如月伸太郎 2013-10-17 18:28:53 |
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よし、じゃぁ明日楽しみにしてるな(ふ、と微笑んでみせる。「あぁ。俺に遠慮しなくていいから、ゆっくり寝ろ。」考え込む相手には気づいていない様で。覗き込んで来る相手に「あ、いや、なんでもない。」と言えば、相手の表情にジト、と見つめれば、「セト、気持ち悪い位に頬が緩んでるぞ。」と言い。こちらも引いているわけでは無いので、ちょっかいを出す様に頬をツンツンすれば、悪戯っぽく笑ってみせ。)
俺もっす(ニコリと微笑みかければ、「あっ、シンタローさん!」と思わず相手の名前を呼んで。あ…、と目を逸らせば、「良い事思いついたんすけど…」と相手に聞こえる声で呟いてみて。「え、あ、やばっ…」頬をつつかれればカァッと顔を赤くして照れ臭そうに目を伏せる。「すまねぇっす」と、へへ、と笑えば頭をカリカリと掻いて微笑んで
ん?なんだ?(名前を呼ばれて振り向くものの、目をそらしながら呟く相手。「良いこと?なんだよ、」とまたもや首を傾げる。こいつ、今日はやけに頭の回転が早いな。先程よりも顔を赤くする相手に、湯気が出るんじゃないか、と思うものの、そんな一面を見て、やっぱりまだ子どもなんだな、とも思う。…自分より年下なのに一丁前に大人ぶってバイトまでして。…二年間引きこもりしてた自分が少し嫌になる。…あ、いや、自宅警備員という仕事はしていたがな。←)
あ、あのっすね…(ぽりぽりと頬を掻けば、「一緒にベッドで寝るっていうのは………あぁ!やっぱりなんでもねぇっす!‼」と、途中まで言うもやはり恥ずかしすぎて両手で顔を覆えばベッドに倒れ込んで。こんな事やっぱり言えない‼なんて枕に顔を埋めれば、相手の方をチラリと見て、「聞こえてたっすか…?」と顔真っ赤にして上目遣いで相手を見つめてみたり。背は自分の方が断然でかいものの、こういう面ではやはり相手の方が年上だなぁ。なんて思いながら、自分の子供っぽさに少しむぅ…と頬を膨らませてみたり
あ、…いや、(相手の言葉はしっかりと聞いたみたいで。かぁぁ、と顔が熱くなってくるのがわかる。聞こえたか聞かれれば、「…あぁ。」とだけ呟くも、恥ずかし過ぎて呆然とするしかできない。しかも上目遣いなんてしてきやがって。ふぃ、と目をそらしてしまうと、自分もベッドに寝転がり、相手の隣に並ぶと、「これ以上はなにもできないからな。…俺ももう恥ずかしさMAXだから。」と目も合わせずに呟き。)
あぁぁ……やっぱり聞こえ…って、え、良いんすか?!(恥ずかしさに唸り声上げてまたも顔を覆う。すると横に寝転がる相手。驚いて上記を大声で述べてしまう。先程、チラリと見たとき相手の顔が真っ赤になっていた。やっぱり恥ずかしいよなぁ。なんて考えれば、自分の言った事にまたも顔を赤くしてしまう。そんな風に繰り返していると、相手から告げられた言葉。恥ずかしさMAXだから。___なんて事言うんすか!!もう可愛いなぁ!___なんて、相手の可愛さに悶える。「それ、俺もっすよ」なんてぽつりと呟けば、横にいる相手の手に自分の指を絡ませて握り
っ、(相手の言葉に反応する前に手を握られる感触が。…しかもこれっていわゆる恋人繋ぎって奴だよな?まて、18歳にして初めての恋人繋ぎだよっ‼かぁぁぁっとまた一段と顔が赤くなってしまう。目を合わせる事が出来ずに、顔を逸らしてしまう。あぁ、なんか落ち着くな。凄くドキドキしているが、なんとなく。なんとなくだが心が穏やかになるような感じだ。思わず握った手をギュッ、と握ってみせる。…今日はゆっくり眠れそうだ。段々とウトウトしだせば、「セト、先、寝たらわり…」と呟き。)
