スズカケ 2013-10-26 23:39:41 |
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・・・、ありがとう。
(相手に撫でられたことに何故か安心している自分に驚く。・・・誰かに頭を撫でられたことなんて、もう十何年も前のことだ。少なくとも両親が死んでからは一度も・・・―――。また涙が滲んで来る。なんとか堪え、か細い声で上記のようにお礼を述べれば、『・・・じゃあ、また来るね!』と目尻に涙を溜めながら笑顔で手を振り、もときた石畳の階段を駆け降りていく。
軽く森を抜ければまだ日は昇っていて、あまりの眩しさに目の上に手を翳す。「"いつでもおいで"」あの言葉が妖怪の言葉なのに嬉しくて。無意識に顔が綻びる。少し明日を楽しみにしながら家路についた。
『・・・こんにちは。』
今日は転入初日で、沢山の人に話し掛けられたため精神的に疲れていた。しかし、この神社に来た瞬間、とても安らぐ。誰の姿も確認出来ず、誰となく上記のようにあいさつを呟けば
(ありがとうございます!それと勝手に時間軸を進めてしまいすみません!!)
やあ、また会ったね。
(昨日会った少女は不安定な心を抱えているようだった。別れ際には笑顔を見せてくれたものの心配で、今日もまた会えるだろうか。そう思いながらいつものようにお気に入りの神社へと向かえば昨日会った少女の姿を見つけ、驚かさないようゆっくりと歩み寄れば穏やかな笑みを浮かべて挨拶をし)
(/いえいえ、お気になさらず^^)
あ・・・、う、ん。
(相手がいきなり現れたことに驚くが、相手の姿を見れて何処か嬉しく、安心している自分がいることに更に驚く。そんな自分に戸惑いつつ、言葉を返せば、相手の昨日と変わらない笑顔と態度で少し落ち着きを取り戻し
また会えて嬉しいよ。
(戸惑い気味な相手の隣へと腰を掛ければ微笑みながら上記を述べ、「今日も良い天気だね」と他愛も無い世間話を持ち出して、穏やかな笑みを浮かべながら相手の反応を待ち)
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