‥俺と僕、【黒バスbl/赤赤】

そうだね（相手の提案にこくりと頷き同意して、相手の見やったソファーへと歩いていき

何か飲む？…すまない、どうもてなせば良いのか分からないんだ。(何かと相手を気遣う様に表情を伺うも此処に一人で居た期間が長く思考が鈍っている模様、申し訳無さそうに視線を伏せてソファに腰掛け)

いや、大丈夫だよ、（相手の言葉にふるふると首を横に振り、相手の様子を見て、『そんなに気を遣わなくていいよ、キミは僕、僕はキミなんだから、ね？』と相手の目を見て首を傾けて微笑んで

…そう言って貰えると助かるよ、(重なる視線にほう、と安堵の息を密かに吐いてから「彼方は如何？楽しい？」ふと現実世界に興味を抱き率直に問うて)

僕の世界かい？（相手の言葉を復唱して首を傾けて、『面白い、のかな、いい仲間はいるよ、』と嬉しそうに話して、

仲間か。楽しそうで何よりだ、(同じ人間でありながら此処にしか存在出来ない自分とは違い、外で様々な人間と接する相手に僅かな嫉妬を感じながら「少し羨ましいよ」と。)

…キミにとっては嫌な話だったね、気付けなくて申し訳ない。（相手の言葉に悲しげに顔を歪ませれば上記のべて、

外の奴等は、何時だって征十郎と話せるんだろう？良い気分はしないな。(自分よりも相手と接する時間が多い見知らぬ誰かに眉根を寄せて素っ気なく告げ)

つまりは…キミよりもぼくと多く話す彼らが気にくわないのかい？（相手の言葉にそう解釈したのか首を傾け乍問い。

…ああ。其れが如何かしたのか、(数秒逡巡、後に一度頷き肯定してから此方も首を傾げて)

いや、特に気にかかることはないよ…（相手の真っ直ぐな肯定に頬に熱が灯るのを感じれば相手に寄りかかってみたりして『キミ、暖かい。』と小さく呟いて相手の体で自分の顔を隠すようにして

然程変わらないと思うんだが。(生憎自分では体温を確かめる術も無く小さく苦笑い。寒いのだろうか、凭て来た相手を密かに心配し体温を分け与えるべく彼の背に手を回しては軽く抱き寄せて密着し)

や、キミの方が暖かいんだ、（くっついたまま少し恥ずかしそうに笑って左記述べて

…寒いなら何か羽織る物でも、(…と、此処まで述べた所で羽織るものがあれば必然的に自分から離れてしまう事に気付き、直ぐ口を噤めば相手の後頭部を撫で遣り)

ん？なにかいったかい？（相手が直ぐに言葉を切ったため何をいったのか聞こえてなかったようで、不思議そうに首を傾けて問い。

気の所為じゃないかな。(素知らぬ顔して問い掛けを流し、相手が離れてしまわないように抱き締める力を強めては「こうして居ると暖かいね？」額同士をこつん、と重ね至近距離で同意求め)

そうか？ならいいんだけど、（流されたことに気づかず左記述べて、『あ、あぁ、そうだね…！』額同士を当て、それに追加で至近距離で同意求められれば真っ赤になりながらこくんこくんと頷き同意して

やはり、征十郎の方が暖かい気がするよ。(赤く染まる頬は視覚的に暖かい印象が有り僅かに笑いを含んだ声で「真っ赤じゃないか、」と頬の赤みを指摘しては額を離し可笑しそうにくすくす、と。)

真っ赤なのはキミのせいだよ…？（片手で自分の頬を触ってみるもやはり熱い、自分のせいとは認めたくなくて上記のべ、額を離されれば少し安心したように頬を緩ませ

俺の所為？…如何して？(離れたことにより分かり易く安心して見せた相手に眉尻を下げ苦い表情を作りながら言葉に耳を傾けるも、上手く理解出来ず率直に訊ねて)