へ、平気っすよ。むしろそっちの方がいいっす(ウトウトする相手に目を逸らしてそう答える。このまま相手が起きていたら、自分が耐えられなくて死んでしまいそうだ。そんな風に目を強く瞑れば、突然ギュッと握られる手。ドキッと肩を竦める。鼓動が速まる。___お願いだから、静かにしてくれ___そう空いている片手で自分の胸を抑える。こんなんじゃ、自分が寝れない。相手とは逆の事を思うと、自分は逆に手の力を弱めてみた。が、相手が強く握っていることには変わりないためあまり意味なくて。___早く寝てくれっす…お願いだから…___なんて心の中で願う。あ、決して嫌だからという訳では無いっすよ。恥ずかしいだけっす。なんて心の中で一人でつっこんでみたり←
…良かった(睡魔が段々と襲ってくる。もう緊張する、とかの話ではなく、本格的に眠いのだ。そのまま暫く無言の状態が続く。…。「…っ、すぅ…。」それから10分も経たないうちに穏やかな寝息を立て始める。依然握り締める手は離さないままでいて。先程までの緊張も何処かへ行ってしまったようだ。)
…寝た(無言が続いた後、隣から気持ち良さそうな寝息が聞こえた。やっと寝た。なんてホッとする。が、そんなのもすぐ終わった。相手の手が離れない。其れにせめて力は弱めてくれたら良いのに、力も変わらない。___あぁ、死ぬな___なんて、心の中で死を迎える準備(←)。ふと、相手の顔を覗き込んでみる。……可愛い。…ちょっとぐらい…いいっすよね?なんて自分に問えば、相手の唇に自分の唇を近づける。が、やはり恥ずかしくて位置をずらして頬にした。今はこれだけで良いだろう。口になんてまだ無理だ。と諦めれば、情けなさに ふっ と笑って
ん…(ふと唇付近になにか温かい感触を感じる。だが寝息を立てながらそのまま寝返りをうつ。結果相手と向き合う様な形になるものの、寝ている本人はまったく気づいていないわけで。頭を相手に預ける様にしては暫くその状態のまま寝る。…暫く時間が経ち。「んんっ、」眉を潜めながら息を荒げる。またあの夢だ。軽く涙を流しながら「アヤ、ノ…っ」と呟く。)
…っ(相手の口から零れた女の人の名前。今日言っていた昔好きだった、忘れられない人……。そう、アヤノさんだ。昔世話をしてくれていた事から、相手の事はよく知っている。そんな人の名前が、今好きな人の口から零れる事は、辛い事だ。思わず体を起こし、部屋から逃げ出した。今は、あの部屋には居たくない。そういう衝動だろう。とりあえずリビングにあるソファに座った。___何逃げ出してるんだ、俺は___左腕で目を隠す。あぁ、泣きそうだ。背凭れに寄り掛かっては、やっぱりまだ忘れられないんだなぁ…なんて、ははっ と悲しみを掻き消すようにして無理矢理笑った
…っ、(ガバッと布団から飛び起きる。はぁ、はぁ、と息を荒げながら、いつもの様に落ち着け、と自分に言って聞かせる。…何故涙が止まらないんだ。…何故いつもこんな夢ばかり見てしまうんだ。…そう思っているとふと思い出すのは相手の事で。暗い中、余り見えない目をキョロキョロと動かしてみるが、いないみたいだ。「…セト?」不安が過る。…また俺は1人なのか?、そう思えばいてもたっても入れなくて。過呼吸になるんじゃないか、という位息を荒げながら、部屋を出る。…また俺を1人にしないでくれ。…上手く話せない中、「セ、ト…ッ」と泣きながら相手の姿を探す。)
……ふ…っ、(頬を涙が伝う。好きとは言ってくれたものの、やはりアヤノさんは忘れられないんだな。そう思うと胸が締め付けられて、苦しくなる。「俺じゃあ、やっぱり無理かなぁ」なんて独り言を静かな部屋で呟く。辛くて、悲しくて泣いても、誰も居ない部屋では静かに響くだけ。誰も助けになど来てくれない。___あぁ、あの頃みたいだ___皆己を気持ち悪がって、仲間など一人もいなくて…其れで誰も助けてくれない。此処でもまた、今一人なんだなぁ。なんて実感する。どうしたら、俺はアヤノさんを越えられる?どうやったら、俺はアヤノさんより好いてもらえるだろう。考えても考えても、答えは見つからない。そんな時、自分の部屋付近から自分の名を呼ぶ声が聞こえた。その声は何処か苦しそうで、辛そうだった。「シンタロ、さん…?」ソファに凭れかかったまま相手の名を呼んでみる。今の声で、俺の声は届いただろうか…?
