僕様_ 2013-10-08 16:51:05 |
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あれ、奇遇だね駄k..おっと、錐嶋サン。?
( 靴を履きかえた所で妙な空気に眉を寄せつつ其れは的中したようで。"偶然"と云って声を掛けてきた相手に一つ溜息を零せば上記を。毎日"駄犬"と表でも内心でも言っている所為か思わず言ってしまうのを訂正して。また喧嘩を売ってくるのだろうか、生憎此方は疲れている。先程の喧嘩で1発殴られた所が鼻元に近かったのか"鼻血出そ..。"なんて思えば潔く相手の元から去るべきだろう。少々血の付いた己のジャージを見つつ不快な表情を浮かべては「今日は無理だよ、君に構ってる暇無いから。」と片手を相手の方に揺らし筒昇降口を出てはフッ、と笑みを浮かべて。明日は此方から喧嘩を挑みに行こうか。なんて片隅で思い乍校門へと。追いかけて来たら如何しよう、と思う前にまずは出そうな鼻血の対処を考えて )
(( / いえいえ!此方こそ宜しくお願いします! )
はッ、お前からさん付けなんて気色悪いったらないよな。
(溜息混じりに相手が何を言いかけたかなんて大方ろくでもない事だろうと予想もついて気にも止めずに。何時もなら此処から喧嘩の流れだが此方を見た相手のジャージには所々血が付着していて。相手が怪我していないのなら先程怪我を負って来た自分の仲間の血痕だろうか、などと頭で考え乍ら相手の言葉を耳にすれば矢張り相手は疲労している事を知って。相手が大凡弱っている事を知れば此れは好機、と言わんばかりに片口端を上げて校門へと向かったであろう相手の方へ自身の靴に履き替えてゆったりと歩いて行き。案の定何を考えたのか考え事をし乍ら歩いている相手の背中を見つけては「ま、彼奴等が如何に弱いとはいえ流石に無傷では無かったみたいだな。」などと悠々と声を掛けては相手の様子を伺って)
あぁ、薄汚い君にサン付けは早かったかな?
( ケラケラと笑みを零せば直ぐ真顔に帰って相手を見。腹立つ言葉を並べてくる相手と反面鼻血の限界(←)。軽く舌打ちをし筒少し程出て来た鼻血を手の甲で拭えば如何でも良くなったのか相手の方を振り返って。「嗚呼、御陰様で貧血万歳だよ。あんたの仲間中々楽しかったよ..ハハ、腰抜けて帰って行ってさァ..!!」嘲笑し乍笑って遣れば鞄を投げ捨てて。「んで、するの?しないの?」頭をがしがしと掻いては面倒そうに左気を述べて。未だ体力的に残ってるし、鼻血何て如何とでも無い。相手の様子を伺い筒相手が否定しようと殴る予定の己。相手なら断らないだろう。なんて呑気に思考を揺らし口角を上げ笑って。「..まあ、君に拒否権なんて無いからいいや。」最後ににこり、と笑みを見せて遣れば相手にゆっくりと近付く。此奴さえ居なければ自分はこの学校の頂点、然し何か引っかかる事が有る。其れを解明する事が己の役目でもあって目標。彼を倒さない事には何も起こらないと想定している自分。拳を構えて一気に相手へと向けて一発殴ってみようか )
そりゃお前の様な捻じ曲がって育った人間に言われても嬉しくないっての。
(ああ言えばこう言う、とはよく出来た言葉だ。相手が真顔になっているのを見ては次に出て来る言葉は勿論先程の自分の仲間との喧嘩の事。元々勝手に付いて来た連中だがどうにも自分の性格からか相手の発言が快く思えずに無意識にも眉間に不快気に皺を寄せて顔を顰めて。鞄を地面に置くと自分も軽く手首の骨をパキリと鳴らしては「するもしないも、お前がやる気の無い様には見えねぇよ?」などと面倒くさそうに述べる相手の口角が上がっているのを見て此方もニヒルな笑みを零して。毎回毎回どうしてこうも相手は己の癪に障る行動をして来るのだろう、それで居て己も無視せず相手の事が引っ掛かるから不思議でしょうがなくて。その内分かるであろう感情に身を任せてみるのも悪くはないか、などと言う結論の結果動いているのだが流石に今回は間が悪かった。小さく決心した様に溜息を吐くと此方にゆっくりと近づき乍らも殴ろうとしている相手の眼を見据えて。其の拳を避ける様に体を傾けては此方に来る相手の足を払う様に蹴りを繰り出してみて)
