如月伸太郎 2013-10-17 18:28:53 |
通報 |
俺、一生この部屋から出れないかも(どうした、と訪ねてくる相手に困った様に振り向いてみせる。天使と悪魔の勝負、勝ったのは天使らしい。←「なぁ、まだ顔赤いか?」なんて尋ねれば、自分から相手に近寄ってみる。とにかく必死なのだ。…途端、ポケットの中の携帯のバイブが鳴り響く。ビクッと肩を震わせる。しまった。完全に忘れてた!アイツがいたんだった‼…アイツ、とは自分の携帯の中を住処とする青髪の彼女の事で。なにやらブーブーと伝えているようだが、今は聞きたくない。と言うより携帯を割りたい。そして今までの行動を恥じたいっ‼と言うのも無理であって。どうしよう、と言った目で相手を見つめる。無論、エネの言葉なんか聞こえていないくらいパニックを起こしている。←)
…?そうっすか(出れないかも、と言う相手に首を傾げては頷く。すると近づいてくる相手。首を振って「もう平気っぽいっすy…」言いかけたその時、相手のポケットからバイブ音が。___え、まさか…エネさ___正体は分かる。シンタローの携帯の中にいるあの少女だろう。終わった。皆にバラされて終わりだ、これは…。絶望に満ちたように膝を折る。相手が此方を見る。もうどうしようもない。「とりあえず、その子にバラさないように頼もうっす」と相手のポケットを指させばそうため息混じりに言って。多分、ポケットに入っていたからやっていた事は見てはいないだろう。だが、声は聴こえていたかも…いや、聴こえていたはずだな。「あぁぁ…」またため息をつく。シンタローに申し訳なくなってきた。と頭を下げる
そ、そうだな(バッと携帯を取り出す。途端、ニヤニヤするアイツの姿。くっ、弱味握られてしまった。「おい、エネ。一生のお願いだ。皆にはバラすな。」と必死に頼み込む。と、隣では最大級に落ち込む相手の姿。「あーも、嫌だとか思ってないから!落ち込むなよ、」と背中を叩く。どうせ気付かれているんだ。今更あからさまに態度を変えても同じだろう。ふとバイブがなりそちらにも目を向けると、「私が言わなくても、気付かれるのも時間の問題と思いますけどね〜!」なんておちゃらけた風に話すアイツ。…ソレ、どういう意味だよ。←)
(勝手にエネちゃん出してすいませんっっ‼)
本当っすか?(土下座をするように倒れ込んだあと、そう顔を上げて首を傾げる。すると、背中を叩かれた。相手なりの精一杯の励ましなのだろう。エネのおちゃらけた声が聴こえる。やっぱり、バレちゃうかな。なんてため息をつく。周りから変な目で見られるのは気分が良くないから、なるべく隠そうと思っていたのに…。バレたら終わりかな、なんてまたも深いため息をついた。「まだ…バラしてないっすよね…?」と、携帯の中にいる少女に、ふらふらと立ち上がりながら問い掛ける
((全然平気ですよー!))
当たり前だろ?その…一応恋人、なんだし。(相手と視線を合わせるものの、恥ずかしさのあまり目を逸らしてしまい。ふと携帯から「大丈夫ですよっ!セトさんの頼みでしたら黙ってます!」と敬礼ポーズをとるアイツ。こいつ、俺の言う事とか絶対聞かないよな。半ばイラッとするが、黙っていてくれるのなら其れでいいだろう。画面を見れば「だったらちょっとモモの携帯に移っててくれよ。…そう言う事だから、」と段々顔が赤くなりながらも伝えて。)
そ、そうっすよね!(恋人、という言葉に目を丸くすれば拳握ってこくこくと数回頷き微笑んで。すると、その横から声が。「本当っすか?!いやぁ、有難いっす!」先程の落ち込んだ様子は消え、ぱあっと表情を明るくして笑った。いや、エネさんにしては良い事をしてくれるっす。と安心したように安堵のため息をつけばシンタローの言葉に賛成するように頷いて、「そうっすね。移動してくれると有難いっす!それか、シンタローさんが携帯を何処かに置いていくか…」と、新しい案を出してみたり
セト、ナイスアイデア!(相手の提案にグッと親指を立てると一旦部屋を出る。そのままテーブルの上に置いてくると、「いいか、絶対に話すなよ?」と小声で耳打ちすれば、スタスタと部屋へと戻る。勢いよく扉を閉めれば、ふぅ、とまずため息をついて。よし、誰とも話さずにここに来れた。なんて達成感を感じる。ふと相手に視線を合わせると、「悪ぃ、エネのこと、完全に忘れてた。」と苦笑いしては、相手のベッドに腰掛ける。ふと窓を見ればもう真っ暗だ。夜ももう遅いのだろう。「セト、明日バイトは?」なんて聞いてみようか。)
うっす!!(ナイスアイデア、なんて親指立てられれば自分も親指立て返して笑った。すぐに帰ってきた相手に「誰にも会わずに済んだんすね」なんて、微笑んで聞いてみて。すると、相手と視線が合った。エネの事について謝り苦笑いを浮かべる。そんな相手に「平気っすよ。まぁ、焦ったっすけど」と微笑んで返す。相手が腰を掛けたのを見つめていると、相手は窓を何か考えたように見つめる。自分も窓に目を移してみた。もう外は真っ暗。何時だろう。なんて腕時計を確認すると、もう夜の11時。どうりで皆居ないわけだ。マリーは寝てるし、カノは部屋で漫画を読んでいるだろう。キドはお風呂に入っているか、部屋で書類や任務の確認をしているところだ。…多分。そんな風に考えていると、相手から問い掛けが。「ん?あぁ、明日は休みっすよ!!」と満面の笑みで答える。___なんと都合が良いのだろう。こんな良い日に、明日バイトが休みだなんて___俺はそう心の中で呟いて小さくガッツポーズをした
((遅れて申し訳ない!!))
