赤司征十郎(俺) 2013-11-07 02:03:40 |
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…もう起きるのか、(人の気配には敏感で相手が起床すると直ぐに気付き、未だ眠たい為に重たい瞼を開けては相手をぼんやりと視界に捉え。一人で居た期間が長い為かだらけ癖があるらしく、中々起きようとせずに布団を顔まで上げて)
眠い。(大人しく撫で受けながら声量小さめに返事をして、再び遠のき掛ける意識を何とか持ち直そうと枕に顔を押付ければ意を決した様子で上体をむくりと起こし「…起きる」と。)
御前が居るのに、いつまでもだらけてはいられないよ。(目が覚めると隣には大好きな相手が居る状況に幸せを噛み締め、寝起き故に若干呂律が回らないのか柔らかな口調で述べては「おはよう」と頬へ口付け)
嗚呼、おはよう、(頬へと口付けを受ければ、照れ笑いを浮かべて、お返し、とでもいうかのように此方も相手の頬へと口付けを落として。
…征十郎が此方へ来てから随分と時間が経ったような気がするんだが、(慣れたその行為が齎す柔らかな感触に擽ったさ感じてくすくす、と笑ったなら「彼方ではどのくらいの時間が経過したんだろうか」と腕時計を見遣りつつ)
確かに、結構な時間を過ごした、(相手の言葉にこく、と頷き同意すれば、『此方と彼方は時間は同じなのかな?』と首を傾けて問い。
…此処は夢の中だからな、長く感じていても其れは錯覚で、未だ数秒しか経っていない可能性もある。(忙しく動く秒針をぼんやりと眺めて意味も無く腕時計を指でなぞるように撫で遣っては、何とも形容し難い声色で。)
そうなのか(相手の声色に少し不思議そうに相手の顔を見て、何を思ったか撫でてみて、『それでも、僕は確かに征と二人でこの時間を過ごしてるんだよ、錯覚なんかじゃない。』と、自分に言い聞かせるように相手を抱き締めて左記呟き、
征十郎は何処へ行っても、ずっと、永遠に、俺のものだよ。(ゆっくりと、尚且つ控えめに相手の背へ腕回しては緩く抱き返し、表情を隠すべく顔を俯かせて口許に弧を描き「それだけ覚えておいて」と。)
ああ、ちゃんと覚えているよ。(こく、と相手の言葉に頷いて見せれば、顔を隠した相手を不思議そうに見詰めるも、相手の表情は見えなく、寂しさをまぎらわすためか相手の頭を撫でて、
俺は幸せ者だな、(頭部撫でられ満足気に笑みを深め、俯かせていた顔を上げては言葉通り幸せそうに柔らかな声音で述べて「征十郎に、沢山触れたい」自分と瓜二つな相手の顔見据えつつ頬を撫で遣り)
僕だって、征にたくさん触れてほしいし、触れたい、(相手の言葉に此方も微笑めば左記述べて、だがなにか寂しいような感情がある、きっとそれはこんなにも愛している相手と離れることへの恐怖心だろう、今まで感じたことのない感情が己の中へと広がっていくことに気付かぬ内に何かに怯えた表情をしていて。
…、……(表情を確認しなくとも同一人物である為か感情がある程度共有されるらしく、胸中に雪崩込んで来るような不安感や恐怖心に見舞われて息を飲む。みっともない顔をするな、なんて軽口も叩けず相手の腕を引いて此方側へ引き寄せては力強く抱き、耳元で耳打ちするかのように「大丈夫だよ、」とだけ告げ)
そういえば、寝る前にキスマークを付けたんだが。(ふと就寝前に刻んだ鬱血痕が気になり相手の首元を覗き込んでは薄らと存在する其れを撫でて「気付いてたか?」と首を傾げ)
き、す…まーく…(相手の言葉に、かぁぁぁ、と顔を真っ赤にして、鏡を見て確かめれば、確かにそこには薄くはあるがきちんとした鬱血痕が、『気付いてたか?』などと問う相手にしてやられた、なんて頬を真っ赤にして心のなかで呟いて、ふるふると首を横に振って、気付かなかった。という意思を見せて。
まあ征十郎は寝ていたし当然か、(他より白さのある肌が赤く染まってゆく過程は何度眺めても飽きることは無く、油断すれば口から漏れ出そうになる笑いを必死に堪えながら平然を装い上記述べて。)
う、うう…(相手の顔を見れば、平然と装ってはいるものの笑いをこらえているのが見え見えで、その様子を見ていれば、赤くした頬を片手で隠して。
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