君よりは曲がってないし、喜べよ..、僕が言ってんだから。
( 己の性格上確かに曲がっているのかもしれない。然し気にしない、良く云えば"個性的"なのだ。皺を寄せ顔を顰める相手にニヤリと笑みを作れば「君には早く退いて貰わないと僕が頭に立てないんだよね。」なんて口にするも自分が頭になって付いてくる奴なんて要らない。唯自分が下に見られたくないだけで。相手の表情を見ては己の拳を"避ける"事は分かっていたが一応振ってみる。順に蹴りを繰り出す相手。己自身素早さは人並み以上にある筈。然し拳を振り下ろした時点で避ける事無く足に痛みを感じる。"一瞬曲らない方向に曲ったんじゃないの。"と内心思うも如何やら歩ける容子。前屈みになって足を見ているも丁度良い所に相手の腹元が。「痛いな、折れたら如何すんのさ..。俺歩けなくなるじゃん、つか鼻血に少しは突っ込んでよ..!」クルッ、と相手の背中に廻って背中辺を痛くない方の足で蹴り飛ばしてみる。..腹が良かったかな。なんて思考を回し乍鼻血ばかり気にしている自分。「ジャージ真っ赤..。ティッシュ家にあったっけ..あ、帰んないんだっけ。あ-、クソ。」と舌打を零し筒愚痴をボソボソ呟くも相手の様子はしっかりと伺っている様 )
誰が喜ぶんだよ、誰も居ねーっての。
(戯けた事を言ってる相手にハッと嘲笑混じりに吐き捨てる様に云ってみて。実際相手の唯我独尊具合は己に似た物があるのかもしれないが自分が此処でやられて相手に跪く、なんて光景は想像するだけで反吐が出る。「俺が引くよりお前が引いた方が早いだろ。」頑固だのなんだのどうにでも言えば良い、と言わんばかりに開き直った様にキッパリと言い放って。蹴りは確かに手応えがあったのだが相手の話を聞いては確かに手負いだった相手に或る程度は本気で蹴るべきでは無かったのか、と一瞬迷いが生じてしまい。併し其処で背中に回られ足で背中を蹴られれば一瞬息が止まり、倒れる迄は行かなくても前屈みになり瞬時に相手に背を向けない様に相手に正面を向くのだがその表情は少々歪んでいて。嗚呼又此の性格の所為で怪我を負ってしまったではないか、全く、と自分自身に腹が立って。それでも自分の目の前でブツブツと呟く相手を見「…出血多量で倒れんじゃねーの?」と服や相手の鼻先から零れている血を見ては嫌味混じり乍らも率直な一言を述べて)
( 相手の話を黙って聞いていれば"誰も居ない"だ"御前が引け"だ"出血多量で倒れる"だと。3番目の十結多量の危機は確かにある。一向に止まらない鼻血の所為か視界がぼやけるが其れに耐えるのが精一杯と言った所か。少し動いただけで息が荒くなるのも全て鼻血の所為。と内心全てを鼻血の問題で済ませては取り敢えずは血を止めるが先だと判断。構えていた拳を下ろせば溜息を1つ。「疲れた、鼻血ヤバい。」投げ置いた鞄を取れば左記を。此れで相手に逃げるのか、なんて言われるのは目に見えた事か。厭、相手だと変に気を遣うし何せ馬鹿だから大丈夫か。なんて思考を揺らし筒何事も無かった様に学校を出る。ジャージの袖で鼻を抑え乍相手の方を振り返れば「じゃ-ね、馬鹿犬。」と口角を上げ笑って遣って。_如何しよう、取り敢えず上を向けば止まるだろうか。歩き乍一時上を向いてみるも戻せば再び血。口の中は血の臭さで気持ち悪い。辺りを見渡し近くに公園は無かっただろうかと考えて )
