主 2013-10-16 16:10:38 |
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ナミの怒りのげんこつよりましだから大丈夫だろ
チョッパーは今手がはなせないみたいだしな
(ぷっくり膨れた頬を見れば心配する様に船医のチョッパーを紹介されるも、前の島での患者がいるのか邪魔しちゃ不味いと自分の中で納得し、ふと 以前ゾロとの決闘の時に見せた彼女の覇気を思い出して軽く苦笑い浮かべ そのようなやり取りをしていれば何だかんだで冷蔵庫を開けて貰い「ハンバーグが食いてぇなぁ」と 冷蔵庫の中身を確認する彼女にリクエストして
(ちょっと目が覚めちゃったんで返して起きますね)
…何よー、サンジ君の蹴りより私のげんこつの方が怖いって言うの?(確かに自分のげんこつはゴム人間に対して効いた事があるのは事実ではあるも、サンジの蹴りの方がマシだと言う相手に失礼だとばかりに表情曇らせながら冷蔵庫から肉を取り出し、ハンバーグとの注文を受ければ「言っとくけど私の料理は高いわよ?」と先程と同様に金銭要求をして調理に取りかかり)
うーん…やっぱりナミのげんこつの方が怖いかな
だってゾロまで倒しちまうんだからよ
(少し不機嫌そうな表情を浮かべる彼女に問い掛けられ腕を組ながら首を傾げて考えるも、怒ると一番怖いのはやっぱりナミだなと納得したように頷き「それよりちゃんと食えるのか?」私の料理は高いと言われ、話をずらそうと態々機嫌を損ねる様な事を言って
ほんっと失礼しちゃう。私はあんた達が悪いと思うから殴るっていうのに…!(あっさりと頷く相手に怒りを通り越して悲しくなってしまったのか泣き真似をしながら被害者面するも話をずらされ、機嫌の降下する発言を繰り返す相手に負けず嫌いな己は「食べれるに決まってるでしょうが!…ビックリして腰抜かさないでよ?」とフライパンで肉を返しながら最後には挑発的に笑って)
それはわかってるけど…もう少し優しく殴れねぇのか?
あんなにする事ねぇだろ?
(彼女の問い掛けに素直に頷けば、悲しげな表情を見せられ多少気を使って話すも ゾロと二人ズタボロだったのを思い出し、ふるふると左右に首を振り騙されるなよと自分に言い聞かせながら首を傾げ 「逆の意味で腰を抜かさなければ良いけど」と、ぽつり呟きながら調理をしている彼女の後ろ姿をジーッと眺め
……殴られないように、あんたが努力しなさいよ。(自分の泣き真似が通用しないと思ったのか冷めた表情で相手を見据え、背中に突き刺さる視線を感じながら出来上がったハンバーグを皿に盛り付ければ「ルフィって意外と意地が悪いのね。…ほら、早く食べて食べてっ。」と机まで運んで相手の前に置いて向かい合うように椅子に座り)
これからは努力するよ
お前のあんな顔見たくねぇからな
(冷めた瞳で見据える彼女を見れば素直に頷き、彼女の涙はみたく無いのか頬をぼりぽり掻きながら照れ臭そうに話し 目の前に出されたハンバーグを見ると 「うおーウマそ―!」と 瞳をキラキラさせながら向かいに座る彼女に目もくれず、両手にフォークを持ってぱくぱく食べ始め 「うっ!?」と、喉を詰まらせ胸をドンドン叩いて
………あっそ。(たまに見る己をときめかせる様な言動、天然でそんな発言をしているのか分からず戸惑い気味に視線を落としては素っ気ない感じの返答をしてしまい、貪るように食べ進める相手に嬉しくはあるも慌てて「バカっ、落ち着いて食べなさい。」と コップに注いだ水を差し出して)
....具合でも悪いのか?
それともナミお前..ハンバーグ食べてぇんだろ!
