orca 2013-10-30 15:09:22 |
通報 |
ボス、何か考え事ですか?
(顔を覗き込むように)
私もスクアーロもボスのこと好きです…だからこれからも一緒にいてくださいね?
(少し照れたように微笑み)
俺はカス鮫も夕凪も愛していた、だがその想いは過去に置き去ろう(細い腕が抱き締め返すのを複雑に感じ、眼を閉じ唸るように述べ)
最後に言わせてくれ…Ti adoro、ずっとお前等のボスとして近くにいる
私…スクアーロと二人きりで話できなくなりました
スクアーロが決めたことには従います
でも寂しいです…ボスの感じてる寂しさと似ているかな…
(腕を下ろして、ボスの指に光る3人お揃いの指輪に静かに触れて)
ボス…私…屋敷暫く行きません
スクアーロと上手く話せそうにない
好きなのに…一緒にいたいのに…
ボスとも話すの辞めますね…
心配しないでください、スクアーロもボスも好きだから
さよなら…
ボス、お元気ですか?
またお話ししたいです…スクアーロもボスも好きだから
キャラクターも好きですが、お二人だからこんなに好きになれたんだと思います
ありがとう、ボス…
君に会いたい、なんて言ったら…君は困るかな?(姿を見せない相手に声をかけ)
僕は君の隊長さんも君のことも好きだから(目を細め遠くを見つめ踵を返し)
ボス?どうしたんですか?
(驚いて目を見開いてから、小さく息を吐いて微笑み)
私とスクアーロとボスはずっと一緒でしょ?
(お揃いの指輪に口付け、安心させようと背中を撫で)
夕凪、少し長くなるかもしれねぇが許してほしい。
俺はこの漫画をあまり知らずに参加したのは知ってるな、今尚なりきりは難しいと感じている。
だがこういう世界の住人を俺は気になって仕方ねぇんだ。おかしく思われるだろうが。
もともと弁論のような言い合いが好きで、任務以外の日にゃネットの中で議論をしていた。職も地位も生まれも違う連中が話せるっつう環境が居心地よかったのかもしれねぇな。
こうしたガキの話す場の存在が気になり出したのは、まぁ色々な経緯があるが省略する。
俺は夕凪に会えてよかった、カス鮫にも出逢えて感謝してる。
お前等が普段どのように生き此処へ流れ着き、今までの人間の様が言葉となり繰り広げられる。それを見るのが興味深い。
悪い用に捉えんな。現実は見た目や生まれや地位が先に立つが、お前等は違うと言いたいだけだ。
好きな人物なり工作の人物の姿や口調を借りつつ会ったこともねぇ全く知らねぇ赤の他人と過ごすなんてなぁ、端から見りゃすげぇことじゃねぇか。
少なくともお前等の紡ぐ言葉はお前等がどんな人間か伝わってくる、俺には可愛らしく愛しく思う。
夕凪とカス鮫は俺にとって現実の部下と同じくらい大事な部下だ、それは信じろ。
愛を囁くのは大袈裟に思われるだろうが、心の清いお前等を俺は愛している。見返りは要らん。
これからも近くで見守らせてくれ。
呼び出して悪かったな、来てくれて感謝する(部下を見つけ近付き隣に座ると肩に触れ)
暫く会えなかったが、変わりはなかったか?(此方を向かせ胸に抱き寄せ)
お前は悪くねぇから(腕を緩めたかと思えば透かさず唇を奪い)
罰なら俺が受ける(少し離し告げ再度口を塞ぐと更に深く舌を絡ませ)
憎まれてもいい、恨まれてもいい、嫌われようとも…今だけ愛したい(激しく唇を奪いながら抱き上げてはベッドの上に押し倒し)
ボス、待って!落ち着いて!
(普段と違う様子に戸惑い)
んっ……やめて…ボス
(悲しみと恐怖と混乱で涙が溢れ)
何かあったなら…話なら聞きますから…
(睨みながら必死に抵抗を試み)
無駄だ、女の力じゃ敵わねぇことくらいわかるだろ(抵抗する様を鼻で笑い見下し、首に吸い付き)
諦めて食われてりゃいいんだよ(己のシャツを脱ぎ捨て部下のシャツを引きちぎり鎖骨まで下着をと上へたくしあげ)
俺の子を孕んでカス鮫に棄てられてしまえ(思うがまま揉みしだき部下の反応を冷たく見つめては舐め回し)
それとも無理矢理寝取ったと奴に伝えてやろうか(指を掻きまし頃合いを見ては一気に侵入させ初めから高速で攻めたて)
っ、(中に欲望を注ぎ込み、そのまま部下が意識を手放すまで続け)
なんで…ボス…何があったの…やめて
(無駄とわかっても抵抗を止めず)
嫌…ボスやめて…こんなの…ボスじゃない…
(抗いながら正気に戻ることを願い)
いやっだめ、やめて…ボス!!
(スクアーロのことが頭を過り必死に逃れようとして)
嫌…っ、痛い!やめて、ああっ!!
