チーズ 2013-10-25 20:29:40 |
通報 |
今日はジャンフェスですよー!!
盛り上がりましょう!!
あっあと私のニックネーム次からmikuru63に変えます!
どうぞよろしく!
ナミ「63ってホント、アンタに似てるわよね」
黒髪の少女を見ながら女は言った。
ブルック「どこがです?」
その言葉に答えたのはアフロの骸骨男だった。
女は男を少し気遣いながら静かに言う。
ナミ「通って来た道よ...」
聞こえていたのか海を眺めていた少女は振り返り女を睨む。
それに気づいた女は男を置いて何処かに行ってしまった。
ブルック「63さん...
63「別にどうでもいいから」
言葉を遮り少女は続けた。
63「ナミさんが言った事は正しいし」
ー三年前ー
少女は原々島の原々村にいた。
海賊が襲った故郷は無惨な姿で少女以外の村人全員の死体が転がっていた。
森は焼け払われ原っぱは友達や家族の血で紅く染まっている。
この光景を見た少女はただ立ちすくむことしか出来なかった。
海賊「おい!こっちに誰かいるぞ!」
まだ島に残って居た海賊が声をあげた。
隠れる場所がない少女は覚悟を決め身構える。
ちょうどその時、少女の背後から奇妙な格好をした男が飛び出した。
?「モサモサモサ〜」
男がそう言うと少女の周りから植物が生えた。
63「なっ何コレ!?」
少女が抵抗するも植物の成長は止まらない。
ついに植物は少女を閉じ込めた。
63「嫌!出して!!お願い!!!」
?「静かにしろ」
男を海賊だと思った少女は抵抗する。
63「何でもするから!!まだ死にたくない!」
すると、沢山の足音が響き渡った。
外の事を知らない少女は叫び続ける。
?「仕方あるまい」
男は背中に背負っている刀を抜いた。
海賊「子供はあの植物の中だ!やっちまえ!」
海賊は男に集団で襲いかかったが、戦闘は一瞬で終わった。
中で泣いていた少女は外の異変に気づき、耳を澄ます。
?「私は海賊ではない、NEO海軍だ」
その言葉に安心し力が抜けた少女は意識を手放した。
男は少女を抱え船へ戻る。
少女が目を覚ましたのはそれから二日後だった。
?「アイン、あの子はまだ目覚めないのか?」
アインと呼ばれた女は少し驚いたように答える。
アイン「さっき目覚めたわ...知らなかったの?」
それを聞いた男は少女のいる部屋へと急いだ。
転びそうになりながらもやっと辿り着く。
二回ノックをして男は中へ入った。
?「気分はいかがだ?」
男を知らない少女は怯え布団を頭から被っている。
?「あぁすまん。私はビンズと申す」
恐る恐る顔を出した少女は答える。
63「私は63、私を助けてくれたのは貴方ですか?」
綺麗な声に思わずうっとりとした男は答えない。
いや、聞き惚れて答えることを忘れてしまったのだ。
少女は男の様子を伺う。
ビンズ「!!すまん。そうだ私だ」
少女は満面の笑みで礼を言った。
63「私はそれから一年間NEO海軍にいたの」
黙って聞いていた骸骨男は口を開いた。
ブルック「何故一年間だったのです?」
少女は口をキツく結ぶとそれまで我慢していた大粒の涙を零した。
男は少女の背中を摩りながら返事を待っている。
63「そっ..それは、アイツが現れたからっ!」
誰の事か検討もつかない男は首を傾げ聞いた。
泣いていた少女は涙を拭い重い口を開く。
63「黒髭ティーチ...」
少女の目から光が消えた事に男は気づかなかった。
63「それで私は...」
少女はまた忌まわしい過去を話し始めた。
ーエース処刑当日ー
アイン「先生、どうなさいますか?」
先生と呼ばれた男、その名はZ。
NEO海軍のボスである。
Z「行かねぇ...ただ見とけ大海賊の息子の最期をな」
義手の右腕を大きく振り回し大男は何処かへ行ってしまった。
少女は一人頭を抱え何かを思い出そうとしている。
