【血を】あの娘は吸血鬼ッ!?【頂戴―?】

…………なっ!?…なんだよそれ…
(真っ赤なりながら思わず相手を見てしまい。すぐに枕に顔を埋めれば唸り。相手からの意外な質問に「………こ、怖いじゃ？」と言い

わ、顔赤くなってるぞ!!?
(恥じている相手の気など知りもせず、ケラケラと笑い。そして“怖い”と耳にすれば下記を吹き出しながら述べれば急に何故真剣な顔となり)
ぶっは!!!乙女だな!私の住んでいる屋敷の吸血鬼より乙女らしい!!……だが、契約は結ばせて頂こうじゃないか…。

…………う、うるっさいな…
(真っ赤なままムスッとして上記述べ。「……………乙女じゃないから
！」と半分涙目になって言い。「……………は…？契約……？」と

怒られちゃったぞ☆
(ムスリとしている相手とは裏腹に上機嫌な表情で上記を述べる｡そして涙目になっている相手を見れば不覚にもキュンとしてしまえばポカンとしている隙を狙えば目の色が赤くなり今度こそ腕を掴み､押し倒せば深く口付けをし)

………………別に怒ったわけじゃないけど…
(上記を言えば軽く溜息をついて。相手に腕を掴まれ押し倒され深く口付けされればかなり驚いたように目を見開き

…ハァ､契約完了…♪
(未だに赤くなった目で相手を見つめる。そして見開いている相手に説明するかのようにこうのべ)
…突然悪かったな…。だが､これは契約の一貫でも有るからさ…!!

……………だ、だからって…
(未だに信じられなく口をパクパクさせながら真っ赤になり恥ずかしさに耐えられないのか布団の中に潜り込んで

あ、ちょ…
(布団へと潜ってしまう相手を見れば困った様に眉をすぼませ､布団へ近寄る｡そしてなかなか出てくる様子が無いため､意地悪っぽく下記を告げ)
…出てこないと､もう一度しちゃうけど…

………………え……
(相手の発言に凄く嫌そうな顔しながら渋々布団から出て「…………いきなりするとか卑怯じゃん……」等と呟いていて

＿ぬぬっ!!嫌そうだな…
(物凄く嫌そうにする相手を見れば何故か頬を膨らませる。そして呟きを耳にすれば相手の口元へ指を運び顔を近寄らせば下記を問い)
…じゃあ、いきなりじゃ無ければ良いのか…??

(/今さらですが､闇落ち申し訳ありません!!)

………………あぁ嫌だよ…
(上記を述べて。顔を近寄らせる相手から顔を逸らしながら「………………いきなりじゃなくても嫌だけど」とハッキリと言い

(/大丈夫ですよ)

…まぁ良い…。
(最初通りの､表情を浮かべれば腕を組みながら冷静な返答をする｡そして窓を再度音もなく割れば外へ出､時間を戻し窓を直す。怪しく笑みを浮かべ)
…また会おうじゃないか。

……………マジかよ…
(相手が音も無く窓を割り窓を直したところを見れば信じられないというように驚いて。相手が外に出れば口を半開きしたまま大きく溜息をついて

(口を半開きにしている相手には目もくれず､高く跳ねれば彼女の姿は暗闇へ消えていく。そして日は登り､気がつけば登校の時間となっており)

【普通に登校してくだされば大丈夫です←】

…………と、とりあえず…行くか
(/日が昇ってるのを見れば上記を呟き制服に着替えて行く用意をして。軽く朝飯を食べて歯磨きすれば荷物を持ち靴を履き家を出て鍵を閉めのんびりとした足取りで歩いていき

(/了解です)

……ッと…。
(のんびりとしている相手とは裏腹にかなり早い足取りで屋根から屋根へ飛んでいるユノにそっくりな娘。だが、相手にバレないように学校へ向かえば仁の顔を見)
…バレないと良いのだが…

……………ハァ…
(朝の少女のことはもう忘れようと考えながら歩いていて。相手がいることなど知るはずもなく。そのまましばらく歩いていれば学校につき昇降口で上履きに履き替えれば教室へと向かい

(校内に朝のホームルームを知らせるチャイムがなり響く。そして仁の担任山咲(♂)が若々しい手で後ろから背中をポンと叩き)
…っほら、急げよ?今日は転校生が来ているんだからな!!…しかも女子だ。

…………そ、そうですか…
(担任に声かけられ女子の転校生にはあまり興味を示さないような言い方で上記を述べる。担任に軽く頭下げれば急いで教室に行き

(あまり良いといえる反応をしない相手をつまらなそうに見詰めれば苦笑いを浮かべる｡そしてホームルームを始めれば転校生の紹介を始め)
__今日は転校生を紹介するぞ!!男子共､喜べ!!偉大なる女子だぞ…!!!
(そう言えばドアが開き､女子生徒が入ってきた｡その彼女はリボンを付けポニーテイルと化した髪型のユノが立っており)