(やはりそれなりに傷は負っていたのか、と皮肉でもなく客観的に何処か焦点の合わない相手を見据えて。此の侭倒れたら自分の勝利なのだろうか、という考えが脳内を過るも其れは其れで納得がいかないし、何かが心の中でつっかえてる…様な気がする。そんな事を考えていると地面に置かれた鞄を持って当然の様に此方に嫌味を告げて去ろうとする相手を静かに無表情で見て。何時もなら此方も其れ相応に嫌味で返答しただろう。そう、何時もの状態なら。自分の与えた怪我なら未だしも他人の与えた怪我で血を流す相手はどうにも腹が立って仕方なく、しかも其の感情の理由も分からずに益々気持ち悪くてしょうがなくて。気がつけば自分の鞄をひったくる様に地面から掴み取ると其の鞄の中から真っ白なハンカチを取り出していて、其れを持ってズカズカと大股で学校を出てすぐの所で辺りを見渡している相手に近づいて行き。何を探しているのか知らないが見渡しているうちにもポタポタと地面に血液が流れ出ていて何に対してなのか分からずチッと舌打ちすると相手の目の前に自分のハンカチを差し出して「鼻血が出た時は鼻を押さえて俯く。上向くなよ、喉に血が流れ込むから。と言うかそんな対処法も知らずにどうやって此処迄育ったんだ馬鹿か。」と最後に悪態を付くのも何時もの事でイライラした様な口調で云って)
( 不意に目の前に現れた未使用の真白なハンカチを見ては驚いたのか顔を顰めて。差出人が相手だと解かれば双眸丸くするもフッ、と吹きだして。随分不快そうな相手に関わらず腹を抑えて笑みを零せば「君みたいな人がハンカチとか持ってるんだね..ッ、」と面白可笑しく笑い飛ばして。こんなに笑ったのは何時振りだろうか。対処法まで知ってる相手に感心なんてしてない(してる)。"馬鹿"なんて言われては「君こそ馬鹿だろ、今なら僕を倒せるのに倒さない所とか。」左記を云った後に拙いと後悔する。相手は今から己を倒すだろうか、なんて。笑いも落ち着いてきた所で遠慮なくハンカチを奪い取る様に頂いては鼻元に当て相手の言う様俯いてみる。然し其の侭歩き進めば「ハンカチど-も、少し遅れるけど洗って返すよ..たぶん。」後は自分一人でも出来る、大体鼻血位自分で対処できた。昔も対処してきた事だし。なんて内心呟き筒相手にひらり、手を振れば何処か休める場所を探し目指して )
(折角差し出したというのに最初に聞こえたのは相手の笑い声。失礼な、と言わんばかりに何処か不満げにも見える表情で顔を顰めては一瞬何故自分は相手に手を貸したのか等と自分が疑わしくなって。挙げ句の果て自分でも不思議だと思っている事を相手からも尋ねられては何も言えず「…何だよ、此処で顔面に一発くれって意味か?」等と苦し紛れにそんな言葉を返しつつ呆笑を返して。漸く奪い取る様な形だがハンカチを受け取って自分の言われた通りに動作をする相手を見ていれば其れでも歩き始めて行き。怪我をした時はじっとしているという事が何故出来ないのか、厭其のじっと出来る場所を探しているのか、等と思考を巡らせては小さく溜息を吐いて肩を竦ませ。こうなったら自分の感情にとことん付き合ってやろうではないか、等と諦めにも似た表情を作れば立ち去ろうとする相手の服の襟首を猫を持ち上げる時の様に掴んで「御前の血が付いたのなんていらないから。…此方の角を曲がった所に一ヶ所公園がある。」と告げると無理矢理にもそっちの方向へと引っ張ろうとして。一人暮らしだからか此の辺の土地勘には慣れている様子だが人の扱いはどうも拙い様で)
( 顔面は拙い、酷く拙い。「貧血挙句に足負傷してる奴に顔面まで殴って可哀想じゃん、僕が。」無論自分以外の奴がトリプルで怪我を負う等全然勝手にやってくれ、と思う位だが自分は違う。ハンカチは直ぐ赤く染められる。"血が..。"内心血液が奪い取られているのは十分と行っていい程解かる。相手に弱みを持たれれば王の座も終りだ。然しそんな事気にもしない様に襟首を持ち上げられては「ぎゃ!」と驚きの声を。此奴、何時まで自分のプライドを侮辱すれば済むんだ。確かに己は公園に行きたいが相手が来るとなれば話は別だ。複雑な心境に頭を悩ませるも取り敢えず誰にも力は借りたくない己の変なプライドを守る事に。「洗って返すって言ってんだろ?!クリーニングに出せってか..!!綺麗に新品の様にして返してやる!!..つか、離せよ!一人で出来る..!御前の力とか汚くて借りたく..無い-!」思わず取乱した様子。口調が多少変化するも気付いておらず。逃れる為じたばた暴れて遣る。鼻血何て気にするか。相変らず視界はぼやけた侭だが流石自分と言った所か何とか保っていて(←) )