あぁ、今日はついてる。(だれにも会わなくて済んだことにふぅ、と安堵すれば、明日は休みだと言う相手。「へぇ、珍しいな。」と少し驚いた風に呟けば、「じゃぁ…何かしたい事でもあるか?」なんて聞いてみる。…普段休みのない相手だ。休みの時くらいゆっくりして欲しいし、やりたい事をやって欲しい。その中に自分もいればいいな、なんて思うものの、余りに浮かれてても後でショックなんて受けたくないから期待はしないでおく。…其れにしても今日はここに泊まる用意して来てよかったな。)
(いえいえ、大丈夫ですよ!)
そうっすか?(珍しい、という言葉に首を傾げる。確かに、休みは一週間に一回あるかないかという感じだが、驚かれるほどかな。なんて思って。すると、相手から問い掛けられた。「うーん…」と、やりたい事?何かあったかな…。なんて考え込めば、ピコーンッと、何か思いついたように表情を明るくして、「シンタローさんと、デートしたいっす」と微笑んで言ってみる。「付き合ったら一度はやってみたかったんすよ」なんて付け足して言えば、ダメっすか?と目で相手に問い掛けて。浮かれてて、「嫌だよ」なんて断られたら悲しいから余り浮かれないようにしよう、うん。答えてから少し経って、何か思い出したように相手を見つめる。「今日シンタローさん、此処に泊まるんすか?」と首を傾げて聞けば、少し期待したように目を輝かせて
((ありがとうございます!!今、携帯の調子が悪くて…
文をうってると、急にホーム画面に戻ったりして…))
デ、デート…まぁ、いいけど。(ぱぁぁっと嬉しそうな雰囲気、まるで周りに花が飛んでいるような雰囲気を出しながら呟く。自分は素っ気なく、仕方ない、といった表情で言っているのだが。←「あ、別に嫌って訳じゃないからな。その代わりセトが何処に行くか決めろよ?俺余り外出歩いてないから。」とまたもや素っ気なく返してみる。勿論表情には嬉しいオーラが出ているのだが。ふと、相手の質問に「ん、あぁ。今日はお邪魔しようかな、」と少し照れ臭そうに頬をポリポリと弄りながら答え。)
(あーありますよね…!どんまいですっ、私はいつでも待ってますよっ!←)
あ、そ、そうっすよね(出歩けない。という言葉に相手がヒキニートだという事を思い出して。じゃあなるべく近い所にしよう。それか行くのを諦めるか…。その二択で考え込み。照れ臭そうにしながら答える相手に、「そうっすか!!!」とぱあっと表情を明るくさせ微笑んで。うーん、と一人でに考え込むと、少し恥ずかしそうに「あ、あの…シンタローさん。えと…その…」と目を泳がせて相手の名を呼んでみて。何か頼みごとをしたいのだが、恥ずかしくて頼むか頼まないか迷ったように口をもごもごとさせて
((本当ですか?!!ありがとうございますっ
ではでは本体はドロンしますー))
あ、いや、気にする事はないぞ?お前の行きたい所に…俺も行きたいし(何やら落ち込み気味の相手に、冷たくあたり過ぎたか、と思えば、恥ずかしながらに呟き。段々と声も小さくなってしまっていたが、聞き取れただろうか。笑顔を見せる相手に自分も満足そうに相手を見つめるものの、何やら恥ずかしそうにモジモジとする相手。どうかしたのだろうか。「ん?言わないとわかんないぞ?」と優しく聞いてみる。…まったく、変に女々しいんだから、こいつは。←/お前な)
…そうっすか、良かったっす(相手の言葉、ちゃんと聞き取れた様子で嬉しそうにふんわりと微笑んで。「じゃあ、買い物に行きたいっすねー、シンタローさんの赤ジャージ以外の服装も見てみたいっすし」なんてニコニコと相手を見つめればそう言ってみて。自分がもごもごしていると、相手は優しい口調で聞いてきた。それにまた恥ずかしくもなるも、そんな女々しい事はしてらんない。「あの、泊まるなら俺の部屋に泊まりませんか」と、何故か正座をしてきっちりとした敬語で顔を噴火するぐらいに真っ赤にして聞く。___あぁ、言ってしまった!!恥ずかしい!!___頭の中は真っ白で、目はぐるぐると回っている
