赤司征十郎(俺) 2013-11-07 02:03:40 |
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ん、(相手の呟くような謝罪を聞けば自分の顔を隠すようにして相手に抱きついて、『…嫌だ。』と聞こえるか聞こえないかぐらいの声で呟けば、『嫌だ、僕はこの夢から目覚めたくない…!』と震える声で続けて。
…何故?(再び抱き着かれた事も震えた声で相手が放った発言も想定外で、驚いたように目を丸く見開いては一先ず相手を宥めるべく優しく抱き返し。先程相手が怖がるような行動をしたにも関わらず目覚めたくないと主張する相手を不思議に思い首傾げて)
寂しくなったら、また俺の夢を見れば良いだけだ。(自分の望む夢を簡単に見られるとは思わ無いが相手を落ち着かせるのが最優先と判断し、再度逢える可能性が有る事を告げたなら「此処で待っていてあげるよ」と。)
泣かないでくれ、(静かに涙を零す相手に眉尻下げて頬へ掌を添えれば親指の腹で涙を拭い取り、此方も一度だけの逢瀬では正直満足出来ず「離れたく無いのは、俺だって同じだ」と素直に同調し)
…ずっと、此処に居れば良いよ。(己と同様に相手もこの空間で暮らす事が出来れば、なんて柄にも無く甘い期待を抱き言葉紡いで赤髪に口付け落とし)
案外頑固なんだね、征十郎。(漸く顔を上げた相手に安堵し相好を崩した直後、頬に柔らかい感触受け一瞬驚き動作を止める。次いでふ、と短く笑えば唇を重ねて)
んん、(唇へと口付けをされれば、火が吹くほど真っ赤になり、相手から発せられた『頑固』という言葉に苦笑しながら『絶対一緒がいいから。』と言えば、ぎゅ、と抱きついて、
そうか。俺としても此処に居てくれた方が妬かずに済むから助かるよ、(人一倍独占欲の強い自覚がある己としては嬉しい言葉で、含み笑い零してはやや強めに抱き返して密着し、相手の肩口に額預けて頬緩ませ)
ふふ、キミが良いならいつまでもここにいるよ、(肩口に頭を置かれればくすぐったそうに笑って、愛しそうに相手の髪を撫でて。
出来る限り此処に居て欲しい、とは思う。(とは言え相手を縛り付ける気は更々無く、暫し撫で受けた後身を離してソファから腰を上げては両腕を緩く上げ身体を伸ばし)
僕はキミが許す限りはここにいたいな、(相手が立ち上がったため横のスペースが空き、くてー、とそのまま体を横に倒して寝転がり、相手の顔を見上げて上記述べ、
御前には適いそうに無いな、(未来の自分は随分と甘え上手な様で逐一反応や発言が愛らしくついつい笑みを零しがちで。自分の前で表情を偽る必要も無いか、と意識するのを止めれば片手にブランケットを持ち、相手に掛けて)
へえ、じゃあ俺も征十郎に従わなきゃならないのか。(ソファの傍らに腰を下ろして、ソファに背を凭れると可笑しそうにくつくつと喉奥で笑い、同時に肩を揺らして)
成程、なら折角だし一つ言う事を聞いて貰おうかな。(きっちりと乱さずに着用していた己の制服見下ろしてからネクタイの結び目に指先を引っ掛け、徐に其れ緩めるとカッターシャツの釦も二個程解き「名前で呼んで欲しいんだが、」横目で相手見遣りながら述べ。)
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