(視線を落とし素っ気ない返答をされ心配そうに彼女を見詰めれば 自分のフォークに刺さっているハンバーグが目に入り、どや顔でハンバーグを見せ 「んぐんぐ‥っはぁ‥死ぬかと思った」と、片腕で自身の額の汗を拭い 相当お腹が空いているのか先の失敗を気にも止めずに再びぱくぱく食べ始め
(今日はこれで失礼します お休みなさい)
…べっ別に?何でもないわよ。(普段より高鳴る心臓の鼓動を誤魔化すように見つめ返しては、どや顔の相手から無意識にハンバーグに視線が向いてしまうも食べたいのを何とか堪え、再びがつがつ食べる相手に「…げっ、あんた食べ方汚い…!」とティッシュを掴んで唇の横に付いたソースを拭い取ってあげて)
(自分も落ちようか迷っていたので良かったです。お疲れ様でした、お休みなさい!)
なんでも無いなら良いけど…
ふぅ…食った食った
(別に大丈夫と言う彼女の返事に視線をハンバーグに戻し、ガツガツハンバーグ食べていると口許に付いたソースを拭って貰い満足そうにお腹をぽんぽんと叩けば 「あの島で散歩でもするか?」と、何か最近元気の無い彼女を心配して首を傾げて問い掛けて
…ねぇ、美味しかったわよね?(完食したという事は味に不満はなかったのだと考え問い掛けると、突然島への散歩を誘われ驚いた様子でぽかーんと相手を見てはゆっくり頷いて「…たまには散歩するのもいいかもね。」と椅子から立ち上がり歩くのに邪魔になるであろう長いオレンジの髪をひとつに纏めてゴムで結い)
すげー旨かったぜ!
ナミも料理出来たんだな…以外だったなぁ
(ハンバーグは美味しかったか と、問い掛ける彼女に満足した表情を浮かべながら頷いて答え、「食材調達のついでだけどな」と、呟き 船の財布を握っている彼女が居ないと買い物が出来ないのか「早く行くぞ―」と、髪を結わう彼女を急かして
ふふっ、でしょう?(己の料理の腕前褒められ自慢気に胸を張ると結い終わった髪を軽く靡かせ財布を持ち、急がせるような言葉をかけられても尚焦るような動き見せず「ハイハイ、…お待たせっ。」と久々の散歩に胸は躍り相手の背中をぽんと叩いて前に押して)
サンジだったらすげー喜んでたろうな
ハンバーグ作ったのバレない様に肉を買お―肉を
(どうやら彼女の機嫌も直ったらしく、背中をぽんと押され前に倒れそうになるも ずれた麦わら帽子を押さえ何とか持ちこたえ、片腕を上に上げ 先ずは肉だと笑顔を浮かべ 「よし 行くぞ」と彼女のお腹の辺りに腕をぐるぐる回して
あっそうだ、サンジ君にバレる前に買ってこないと……って、あんたまさか…!(先程のサンジの怒っていた姿と暴力的な説教に自分は少しも関わりたくなく、早く買って来なければと考えるも突然お腹にぐるぐるに回された腕に捕まってしまえば何と無く嫌な予感がしたのか表情が一気に青ざめていき)
(もしかしたら今日はもう返事出来ないかもしれないですoyz)
しっかり掴まってろよ
ゴムゴムの―ロケット―!
(彼女のお腹の辺りに腕をぐるぐる回せば、青ざめた表情を浮かべ何かを悟った様な彼女にこくりと頷き 船体の帆を掴みゴムの力を使い物凄い速度で空を飛び 無事に島の陸地に着地すれば何事も無かった様に「さぁ行くぞナミ」と、悪びれた様子の無い表情で見詰め
(了解です 態々ありがとうございます)
ちょっと待って離し……!、っきゃああぁあ…!(強引に相手の腕の中から逃れようと抵抗するも、伸びた腕が帆を掴むと同時に信じられない程の速さで空中へと体が飛んでは恐怖から叫ぶ事しか出来ず、無事に着地すると全身の力抜けていくのを何とか踏み留まって、寿命が縮んだとばかりにグーで思いきり頭を殴れば「死ぬかと思ったじゃない!」と僅か半泣きで伝え)
イッテーな 何すんだよナミ
(しっかり陸地に着地したにも関わらず、グーで思いっきり頭を殴られ両手で頭を押さえながら彼女を見詰めると、半泣きした表情に流石にやり過ぎたかと反省すればそっと彼女の手を取り「悪かったから泣くな」と、言いながら街を目指して歩き始め
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