(痛みと衝撃で頭が真っ白になり)
スクアーロ…スクアーロ…助けて…
(意識が消えるまでスクアーロの名前を何度も口にして)
夕凪、ごめんな(苦しい表情で眠る部下の頬を指先でなぞりながら謝罪し)
二人で会うことは…もう、ない(任務先での彼是を思い出すと動きを止め立ち上がり)
最後に悪かった…お前のこともカス鮫のことも、愛してた(シャツを着直し再び部下の元へ寄り暫くその顔を見つめると任務へ向かい)
ボス…
(痛みで目が覚めてボスが居ないと気がつき)
話してくれないと…何もわからないのに…
(何かで苦しんでいるボスのことが気にかかり)
……スクアーロ
(複雑な気持ちで名前を呟き)
すまない、謝って済まされる問題じゃないが…すまなかった。お前の甘さと弱さに付け込んだ。理由を話したところで許されないことだと解ってる。人としてお前に悪いことをした、お前なら拒否しないと見込んだ上で実行した…すまない。
俺は…部下に大切に思っていた女を寝取られていた。関係は前からあったらしいが、彼女は俺には何も話さず二人でいるときはいつも笑ってくれていた。部下も俺を慕い、時には家に招いて三人で過ごす時間もあった。何も知らなかったのは俺だけで、裏では彼女は部下に抱かれていた。部下は俺に悪いのは彼女ではなく自分だと土下座して、彼女は頭を下げたまま泣いていた。俺は何も言えず家を出てホテルに泊まって暫く家には帰っていない。今夜、家に帰ろうと思う。だが家にいるであろう彼女に何を話せばいいだろう、何と声をかければいいだろう。
お前は俺に抱かれながらも鮫のことを気にしていたが、彼女は部下に抱かれながら俺のことが過っただろうか。彼女は部下と関係を続けながら、どんな気持ちで俺に微笑んでいたんだろうか。わからない。同じことをしても部下の気持ちも彼女の気持ちもわからない。
すまない、お前を巻き込んだ。お前には関係ないのに、あんな酷いことをして悪かった。俺は…お前に時々彼女を重ねていたのかもしれない、だから放っとけなかったんだと思う。それでいて鮫のように世話焼きな奴も身近な部下に似ていて放っとけなかったんだ。すまない、許さなくていい…赦すな。
ボス、無事にお帰りになられましたか?
あまり責めないでください
確かにボスがした事は簡単に納得できませんが、ボスは理由もなく酷い事はしない人だって事は信じています
ボスはその女性も部下も信頼してたんですね
悩むのも無理ないと思います
裏切られた気持ちと愛していた想いと悲しみと
他所様の気持ちは分かりませんが、ボスが苦しんでいるのはわかります
今は落ち着けないと思いますが、ボスが戻ってくるの待ってますから
お前と鮫を避けていた、悪い。お前等にどんな顔して会えばいいのか、わからず普段通りを装いしか方法が出てこなかった。責められて当然なのにお前は責めないな、何故だ?わかるようでわからない。
家には帰れた、表面上は変わらない平凡な日常だ。なのに何故こんなにも苦しいのか、わからない。惨めで情けないのか、馬鹿すぎて呆れているのか。お前に酷いことをしておきながら、あれから後悔ばかりで自分自身に怒りを覚える。
信頼とはなんだろうな、夕凪。わからない。俺はお前を信じているのだろうか?鮫を信頼しているのだろうか?疑ってはいないし適当に思ってはいないだろうが、今の俺は即答できる自信はない。
もう暫くこんな状況だろうな。人間なんざ、何年何十年生きようと己も他者も未知の生物なんだろうな。夕凪、俺の勝手に付き合わせてすまない。ただ、今はお前に会いたい。
今日もお疲れ様でした
ボス、大丈夫…何時ものままでいてください
スクアーロに言わないといけない時は私から話しますから
私、スクアーロもボスも大切だから好きだから幸せでいてほしい
どうかボス、あまり自分を責めないでください
苛々しないで、夜はゆっくり眠って
焦らないでください、時間がかかってでも自分の気持ちに向き合って
私はスクアーロのこともボスのことも信じてる
待っていたが来なかったな。此方への返事を昨夜は何度も書き直しては返せなかった。せめてお前に会いたいと待っていた。
話すなら俺から話す、お前からだと鮫に申し訳ない。悪いのは俺だ。お前は被害者だろ、傷ついた奴が話すな。
ねぇボス、私はボスとスクアーロに酷いことしてる
そんな気がする
傷つけてるのは私
ボスとスクアーロのこと傷つけてる
ごめんなさい
お前は悪くねぇ。鮫に言わねぇでいることに罪を感じてるんだろう。お前は悪くない、悪者は俺だ。
俺の方こそお前にも鮫にも悪いことをしたのに、何食わぬ顔ですまない。お前は謝らないでくれ。
悪かった、お前から話させちまったようだな。鮫にどう言えばいいか、言い出せなかった。何を話したところで所詮は言い訳でしかない。言い訳にしか聞こえないのはわかってるからだ。
あれから他の部下とも上手くいかない、情けねぇ。謝るくらいならやらなきゃいいのになぁ。部下は何故彼女に手を出したのか、何故俺の女じゃなきゃ駄目だったのか。彼女も嫌がりながらも何故何度もそんなことを、何故俺に何も話してくれなかった。
少なくもお前は鮫にその口から話したんだ、すげぇよ。たいしたもんだ。ごめんな、夕凪。
トピック検索 |