Sono felice di averti incontrato.

もう会えないのかな…

ﾎﾞｽ、私、鬱陶しかったですか？
何も言わずに消えるなんて
どうしたらいいか…分からないです

ごめんなさい
ﾎﾞｽも忙しいのに

私、いつまでも待つって言ったのに
何も言わずにまた姿を消した彼奴を考えたら
どうしても苦しくて

ﾎﾞｽ…
私、月と一緒になるべきでしたか？
桜について行くべきでしたか？

なんだかんだ、ﾎﾞｽに頼ってばかりですね
だから幻滅されて愛想尽かされたのかな…

ﾎﾞｽ…
ごめんなさい…

鮫は戻ってくる

（腕を掴み抱き寄せて、そっと頭を撫で）
そんなに悩まなくていい

ﾎﾞｽ、私の生き方って疲れるんですか？
私には分からない

ﾎﾞｽ、あまり誰にでも優しくしたら駄目ですよ
それに、ﾎﾞｽのｷｬﾗｸﾀｰを考えると別人なのでｷﾞｬｯﾌﾟが

私は相手の気持ちを考えず、自分の想いを押し付けていたんじゃないかと思うんです
ｽｸｱｰﾛ隊長には失礼してしまったと

隊長は私なんかより、ﾎﾞｽと居るべきです
何度も結論は同じなのに、さよならが上手く出来ない

ﾎﾞｽ、私はまた逃げようとしているのでしょうか？

体が病んでると気持ちも病むみたいですね
ﾎﾞｽ、すいません
また甘えてしまいました
ごめんなさい

月の部屋で待ってる
来い

…また傷つけてしまった

まずはてめぇ自身を治すことを考えろ
（歩み寄りそっと抱き締め）
二人共俺の大切な部下だ
ｽｸｱｰﾛも夕凪も好きだから護りたい
（静かに背中を撫でて）

嫌っ、離して
（腕を払い）
私は誰も好きにはならない
（目を伏せ呟き）

てめぇの中の寂しさが消えるまでは離さねぇ（もう一度今度は強く抱き締め）
本当はｶｽ共と仲良くしてぇんだろ
ｶｽ鮫が大好きで一緒に居たいだけなんだろ
（抱き締めながら囁き）

寂しい？そんな感情は邪魔なだけだ
（振り払おうと抵抗し）
仲間なんて要らない、彼奴等だって私を仲間と思っていない
一緒に居たって私の存在は心を苦しめるだけだ
もう好きじゃない、好きになってはいけない
（睨みながらはっきりと述べ）

邪魔と言やぁ邪魔だろうなぁ
だがお前の中心に在る感情は寂しさや悲しみなんじゃねぇか？
その回りに怒りや苦しみや憎しみが色濃く根付いる
そういう感情を否定するように打ち消すように、てめぇは何時も気が付かない振りして何時も微笑んで過ごしていたんじゃねぇか？（抵抗されながらも離さず）
てめぇは本当は仲間が欲しいんだよなぁ
友達も欲しい、仕事も欲しい、家族も欲しい
名前も今までの履歴も取り戻して、堂々一人で日の下を歩きてぇんだよなぁ
（静かな声で話し）
愛されたことがないから愛し方を知らない、心を殺して生きてきたから素直になることが分からない
好きな奴がいても、どうすりゃいいのか分かんねぇんだよなぁ
（優しく頭を撫で）

寂しくなんかない、悲しくなんかない！
離せ!!
（怒鳴りながら抵抗し）
苦しみは生きている証、怒りと憎しみは力の源！
何が悪い!!
（短剣を取り出し相手の脇腹を刺し）
いくら私が微笑んでも、彼奴等は冷たい目で疑うような目で私を見る…うんざりだ!!
もう私には何も無い、何も要らない！
消えてやるから、さっさと離せ!!
（抜き再度深く刺し）
どっちの世界も、もう生き難い…私は人形じゃない、意志も感情もあるのに…
皆みたいに平凡な家が良かった、普通の生活を送りたかった、ただ一人の人間として生きたかった
（短剣をまた腹部深くに差し込み）

名前は隠さねぇって事か、分かった

ﾌﾝ、分かり易い強がりだな
遠吠えしてねぇで言えばいい…寂しいからと、悲しいからと
いくらでも聞いてやる
苦しみや怒りや憎しみは確かに力になるが、虚しさが募って内蔵を荒らすだけだ
てめぇには扱いきれねぇよ

消えてほしくないから、何されようが離さねぇ…こっちに居る時くれぇは、俺がてめぇの兄貴になってやる
だから、てめぇも俺の妹としていつも笑っていろ…いつも突っかかってこい

明るいときも暗いときも、軽いときも重いときも手放したりしねぇから

なぁ、夕凪
（出血は気にせず離さず抱き締め）

寂しいと言ったら何か変わりますか？
悲しいと言えば悲しみは止みますか？
（可笑しくなり鼻で笑い）
綺麗事は聞きたくありません
なら私は、虚しさだけを家族にするまで
（短剣を一気に引き抜き）
現実の貴方は死にませんが、ﾎﾞｽはこのままだと出血多量になりますよ？
いい加減、離して下さい
（床の血溜まりに視線を落とし）

夕凪、お前は十分に頑張った
だからもう、自分を許してやれ
虚しさは己を衰弱させちまうから、そんなもん捨てちまえ
俺に構う余裕があんなら、自分自身の心と向き合え
死なねぇよ、てめぇが以前みてぇに笑ってくれるまではなぁ
絶対に離れてやるもんかぁ
（笑われようが何されようが抱き締めたまま動かず）

頼むから、これ以上優しくしないで
（剣を床に落とし）
ﾎﾞｽ、ごめんなさい
（胸に顔を埋め）
辛かった、あれからずっと
現実でもここでも、押し潰されそうだった
（背中に腕を回し）
優しくされるのも冷たい目で見られているみたいで、怖かった
でも自業自得だと言い聞かせて耐えていた
（声を殺し泣き出し）

微妙なﾀｲﾐﾝｸﾞで己の過去との最悪な対面じゃ耐えられなかったんだろぉ
もぅ大丈夫だ、ここではな
ｶｽ鮫もてめぇを心配しているから早いとこ、てめぇの精神を元に戻せ
奴は俺より器が丈夫じゃねぇが、てめぇが少しでも穏やかに素直に接すりゃ受け止められるだろう
てめぇも奴をしっかりと受け止められりゃ尚良い
（泣き出したのを見て安心し）

ﾎﾞｽ、私は居てもいいんですか？
分からない
苦しめたくないのに、苦しめてしまうなら…