クラピカ/ 2013-10-30 23:56:14 |
通報 |
気付かなかったのならお互い様ですよ。
(此処迄相手との会話を長引かせる気なんて無かったのか、もしくは包帯で隠しているものの額の逆十字架だったり姿を変えているが一応はお尋ね者。『面倒だな。』と正直に心の中で零すと撫でていた手を引いては「無事なら良いんです。…それでは僕は此れで。」と極めて相手に違和感を抱かせない様に努めて)
あ、ちょっと...(彼の最後の発言に引き止めようと上記を述べ_見知らぬ奴に言うのも可笑しいがどうしても相手にお詫びをしたいと言う気持ちは山々で少々言いにくそうに頬をぽりぽりと掻きながら「良かったらお茶でも..やはりぶつかった相手に何もせずに帰るなんて事は出来ない主義だからな。」と淡々と話していき)
え…。あ、あぁ、そんな気を遣わなくても…。
(相手はあくまで善意での行動なのだろうが呼び止められた事に思わず少し目を見開くも直に考える様に僅かに眉間を寄せて。普通の行動ではあるのかもしれないが自分が素性を隠しているとは相手は知る由もないのだろう。少し思案する様に相手から目線を逸らし考えては少しばかり息をついて「でも僕もぶつかってしまったので、普通に一緒にお茶をするという事でどうでしょう?」と流石に相手に責任を取らせるのも気が引けたのかそう答えて)
急いでいるなら無理しなくても...用事の方を優先してもらっても構わない(己の行為が迷惑だったのでは..と思えば申し訳なさそうにそう述べていき_また何処かで会えたらその時は。なんて思い「嗚呼、お詫びとして」とそう告げれば_まるで私はナンパでもしているかのような光景だな。と声には出さず
いえ、用事がある訳ではないですよ。只心配させて申し訳なかったんです。
(現に仕事がある訳でもないので焦る必要も無い…_少なくとも団員から電話等が掛かって来なければ。ひらひらと片手を振っては近くの喫茶店を指差して「向こうで大丈夫ですか?お詫びではなく、純粋に話がしてみたいので。」と口元に緩く弧を描いては尋ねて)
なら良かった..ぶつかった相手の心配をしない奴なんて居ない(彼が年上だとは関わらずに敬語を使わず淡々と云い。
指を差した方向を見れば其処には喫茶店があり「うむ、私は大丈夫だ。そう言ってくれる嬉しいな..なんだかお前とは話が合いそうな気がする」と彼が奴等だとは思わずに小さく微笑み)
…君もぶつかられた事をお忘れなく。
(相手ばかりが心配しているが少なくとも相手もぶつかっている訳で、怪我がないことは知っているものの少し悪戯っぽく笑みを浮かべてみて。相手の承諾を得たのはいいが其の穏やかな笑みに自分も少し安堵した様に緩やかに微笑を零し、先程指した喫茶店の方へと向かって行って。中世的な姿だが、男性だろうか等と横に居る相手を横目で観察して)
じゃあ、お互い様って事だな。この件についてはもう謝罪は無しだな(優しい奴と出会えて良かった。と思いクスリと笑えば上記を述べていき、清楚な姿に少し見とれれば_そう言えば名を聞いてないな。と思いまぁ、後で名を聞けばいいかと頭の中で独り言を云い)
そういう事ですね。
(最初の淡々とした態度とは違い、少し話してみれば表情も柔らかく先程会った筈の相手なのに何処と無く可愛らしく感じて。何を考えているのかと緩く首を振ってはぼろを出さない様にもう一度頭の中で決意して店内へと入って行き、空いてる席へと歩を進めて行き。「君は何か飲みますか?」と空いてるテーブルの席に腰を下ろして)
(聞きたい事は山々だが質問攻めをしてしまうときっと嫌がれるだろう。初対面の奴にいきなり嫌われるのは心苦しいな・・・。と思っているうちに目的地の喫茶店に着けば相手に続いて入り彼の前に腰掛ければ、今日は歩き回ったのか_ふぅ。と一息付くかのように発しれば「紅茶でも飲もうかな」と相手の顔を見つめ)
あぁ…、随分疲れてるんですね。
(息をつく其の様子を眺めていると何処と無く疲れた様なその表情に思わず小さく笑っては近くを通った店員に「紅茶と珈琲一つずつ。」と軽く告げると再び相手へと視線を戻して。テーブルに片肘を置き頬杖をついては相手をのんびりと眺めて)
朝からずっと歩き回っていたから、見苦しい姿を見せてすまない(苦笑いを浮かべながら_私とした事が。なんて思い彼が店員に注文をする姿を見つめるが逸らし窓の外を見相手が頼み終わったのか声が聞こえずふと視線を感じたのか「私の顔に何か付いているのか?」と小さく首を傾げ)
朝から…、結構な時間ですね。
(朝から何をする為に歩き回っていたのだろう、仕事だろうかとぼんやり頭の中で考えていると不意に相手からの質問に自分の視線がバレたのか、と悟っては困った様な苦笑を浮かべ「いえ…、なんとなくこうやって人と話すのは久し振りで」と取り繕う様に返して。実際団員とも前の仕事以来会っていないのだから真実と言えば真実なのだが)
真剣になるといつも時間なんか忘れてしまうのだよ...(頭をぽりぽりと掻き苦笑いを浮かべていたのを云い終えた後ににこり、と微笑み「そうなのか..なら私でいい練習になりそうだな、」とそう呟けば先程頼んだ物がテーブルに置かれれば店員に無言で礼をし己の紅茶を手に取り)
真剣に、ですか。
(あくまで不思議そうに告げてみれば自分の手元に来た珈琲を手に取ってはブラックの侭少々啜って。練習相手とは此れまた面白い表現で、思わず笑みを零しクスクスと笑っては「あぁ…それでいいですね。」と軽く頷いて)
(手に取ったカップを口付ければまだ熱く一旦口を離せば猫舌なのかフーフーと息を吹きながら再び口付けそっと含めばごくりと飲み暖かいのが喉に通るのが伝わりホッとするかのような笑みをし「とてもいい案だろ?」と少し自慢気に言えばくすっと口元に手を添え)
(猫舌のせいか飲むのに四苦八苦する様な相手の一連の流れを観察していると、どうにもその仕草が本当に猫の様で無意識にも何処か穏やかな笑みを浮かべてはもう一口珈琲を口にして。先程からコロコロ表情を変える相手に「其れにしても随分と表情豊かなんですね」と素直に心の中に感じて居た事を云って)
(いつも忙しくゆっくりと紅茶を飲める時間も無く少しでもリラックスが出来て良かったな。なんて思いながらカップの中に入っている紅茶を見つめ、「そうか?初めて言われたな..。今日は南だか気分がよくてな」と静かにカップを置き)
ずっと歩いてて疲れたのに、ですか?
(初めて言われた、と言う言葉に少々意外そうに瞬きをしてはついで言われた言葉に不思議そうに首をひねって。先程まで疲れた表情をしていた筈なのに今ではすっかり安堵の様子を露わにしていて。_今更ながら何を真剣に歩いていたのか、と気になりもして)
嗚呼、肩をぶつけてしまった奴とこんなに仲良くなれたからな(と嬉しさを表情を出さずにそう述べていき再び手に取れば静かに飲みカップを手で包み込むよう持てば_そう言えば名を聞いてないな..だが聞くのはまだ図々しいか。と思えば口を瞑り只彼の事を見つめ)
(/ウトウトし過ぎて誤字がぁぁぁぁぁ...お恥ずかしい...
そろそろ寝ますね><;おやすみなさいですキリリッ←
トピック検索 |