(この状況で(自分と同じだが)自分本位な発言をしている相手には最早呆れしか出ない。自分が渡した其のハンカチは既に赤くなっており、正直御前此の侭血を流せば本当に病院行きだぞと言いたい。じたばたと暴れるのは想定内であるし自分と相手の体格差は若干だが自分の方に軍配が上がっている為に余り其れで影響はなく。というよりも今は自分の訳の分からない感情に付き合う方でよっぽど精一杯で手元で騒ぐ相手の声に少しばかりイラついた様で「ピーピーうっせぇなぁ…!こっちこそ本当は手を貸すなんてつもりは毛頭なかったっつーの。と言うかいい加減暴れんな、本気で病院送りにされたいのか…!!」当初から自分は”自分じゃない人間に付けられた怪我で血を流す相手に苛つく”と言う感情から動いている訳であって此れが自分の怪我で血を流しているなら助けない、絶対に。-…其れが嫉妬心にも似た何かだと気付く事は今は恐らくない…-。それでも今は暴れている事により血流が早まって出血量が多くなる事を懸念して、黙らせようと軽く相手の頭を小突いて)
病院なんて行かなくても治ります。馬鹿なの?馬鹿だよね?僕の生命力ナメないでしょねマジで。
( 等々気が狂ったのか何故か相手に向かって敬語。相変わらず暴言を云うのは変わらないが"病院送り"との言葉に顔を全力で顰めて。然しこうして自分に突っ掛って来る人なんて相手位だろう。そう考えては再び複雑な心境に。「大体君に関係無いでしょ、離せよ..。序に一発殴らせ――?!」"殴らせろ"そう言おうとした瞬間頭を小突かれ数秒固まっていた事だろう。大いに舌打をしては無理矢理にでも逃れようと力を振り絞り相手の足元目がけて蹴りを繰り出してみる。鼻血は大体止まって来たものの少し出ているか。精神的に体力が削られてきては一刻も早く相手を殴って立ち去ろう。出来なかったとしても逃れよう。そうでなければ今まで喧嘩してきた意味が全て無くなる気が..しない事も無い )
血液が不足して貧血気味とかほざいてた奴が今更何言ってんだ。
(自分に此処迄世話を焼かせるのは今では相手ぐらいのもので、今思うと少々残念な気分になり。今度あった時仲間と呼べる方の奴らにも少しは優しくしておこう、等よく分からない思考をする辺り自分もそこそこ混乱して来ている様で。数秒固まってたのを良い事にズルズルと若干引き摺るような状態で目的地へと足を進めていれば壮大な舌打ちを耳にした瞬間に相手からの蹴りを食らって。不意打ちながらも痛みが走り思わず眉を顰めては少しカッとなったのか怪我人であるという事も忘れて引き摺っている状態の相手の両足を片足で払って。其の侭の状態で幾分か引き摺り易くなった様で目的地の公園へと早々に辿り着けば近くにあるベンチに相手を放り投げて。「ッてぇな…。少しは大人しくしろよ、怪我人。」等と嫌味を含めて告げれば本当に放り投げるだけでそれ以上何も触れないで)
面倒臭いな-、駄犬が愚痴愚痴言うなよ..。
( 流石に此方も懲りたのか、厭既に体力が精神的に肉体的に限界を迎えていただけなのかもしれない。つまり先程の蹴りが今日最後の暴行と言った所か。相手の弱臭い仲間達を喧嘩しなければ鼻血も出さなかったし相手を今日こそ倒せたかもしれない。なんて頭の片隅で原因と呼べる物を探し筒"やられたらやり返す"とか言葉があるが其れ通りに相手の蹴りを喰らう。先程も蹴りを喰らった事もあり左足が絶対折れた(折れてない)。_数秒は痛みに耐え乍大人しく黙り込むもベンチに放り投げられては其れなりの衝撃も喰らう物。「あのさあ..さっきから足といい此れといい..何なの..。」溜息を1つ零せばベンチに俯せの侭左記を述べて。確かに自分の立場"怪我人"だが相手に云われると腹が立つ。軽く舌打ちして遣れば何時まで相手は居るつもりか。..頼むから帰ってくれ。なんて柄にもない事言えば相手は帰るだろうか。「..僕を引き摺って運ぶのは何だけど一応礼を言っといてあげるど-も、僕は大丈夫だからさっき僕に遣られた僕と同じ怪我人の所にでも行ってきなよ。バイバーイ。」全文を棒読み気味に言って遣れば俯せの侭片手を揺らして )