ビンズ「どうかしたか?」
心配そうに男は少女を見つめた。
少女の目は怯えている。
突然少女は女に質問をした。
63「黒髭!黒髭ティーチはいるのですか!?」
驚いた女は少女に落ち着いてと促した。
それでも落ち着かない少女を男は後ろから抱き締める。
自分が取り乱していると気づいた少女は座り込んだ。
アイン「黒髭はいるわ。だけど何故そんな事を聞くの?」
両手で拳をつくった少女は女を睨む。
恐怖をおぼえた女は今にも倒れそうだ。
ビンズ「教えてくれないか?」
すかさず男のフォローが入った。
少女は何も言わず立ち上がり船の端へ寄る。
63「さようなら」
少女の身体が海に吸い込まれていく。
ビンズ「63!!おい!」
船員全員が少女を捜したが見つからなかった。
アイン「仕方がないわ、自分を責めないで」
泣いていた男は顔を上げる。
ビンズ「捜しに行きたい...」
女は首を横に振った。
少女が漂流し辿り着いたのはあたり一面シャボン玉が浮いている島。
その名もシャボンディ諸島。
幻想的な風景に見惚れた少女は歩き出す。
63「ここは...?」
人に訪ねたいが少女が幾ら捜しても人はいない。
それもそのはず、人々は広場に集まり公開処刑を見ていたのだ。
その事を知らない少女は家々を見て回っていた。
人「あぁやばい!寝坊した!早く広場に行かなくちゃ!」
やっと人を見つけた少女は声をかける。
63「あっあの、すみません...」
聞こえなかったのか少女の目の前にいた人は何処かへ行ってしまった。
63「...広場?」
訳もわからず少女は行く事にした。
道が分からない少女は耳を澄ます。
ちょっと行った先から微かだが人々の声が聞こえ、少女は走り出した。
広場に近いのか声も徐々に大きくなる。
それと同時に少女の怒りも増す。
63「ティーチ...名前しか知らなかったが今日で分かる。お前の憎き顔が!」
少女の独り言は広場の声に押し潰された。
人々「黒髭だぁー!!」
その声にビクリと少女の身体が反応する。
少女はモニターに映る黒髭を睨み復讐を心に誓った。
63「でも、そこからが大変だった」
骸骨男は二人分の紅茶を用意しながら言う。
ブルック「ホームレス生活だったそうですね」
少女は紅茶を受け取り礼を言うと溜息をついた。
男の紅茶を啜る音が虚しさを漂わせる。
63「二年間彷徨い続けたよ」
一粒の雫が少女の顔に落ちた。
雨が降ってきた様である。
二人は船の中へ避難した。
mikuruに糸編んでるんだけど終わらないよ~。
明日渡せたら渡すから逃げないでね。
茄子
前回
鐘
ダルマ
犬
地図
元旦
嫌い
臭い
ナックル
類似。
誰か助けて・・・。
63「私が倒れたところに偶然貴方が来て助けてくれた」
少女は苦笑をしながら呟いた。
ブルック「でも、貴女は魚人島での出来事が終わってから目覚めた...心配しましたよ」
俯いた少女の瞳は寂しそうに床を見据える。
男から見える窓の景色からは雨は消え、雲間から光が射していた。
男がドアを開けると暖かい空気が船内に流れ込む。
ブルック「通り雨でしたね」
ルフィ「そだなー」
そう答えたのはこの海賊団の船長を務めるルフィという若男。
彼はゴムゴムの実の能力者である。
身体をゴムに変える事が出来、砲弾を打ち返す事も可能だ。
若男は二人の腕を掴み強引に外へ出す。
ルフィ「花見だー!!」
掛け声と供に出てきたのはコックが持って来た沢山の豪華な料理。
サンジ「てめーら、ちゃんと味わって食えよ」
コックの名はサンジ。
女には弱いが戦闘は強い。
彼の隣で酒を飲んでいる剣士の名はゾロ。
方向音痴である。
チョッパー「牛乳も意外にいけるかも!」
トナカイの名はチョッパー。
この船の船医でヒトヒトの実の能力者だ。
身体を人に変える事が出来る。
牛乳を飲んでいたトナカイが突然倒れた。
