主 2013-10-19 19:30:13 |
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…分かってないのね、何も。
(相手の言葉に対し、本当は自分だって蘭のように素直で可愛らしい人間になりたい、せめて相手の前だけでも。しかし自分のこの性格が邪魔をして素直になんてなれやしないと自覚した上での先程の言葉が理解されていないことを感じては思わず上記をぽつりと呟いて。とはいえ勿論相手が理解してくれるなんて思ってもいないため軽く肩を竦めて。)
ん..何か違ったか?
(溜め息まじりに呟かれた彼女の言葉に不思議そうに見詰めるが、彼女の心境など知るすべもなく 珈琲と一瞬に持ってきてくれたクッキーを手に取りパクリと口に放り込み「このクッキー旨いな」何て言いながらテレビのニュースを見ていると、何を思ったのか「俺は元の姿に戻りてぇけど、灰原はどうなんだ?」と、彼女に問い掛けて
私?私は別に…。
戻ったところで私には貴方みたいに待っててくれる人なんていないしね。
(相手からの突然の問いかけに少し考える素振りを見せながら答え。待っててくれる人とは勿論蘭のこと。相手が元の姿に戻れば真っ先に彼女の元へ戻り、2人で幸せになるのだろうと考えながら目を閉じてふっと溜息つきながら頬杖つき。)
そんな事わからねぇけど..確かに今戻るのは危険だよな、奴等に見付かったら大変だからよ。
(別に戻りたいとは思わない彼女の言葉にそれは良くわかると軽く頷き、しかし 自分は戻らないと奴等(黒の組織)には太刀打出来ないだろうと思い、真剣な表情をするも、彼女の複雑な心境は自分にはわかってあげる事が出来ないと情けない溜め息を吐き
…ま、私のことはともかくとしても、貴方のために解毒剤、作れるように努力はしてみるわ。
(自分のことにも配慮しながら組織を壊滅させることも考え、真剣な表情をする相手にふっと小さく微笑み。その柔らかい表情のまま上記を話してはもう一口珈琲を口に運び。自分の想いは届かないだろうと思うとつらくなるものの、相手のこの真剣に人を思うところはやはり憎めない、なんて考えて。)
出来るだけ早めに頼むぜ いつ奴等に見付かるかわからないからよ。(真剣な表情をしながらふと彼女の方を見ると、珍しく柔らかい笑みを浮かべている彼女を見れば、ぽかんとした表情に変わり「その顔してれば多分見付からねぇよ」と、軽く頬を掻きながら呟き 残りの珈琲を飲み干し「しかし博士おせーな」と、時計を皆ながら彼女に話し掛け
…そう?
(相手に表情の話をされれば照れ臭くなり、誤魔化すように顔を逸らしながら再びカップを口に運ぶと同時にカップの影で顔が隠れるようにして。そのまま自分も時計に目をやれば「ほんとね、ちょっと電話してみるわ」とケータイを取り出してコールし。「…あ、もしもし博士?まだ帰らないの?工藤くん、待ちくたびれてるけど…って、え?2人で夕飯済ませてって、ちょっ博士?」どうやら予定より遅くなっているらしく、2人で先に夕飯を済ませてくれとだけ話したかと思えば電話を切られた様子で。)
まぁその顔してれば奴等だってまさかこんな小さな子供が宮野志保とは思わねぇよ。
(彼女の柔らかい笑みに此方も少し照れ臭そうに頬を掻きいていると、博士と電話している彼女の言葉に大体検討はつくも、少し不安な表情をしながら「灰原お前..飯なんて作れるのかよ?」と、問い掛け 失礼極まりないが、普段の彼女が料理をしている姿など想像も付かず軽く首を傾げて見詰
できるわよ、失礼ね。
いつも博士のご飯、誰が作ってると思ってるのよ。
(相手からの問い掛けに先程までの表情とは変わってむっとしては腰に手を当てて上記言い返し。「全く…、仕方ないわね。何か食べたいものある?」とケータイを机の上に置きながら尋ねてみて。)
そう言われればそうだよな..ん―..寒いから鍋何て良いんじゃねぇか?
(流石にムッとした表情浮かべた彼女に「わりぃ、わりぃ」と謝れば、安心したように悩み 今から手の込んだ物を作れば時間掛かるだろうと、思い 暫く考えれば肌寒さに軽く肩を震わせ、どうせ二人しか居ないんだから簡単な物で良いかなと、提案してみて
(今日はこの辺で失礼しますね、またお相手お願いします。
そうね、鍋なら冷蔵庫にあるものですぐできるし。
(相手の提案にすんなり乗ってはエプロンをつけ、冷蔵庫の中を覗きながら使えそうな食材を取り出して並べ。それらを順に丁度いい大きさに切りながら傍らでは鍋に出汁を沸かすなど手際もよく。切った食材を鍋に入れてはぐつぐつと煮込みながら味見もし、出来がよかったのか「よし」と小さく呟いて笑顔を浮かべ。)
(/了解いたしました。此方こそまたよろしくお願いします。)
へぇ―..こうして見ると普通の女の子って感じだよな..(エプロンを付けてキッチンに向かう彼女を見詰め、手際良く調理を済ませ味見をしている姿に、自然と表情緩ませ上記を述べるも 小さな子供が手際良く調理をしている姿が何と無く面白く、「天才料理人って感じだぜ」と、彼女に伝え
天才って…変にハードル上げないでくれる?
(相手からの声に片手を腰にあてながらジト目で上記返してはふっと小さく笑ってしまい。それから食器などを運び、最後にその小さな身体で大きな鍋を両手でしっかり持って運んできては机の上に置き、「はい、言っとくけど苦情は受け付けないから」と憎まれ口を叩いては自分も座って。)
いやいや本当にたいしたもんだよ。
小学生がパパっと鍋作っちまうんだからよ。
(ジト目で此方を見詰める彼女にクスクス笑みを溢し、机に鍋を置かれれば食器とおたまを持って中の野菜を掬い、両手を前で合わせ「頂きます。」と、呟くと 彼女の鍋の味付けが気になり、白菜をパクリと口に入れ、しっかり噛み締めながら味わい「うん、旨い」と、笑顔を浮かべ
そ?名探偵さんのお口に合ってよかったわ。
(旨いと言う相手に皮肉っぽく上記返すも表情は柔らかく満更でもなさそうで。続いて「いただきます」と自分も手を合わせて相手と同様に自分もおたまで具材を掬い、箸に持ち替えては口に運び。「…ん、悪くないわね」と呟き。)
んん..それより灰原..博士今日は帰ってくるんだよな?(器を持ちながら野菜を食べていると、頭の中では色々考えているのか ふと、博士の事を思い出して訪ね、(彼奴等の事もあるし、一人じゃあぶねぇよな)と、思いながらチラッと彼女を見れば、柔らかい笑みを浮かべている彼女に心配事を思い出させまいと話題を鍋に移し、「博士の身体に気を使ってる割には別に薄味とかじゃ無いんだな」と、話し掛け
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