え、お、俺はこのジャージしか着ないからなっ(違う服を着るのも恥ずかしいのか、顔を赤くしながら呟き。それにほら、俺が赤ジャージ脱いだらただのモブになるじゃないか。ここは主人公の色d←。「あ、え…い、いいのか?」相手の言葉は予想していなかったみたいで、自分も顔を赤くすれば、逆に聞き返してみたり。まぁ、部屋が無い分、ソファで寝ようと思っていたから好都合と言えば好都合なのだが。…それこそ周りは怪しんだりしないだろうか。…ま、それはそれでいいか。←)
えー、いいじゃないっすか!(不満そうに頬を膨らまし相手を見つめる。たまには違う服を見せてくれた方が嬉しいのに。一人不満そうに頬を膨らまし続ければ、「俺は、違う服を着たシンタローさんを見たいっす」とまたも同じ事を頼んで。違うシンタローさんを見せてくれたら、もっと好きになる。と言うように付け足せば相手をじっと見据えて。「全然OKっす!!てか、むしろ嬉しい…」こくこくと数回頷くと照れたようにそう目を逸らして。あ、でも周りにバレるかな。なんて俯き悩めば、「あ、そうだ!!皆には素直に、シンタローさんは俺の部屋にいるって言えば良いんだ!」と何か策有り。と言うように微笑んで
わ、分かったよ。だからそんな見んなって(困ったように頭をわしゃわしゃ、と掻けば、相手の言うことに承諾して。自分も甘いな、なんて思いながらも、嬉しそうにする相手をみれば許してしまうのだ。相手の言葉に自分も赤面してしまう。すると相手も同じ事を考えていたようだ。相手の言葉に驚きつつも、「言っちゃ駄目だろ。それとも何か策でもあるのか。」なんて聞いてみる。これでない、って言われたら頭抱えるからな。じと、と相手を見つめてみる。)
本当っすか?(ぱぁぁぁっと表情を明るくさせて微笑む。小さくガッツポーズをすれば、「じゃあベッドは使って良いっすからね‼」とニコニコしながらベッドを指差して。赤面する相手にクスッと微笑めば、問い掛けられこくんと頷く。「言わないでばれたら変な目で見られるじゃないっすか。なら、最初から言ってしまった方が怪しまれないんじゃと思うんすよねー。それに、なんでって聞かれたら、『シンタローさんは、リビングだと寒くて寝れない』って言ってたって言えばいいじゃないっすか」なんてニコニコと考えを相手に教える。シンタローさんはヒキニートですし、怪しまれないっすよ。なんて心の中で呟けば笑ってしまい
その代わりお前がプラン考えろよ?(再び相手に伝えれば、ふぅ、と息をつく。「あ、いや、それは遠慮する。セトの方が疲れてんだからお前がベッド使えって。」と遠慮する。それに先程まで熱にうなされてたくせに。…まぁそんな事までは言わないが。相手の提案を聞くと、「あぁ、まぁ確かに。それだといいだろうけど。…うん、そうしよう。」ただ一つ引っかかるのはエネの存在で。あいつ、なにも言わなければいいが、と冷や汗タラタラな状態だ。←まぁ、でも一日セトと一緒にいれることは嬉しいことでもあるけど、)
了解っす!(プランについては、自分が考える事承知でいたようで。「そうっすか?」相手が遠慮すれば残念そうに口を尖らして相手を見る。すると、また何か思いついたようで考え込んで。賛成してくれる相手。満足そうに微笑めば、相手の表情は少し焦ったような表情で。「どうしたんすか?」なんて顔を覗き込み不思議そうに首を傾げればじっと相手を見据えて。___いやぁ、それにしても、シンタローさんと一緒だなんてめちゃめちゃ嬉しいっす___なんて心の中で思えば頬緩ませて
トピック検索 |