異臭に全員が鼻を摘み耐えている。
ウソップ「さぁ元気に育てよー」
原因はこの男が撒く薬であった。
船長が注意をすると鼻の長いこの男は渋々止める。
ウソップ、それが彼の名だ。
狙撃の名手だが頼りない。
彼の隣に立っている女の名はナミ。
先程少女の過去を話させた金に執着する航海士だ。
他にもロボットの様な男フランキー。
ハナハナの実の能力者ロビンがいる。
彼らが旅をしているのは新世界。
とても危険だ。
ナミ「なっ!針が...」
ナミが見た方位磁石の指針がグルグル回っている。
ロビン「雪かしら?」
降ってきたのは白い粉だが雪の様には見えなかった。
63「火山灰です」
少女が答えるとチョッパーは身体をくねらせた。
火山灰が毛の間に入り気持ち悪そうにしている。
ルフィ「ナミ!その針が示す場所に行こう!」
ナミとウソップが必死に止めるも虚しく航路は決まってしまった。
ごめん、明日部活に行けない。
多分野球部が隣で部活やってる日は来る確率高いよ。
大吉 インドカレー チワワ
ドラえもん 梅樹 死神 テニス
単細胞 んんー絶頂 時間 百合 んぁ 奈良 のり?
目的地に近づくにつれ火山灰も多くなる。
視界も悪く辿り着けるか不安だ。
船員全員が島を探してる中、船長が声を張り上げる。
ルフィ「おっさんが流れてくるぞ!」
真っ先に飛び出したのはチョッパー。
医者という立場上の反応だ。
ルフィが引き上げようと漂流している男に触れた瞬間、ルフィはヘナヘナとその場に座り込む。
サンジとゾロはルフィを気遣いながら離すなとルフィの腕を引っ張っていた。
ロビン「海楼石ね」
ルフィの様子を見ていたロビンが冷静に告げた。
海楼石は能力者の弱点の海の力と同等な力を持つ石である。
触れただけで能力者は能力を発揮出来ない。
そのため、海楼石は能力者を捕まえる為に使われる。
ナミ「そんな物を持ってる奴なんて...海軍しかいないじゃない」
漂流者を引き上げると少女を除いて全員が驚愕した。
男の右腕は全て海楼石でできた義手で身体中傷だらけだったのだ。
少女は目を細める。
ブルック「目が悪いのですか?」
頷いた少女はポケットからメガネを取り出しかけた。
63「あれ?」
既に漂流者は運び込まれていた。
残念そうに少女が肩を竦めるとブルックは外へ少女を連れ出す。
ブルック「さぁ気分転換に唄を唄いましょう!」
ブルックは音楽家であり、ヨミヨミの実の能力者。
一度死に蘇った骸骨男だ。
彼が奏でる音楽は素晴らしいものでどんな者でも惹きつけられる。
少女とブルックが唄を唄っていると、船内で激しい音が響いた。
それと同時に船が何かにぶつかる。
63「何が起こってるの!?」
音を聞き他の船員も外に集まった。
ゾロとサンジ、チョッパーとルフィの姿はない。
フランキー「何だありゃあ?」
フランキーが指差す方向に全員が振り返った。
そこにあったのは船。
麦わらの海賊団の船サウザンドサニー号がぶつかったのは船だったのだ。
63「嘘でしょ...」
少女は船を見つめ震えている。
ビンズ「本当だ。私達だよ63。やっと見つけた」
降りて来たのは忍者の格好をした男。
少女を見据えている。
アイン「まさか海賊になったとは言わないわよね?」
男の後ろから現れたのは青い髪をした女。
ウソップ「てめーらの目的は63か?」
女はウソップを睨み付け答える。
アイン「それもあるのだけれど、一番は...」
女が言い終わる前に船内で二回目の爆音が鳴った。
ドアが吹き飛び出てきたのはルフィを右腕で捉えた男。
63「Z先生...」
船長を助ける為に船員全員が動いた。
ビンズ「モサモサ〜」
忍者男の声と共に甲板の草が成長し船員の動きを抑える。
ロビンは男の身体に腕を生やし何とか食い止めようとした。
ロビンのハナハナの実の能力はどこでも自分の身体の一部を生やす否、咲かせることが出来る。
