如月伸太郎 2013-10-17 18:28:53 |
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んー…確かにそうかも…(何故かドヤ顔の相手に首を微妙に傾げながらも苦笑いし、相手が言ってるんだし。と納得したように上記を述べてみたり。「でも、安心してくださいっす。俺はシンタローさんが大好きっすから」なんて、虚しくなったであろう相手に言ってやれば、スッキリしたように満面の笑みで。←/ 相手の問いに「ん?…あー、あと300mっす」と爽やかな笑顔で答えてみたり
…俺も好きだよ、馬鹿。(狡い。最後の最後でまたこうして自分を照れさせるのだから。ふぃ、と顔を逸らしてしまえば一歩前を歩いて。「あと300m?え、俺歩けてる。」と驚きを隠せない様子で答えて。あんなに高い山だと思っていたが相手と話しているうちにもうこんな上まで来ていたのか、なんて思えば気分が上がってきたのか「なぁ、動物とかいるのか?」なんて聞いてみて。←)
へへ、ありがとうっす(顔を逸らすのは、照れいるからというのは分かっている。だから相手が顔を背けても此方は「ありがとう」と返事を返すだけで。先を進む相手の背中をじっと見つめては、己の返事に驚いたような嬉しがっているような声を上げる相手にクスクスと笑えば、「しんどいっすか?」なんて尋ねてみようとすると、先に尋ねられた。「ん?…あぁ、上の方に野うさぎがいるとか…。あとは、登ってる途中か頂上に鹿が見れるらしいっす!」と目を輝かせ言ってみて
うさぎか…俺の家にもうさぎいるぞ?(うさぎがいると聞けば思い出したように答えて。「うさぎは好きだな。」なんて言えば、歩く足取りも軽くなり。暫く歩くとすぐ先にはちょこんと座っているうさぎを見つければ「着いた?うさぎいるぞ…!」と相手より先を歩くとゆっくりうさぎに近付き抱き上げる。可愛いな。なんて思いながら相手にの元へと向かおうか。)
あはは、いるんすか(思い出したように言う相手に微笑めばすぐ其処にうさぎ。其処にもうさぎ。彼処にもうさぎ。「う、わぁ! うさぎがもう居るっす!!!」もうそんなところまで来ていたのか。驚きが隠せずに其処ら辺にいるうさぎ達を見ながら驚きの声を上げてしまった。__可愛い!__うさぎで今迄の疲れが取れた気がする。それは相手も同じようで、己より先にうさぎの元へと行けば抱き上げて幸せそうに微笑む相手。うーん、その笑顔がうさぎに向けられているのが少し悔しいな。そう考えていれば己の元へと駆け寄って来る相手。確かにうさぎも可愛いっすけど、シンタローさんも可愛いっす。こんな事言ったら怒られるだろうか。いや、照れるかな。相手とうさぎを交互に撫でてやれば此方も微笑んで
っと、俺まで撫でなくてもいいんだよっ(うさぎを撫でるのかと思っていた手は自分の頭の上にも乗っていて。声を張り上げようにもうさぎが逃げてしまう、と軽く睨んでやれば、うさぎの方に意識を持っていってしまう。「うん。やっぱりうさぎは好きだな。」なんて言えば、頂上まで後少し、今となっては軽くなった足取りで頂上を目指そうか。…きっと相手は後ろをついてきているだろうし。相手に話しかける事はなく「お前、人懐っこいんだな。」などうさぎに話しかけて。←)
…別にいいじゃないっすか(睨まれれば"うっ"と体を少し下げそう言い返すと、先へと進んでしまう相手に少し目を細める。己は後ろをついていくだけで、相手はうさぎを可愛がっていて己を見もしない。__少し妬けてくる。ジト目で相手を見つめれば、此方も妬かせてやろうとうさぎを抱き上げてみる。「お前はマリーみたいに小さくて、白くて、可愛いっすね!」うさぎに満面の笑みでそう言ってみる。相手は己と付き合う前に己がマリーの事を好きだと勘違いしていた。なら、今この言葉で焼いてくれたのではないか。…我ながら、少し酷いかなとも思うが←
…。(後ろでうさぎを可愛がる相手の言葉にピクッと反応する。…なんでマリーが出てくるんだよ。相手より前を歩くことは忘れず歩く速度を早めて相手と距離を開ければ「なんなんだよ。」と相手には聞こえない位小さな声で呟き。そっちがそうくるならいいよ。なんて拗ねてしまえば、うさぎを撫でながら「お前と変わりたいよ。」なんて呟いて。本当、相手の事となると余裕がなくなるから嫌だ。)
(案の定嫉妬してくれた相手。歩く速度を速める相手の口は動いていて、何か言っているようだ。相手と己の開いた距離を埋めるようにツカツカと相手に近づいていけば、相手の真後ろ迄来たところで相手を後ろから抱き締める。__まったく、其処迄拗ねられると困るなぁ__己からやったことではあるが、流石に其処迄拗ねるとは思わず苦笑い浮かべれば抱き締める力を強める。そのまま、相手の首に顔を埋める様にすれば「ほんと…うさぎばっかじゃなくて、俺のことも気にかけて下さいっすよ」と、己の心に溜まっていた気持ちを次々と溢れさせられれば、「俺を置いてかないでください」と少し寂しそうな声で
…っ。(突然後ろから抱きつかれ、驚きを隠せない様子で振り返る。その反動でうさぎも逃げてしまった。あぁ、嫉妬してたんだ。あいつも俺も。ふ、と表情を和らげると「うさぎに嫉妬したの?」とおちょくってみよう。すると何処か寂しげな声で話す相手の頭をポンポン、と叩けば「今のは悪かったよ。置いていくつもりはなかったんだ。…一緒に行こう?」と手を繋いで。…勿論、恋人繋ぎで。さぁ、頂上ももうすぐだ。)
…!(相手の言葉に肩縮めれば目をきょろきょろとさせ、気まずそうに相手と視線を交えないままでいれば、「シ、シンタローさんがうさぎばっかり構うからいけないんすよ‼」とむっとしたように言い返せば口尖らせ。ポンポンと頭を撫でてくる相手。少し安心したように表情和らげれば、手を繋がれ顔上げふわりと微笑んで。相手から手を繋いでくれるなんてレアだな。なんて思えば軽く手を握り返して
あぁ、悪かったよ。(まるで子供のように口を尖らせる相手にまた笑ってしまい。幸せ者だな、なんて思うものの、口に出して言わないのは今立場逆転してしまった雰囲気を壊したくないからだろう。たまにはこんな思いするのも悪くない。隣を歩きながら手を握り返してくる相手。機嫌も良くなったのだろう。自分も安心したように隣を歩けばまた目の前に鹿が現れた。「頂上も近いようだな。」と先ほどの反省も踏まえて、先に目的の話でもしよう。鹿はその後だ。)
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