セ、ト…っ?(不意に聞こえた相手の声。その声を頼りにリビングへと向かう。…お願いだ、居てくれ。ただそう願う事しか出来ず、暗い中キョロキョロと辺りを見渡す。「セト、何処だよっ…また1人になってしまうのかよっ」と呼び掛ける。らしくない、なんでそんな事今考えている余裕なんてない。その場に立ち尽くしたままただ息を荒げる一方。あぁ、これじゃ内緒にしておくどころか、すぐ見つかるな。気持ちに余裕があったらきっとこんな事思っていただろう。生憎、電気の場所を覚えていないため、その場に立ち尽くすことしか出来ないのだ。)
…シンタロー、さん…(相手の辛そうに呼び掛ける声。自分の名を呼んでいる…。こんな大声で名前を呼び合っていたら、皆にバレてしまう。なら、早く相手を見つけなければ、なんて考えるも泣きすぎて力が入らない。ふらふらと立ち上がっては、とりあえず電気のスイッチの場所へと移動する。《パチッ》と、電気を点けては、キョロキョロと見渡してみる。すると、斜め後ろに相手の姿が。「シンタローさん…」近寄って抱き締めたい。だが、さっきの事が辛くて、怖くて相手に近づけない。相手が好いてくれているのは間違いはないだろう。だけど、相手はアヤノさんを忘れられないままだったら、アヤノさんの事の方を想っていたら?苦しくて締め付けられる胸をギュッと抑えてそう心の中で問う
((わぁぁぁああああ!!!遅れてすみません‼))
っ、カノッ‼(急につけられた照明に一瞬目を細めるものの、それから相手の姿を探すのは簡単な事で。思わず相手をギュッと抱き締める。…よかった。ここにいた。…「セトは居なくなるなよっ、もうなにも失いたくない。」ただ言葉の思いつくまま、今の気持ちを紡いでいく。…そう。今思った事を今言わないと、また相手がいなくなってしまうようで。不安に押し殺されそうになりながらも、一つ一つ言葉を発していく。…嫌だ。不安だよ。今はここにいるのに。)
(全然大丈夫ですよっ!)
…っ、シンタロー、さん…!!(いきなり抱き着かれれば固まってしまう。抱き締めたい。けど、良いのかと躊躇ってしまう。そのとき、相手から途切れ途切れだが発せられた言葉。その相手の言葉に涙が出そうになる。何故かって、相手は今アヤノさんではなく、自分を必要としてくれている。そう思うと嬉しくて涙が出そうになった。「大丈夫っす……俺は、ずっと此処にいるっすよ」相手を優しく包み込むように抱き返した。___ありがとう___と一言微笑んだ。「じゃあ……俺からも一つお願いしたい事があるっす」相手の「居なくなるな」という頼みを聞いた。なら、次は自分の番だと言うように抱き締めながら相手にそう言ってみて
絶対、だからなっ、(相手から直接言葉を聞けば、安心したように何度も頷き。途端、礼を述べる相手に疑問を抱く。礼を言うべきは自分ではないか。暫くして落ち着けば、此方も、ありがと、と呟いて。ふと、相手からもお願いがある、と言う事に反応するように顔を合わせれば、「…なんだ?」と聞いてみる。無論、どんな願いだって叶えてやる。自分の前から居なくならない、と誓ってくれた代わりに、こっちも全力で叶えてあげたいとも思う。気を遣うような相手だ。こんな時も気を遣うとも思わないが、「なんでも言って、?」と聞いてみようか。)
俺の事を、今までで一番好きになってくださいっす(ニコリと微笑み上記を述べれば、御礼を言ってくる相手の頭を撫でる。そして、撫でながら続けるようにして「アヤノさんよりも…誰よりも、強く、愛して欲しいっす」そう相手の目を見つめそう言ってみる。やっぱり恥ずかしいな、これ。愛して、とか言うもんじゃないや。なんて、恥ずかしさに目を逸らして「へへ…」と苦笑いをして頬をぽりぽりと掻いて。「俺、人を好きになった事ってないっすから、馬鹿みたいな事ばっかするかもしれないっすけど、シンタローさんが好きな気持ちは誰にも負けないって自信あるんすよ‼」なんて、勝手に恥ずかしい自慢をすれば得意気に胸張って満足そうにして
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