それを見た女も動いた。
ロビンの懐に入りロビンに触れる。
ロビンはあっという間に身長が縮んでしまった。
ナミもブルックも触れられ縮む。
アイン「私はアイン。モドモドの実の能力者なの。触れた相手の歳を12歳若返させる事が出来る」
アインは触れた三人を見て続けた。
アイン「つまり、あなた方に触れ続ける事で存在さえも消す事が出来る」
63「止めて!!」
それまで何も出来なかった少女が動く。
アイン目掛け突っ走る少女は泣いていた。
少女は腰に帯刀していた刀を抜くとアインに振り下ろした。
ビンズ「海賊がお前を変えたのか?」
受け止めたのは忍者男。
二人は間合いを取る。
ビンズ「何故だ?何故私達に刃を向ける?」
少女は答えず男に切りかかった。
だが、男の方が遥かに強く力負けした少女は気を失う。
ブルック「63さん!!」
植物に捉えられたブルックは声をかけることしか出来ない。
Z「せいぜい生き延びろよ海賊」
三人は少女を連れ去り船へ戻った。
ルフィ「クソー!まだ終わってねぇぞー!!仲間を...63をかえせー!!!」
サウザンドサニー号は敵船の砲弾を受けその場から逃げるしかなかった。
麦わらの海賊団を乗せたサウザンドサニー号が辿り着いたのはある島の船渠。
シマナミカンパニー事務所という家族経営の会社だけがこの島にある。
会社の社長はモブストン爺という名の海賊の格好をした男。
麦わらの海賊団を受け入れたのも彼である。
モブストン「お前さんらもZにやられたんじゃろ?」
彼の話ではZに襲われた海賊船は幾つもあり、その全てがこの船渠に逃げて来るのだという。
ナミ「とにかく!服も如何にかしないといけないし、食料とZの情報も!」
小さくなったチョッパーが駆け寄る。
ロビン「貴方も触れられたのね?」
チョッパーが頷くとウソップが待ったをかけた。
ウソップ「別に若返っただけなんだからZを追わなくてもいいんじゃないか?胸ぐらい無くてもいいだろ」
ナミがウソップの頭に拳を下ろすと辺りは静まりかえる。
シマナミカンパニー事務所の女が空気を察しながらも何か言いたげに手を上げた。
女「隣の島に行けばさっき言ってた物が手に入ると思います」
その頃少女はNEO海軍の船ホワイトタイガー号の牢屋に閉じ込められていた。
如何にか出ようともがくが身体に巻き付いた植物は取れそうにない。
ビンズ「出られるわけがない」
やって来たのは先程モサモサの実の能力で翻弄したビンズ。
彼は植物の成長を早める事が出来る。
彼の手には温かいスープが入ったおわんがのっていた。
63「それはコーンスープですか?」
男は牢屋の中に入りスープを少女の前に置く。
ビンズ「好きだっただろ?コーンスープ」
少女の顔に笑顔が戻る。
それを見た男は何故か照れた。
少女は早く食べたいのかコーンスープを見つめたままだ。
ビンズ「分かったよ。ほら口開けろ」
少女が火傷をしないように男はスープを充分に冷まし与える。
一口食べた少女の目は悲しそうだ。
男は不味かったかのか不安になり、あたふたしている。
63「美味しい。前にもこんな事ありましたよね?」
男は静かに頷いた。
少女は男の顔を見ると声を出して笑う。
ビンズ「何が可笑しい!?」
驚いた男は少女に問いた。
63「そういえば、あの時私火傷しちゃってビンズさんみたいなタラコ唇になったんですよ!」
少女が笑いながら答えると男は自分の口を手で隠す。
笑い疲れた少女は男の膝にもたれかかり、いつの間にか寝てしまった。
男も少女の寝顔に安心し転寝をする。
牢屋の外でこっそりと見ていたアインは二人の姿に微笑ましさを感じその場を後にした。
大胆 言い回し チョコレート 歯 酢の物 菜の花 織物 電気、
カレーライス わんこそば 苺 いくら コーヒー 卯の花 ハム イカめし。
トピック検索 |