神永優月 2013-10-27 15:20:14 |
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いらない(また相手のポケットに戻せば溜息して)
優月との飯を優先させたのは俺だから、気にするな(相手の頭を撫で「いいから乗れ」相手がシートベルトをしたのを確認してはアクセルを踏み)
サッカー部の顧問は、確か優月のクラスの担任だぞ?(ふと思い出したように)
遠慮しなくていーのに…つか、俺が財布持ってきた意味ねぇじゃんかよー
んー、でもなーんかな…相手方に申し訳ねぇなーって(撫でられると「だーかーらー!子供扱いすんな!」と睨みつけ)…え?あいつが?うっわー…さいっっあく…俺あいつ嫌い…
俺が奢りたかったんだよ、素直に奢られろ。(相手の頭をポンとして)
俺からすれば、お前はまだまだ子どもだよ(「俺の相手の事は気にするな」と前を見て運転し)
仕方ないだろ…でも、あの先生サッカー上手いんだぞ?
う…大人ぶらせろ…(もごもごつぶやき
あーあ、ひっさしぶりあった幼馴染と一緒にいてくれると思ったのになー。少しさみしいんだぜ?…なーんてな!(にしし、と子供の頃と同じように笑い
え⁉︎あいつが⁉︎本当かよ⁉︎
そうだなぁ…あと10年したら、俺にラーメン奢ってくれ(高速を走りながら隣の幼なじみに話しかけ)
すまないが、今夜会う人は特別でな…優月の相手なら今度してやるから(前を見たまま笑みを浮かべ)
あの先生、片足引き摺ってたろ?あの怪我が無きゃ今頃プロだったかもなぁ…
10年⁉︎お前もういいおっさんになっちまって胃もたれ起こすんじゃねえの⁉︎お粥にしとけ、爺さんや(小馬鹿にしたように笑いながら窓に視線を移し「特別な人」という単語に反応し)…って、お前やっぱり彼女いんのかよ!さみしいおっさんとか言って!どんな人だよ紹介しろよなー!(運転の邪魔にならない程度に肘でどつき
そこまで爺さんにはなってないさ(ハハハと適当に笑えば高速を降り)
彼女じゃないって。紹介も何も、うちの英語科の教師だよ(ど突かれながらもスルーして)
たまに相談にのってるんだ…
…その約束、忘れんなよ?(急に真面目な声になれば「あ、そろそろ着くな」と思いながら)
ふーん、なんだよー彼女さんじゃねえのか(「つまんねーの」と口では言いつつどこか安心している自分に驚きつつ)
へーえ?つか、なんか運動でもしてたっけ?(過去を思い出すも運動をしていた彼を思い出すことができず)
おう、また明日な篠田センセ(ひらりと手を振り
ジムと水泳に通ってるのと、自宅で筋トレ…忙しい教員は、それくらいしか出来ないしな(苦笑しては相手を見送ると、待たせている人の元へと車を走らせ)
ふーん…あ、おやすみ…ありがとう(部屋に戻ると「んだよ、知らねえことばっかじゃねえか…」と小さく呟きそのまま眠りに落ち、次に目が覚めた時には次の日の夕方になっていて)
やっべぇ…入学早々やっちまった…(頭をくしゃくしゃと掻き「ま、明日行って謝りゃいいか」と呟くと恭介に「起きたらこの時間だった、悪い」とだけメールを入れると電源を落とし)
やはり未だ子どもだな(メールを読めば小さく溜息をして。「篠田先生…」と声がすれば、振り向くとドアに生徒が立っていて)
はい、どうしました?(笑顔で出迎えれば、生徒も微笑みを返し)
…(優月には明日会うからいいかと返信はせず)
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