっともっと征より会いたかったよ(耳朶への口付けを受ければ、少し声を洩らして。それを気付かれないように、上記のべて、照れ隠しの為か、自分からも相手の背中へと手を回して。
安心しな、其れは気の所為だから。(言葉にさえしないものの己だって目前の相手よりもきっと会いたい、と焦がれていた自信はある。ふふ、と吐息が交ざった笑い声漏らして抱き締める力強めれば背を撫で遣り)
気のせいなんかじゃないよ、(相手が言葉に出さないことを知りつつもやはり自分も相手にその気持ちが勝る自信があり、譲れない様子で。背中を撫でれればわかりやすく肩を揺らして、
如何だか、(其の侭笑いを乗せた声音で短く返答紡いでは密着していた互いの身体を離して数歩後退、ある程度の自然な距離間保って態とらしく肩を窄めてみたり。)
(/連絡も無しにレス遅くなり申し訳無いですすす…!まったりペースではありますがまだいらっしゃいましたら引き続きお相手お願いしたいです…!!/土下座)
(/大丈夫ですよー!こちらこそこれからもよろしくお願いしますっ、)
ん…(離れた相手に不思議そうにするも、今まで自分に密着していた体温が消えたことによりかなりの寂しさを感じているようで、かといって自分から相手にくっついていくのも少し恥ずかしい気もする、どうしようか、と考えていて
炬燵は暖かいな、…(勿論夢の中である精神世界に気温は存在しないものの現実世界の季節が冬である事を意識すると若干肌寒さを感じ、温もりを求め何時の間にやら炬燵具現化させては至極緩い表情でぬくぬくと暖を取り始め)
僕も入っていいかい?(暖かさに表情を緩める相手を見れば自分までなんだか寒くなってきた様子で、律儀に炬燵の横に正座しては早く、と返事を急かすような目で相手を見て、
構わないよ。早く入りな、(現実世界で暮らしていた頃に比べると此方では一人で過ごした時間が長い為か他人の目も、時間をも気にする必要が無くなった分性格や思考回路、全てにおいて緩くなった様子で。至極心地良さそうに寛いで目線のみ相手に寄越し急かすような視線確認しては短く笑い、一つ頷き)
ん、ありがとう、(ささ、と素早く炬燵に入れば、思わずこちらも表情が緩くなってしまい、ほう、とゆったり息をつけば『あったかいね、炬燵も悪くないかもしれないな。』と嬉しそうに呟いて。
悪い所か寧ろ炬燵は良い物だと思うけど、(肌の表面ばかり暖まるのでは無くじんわりと身体全体に広がる暖かさに嵌りすっかり炬燵の虜になって目元緩めては「此処で湯豆腐なんて食べたら、きっと居心地が良過ぎて一生出れない」好物の名を上げて抜けた発言を。)
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