御前こそさっきはキャンキャンと小型犬みたいだっただろ。
(先程の相手の取り乱した様子はどうにもそういった類いの小動物だと思い返してしまい。全く今日は何だというのだ、あれか、厄日か。よく分からない感情に振り回された挙げ句相手の面倒を此処迄見て、本当に今日はよく分からない一日だった。そう思い返していると放り投げられた事に溜息を零しつつ意見を述べる相手に「逆に此方が何だったのか知りたいっつーの…。」と完全なる八つ当たりの様な一言を小さく呟いて。相手は俯せの侭、どう考えても本気でそう考えていない様な一言を述べているのを見て「彼奴等の怪我なんて俺の知った事じゃないし、彼奴等は御前と違って怪我の対処法ぐらい知ってるだろ。」等と呆れた様に告げては己もそろそろ帰ろうかとばかりに欠伸を漏らし。此処迄俺に対して横柄な態度なのも此奴ぐらいなものだ、と今更ながら少し可笑しく思ったのか小さく、嫌味も何もなく小さく笑っては「ま、怪我人は休憩して家で寝込んでる事だな。」と告げると緩りと片手を上げると公園の出口へと踵を返して)
煩い煩い煩い-。小型犬言うな塵野郎。
( 相変らず状態は俯せの侭上記を言うも流石利己主義と言ったところか。八つ当たり何てしてくる相手の話は無視して置こう。..此処で休んでいれば良くなるか。なんて考え筒先程から嫌味しか言わない相手に腹立てるも此れ以上動けば本気で倒れるだろうと耐えて。此方も嫌味しか言わないので人の事言えないだろうか。なんて真面目な考えも何処かへ捨てては「折角君みたいな頼りない奴に付いて来てくれてんだから少しは良くしてあげなよ。.._何て言うと思ったかバーカ。」顔を横に向けて左記を云えば鼻で笑って遣り。「..もう治ったし。血出てないし。寝込まなくても大丈夫だし。」なんて先程の八つ当たりを返して遣れば軽く舌打ちして。自分には手を振る余裕もない。というか大体手を振って別れる仲は無い。もう少し体力が有れば隙を狙えただろうか。自分に腹を立て乍上体を起こせば鼻元に手を添えて。"あ、止まった。"視界がぼやける中頭の中で考えては此れから如何しようか、と )
(( / 昨日は寝落すみませぬ!orz← ))
はいはい…。
(もう完全に喧嘩する気を削がれているのか相手をいなす様に対して言葉を咎めずに。…何だかんだ相手の言動に付き合う辺り非情に成り来れていないのだろうか、などと少し考えては少しばかり溜息を吐いて。「…ま、近くに誰も居ないよりはいいのかもな。」あながち相手の事を示唆する様な一言を無表情でぼそっと呟いて。実際問題別に周りに誰がいようが居まいが関係は無いのだが何時の間にかいる人間の事を考えると其奴らの事が不思議でしょうがなくて。何故自分の近くにいるのだろうか、自分の性格の悪さは自分が一番理解していると言うのに。-相手との会話は最早八つ当たりの応酬でしかない、と悟れば自分は特に何も言わずに肩を竦めて公園を出て。公園を出ると云っても此の侭家に帰っても一人と言う事は言う迄も無く、少し立ち止まって考える様な仕草をしたかと思うと自分の家の方面へと歩み出して行き)
( / 大丈夫ですよー! )
( 生憎相手の呟きは聞こえなかった。本当ならば"声小さい"とか文句を言って遣りたい所だが今回は口を結んでおこう。相手が公園から出て行き己の視界から居なくなれば一息ついて。「やっと帰った..。」と何処か安堵気味。此の侭寝ていて己の失った血液が帰ってくる訳では無い。鞄を手にしポケットから携帯を取り出せばマップのアプリを開く。「コンビニ..コンビニ...。」行先を打ち込めば此の公園から近くにあるコンビニが表示されて。立ち上がってゆっくりとした足取りで公園の出口へと向かう。そうせならジャージも着替えよ..。と視線を血の付いた服に遣っては顔を顰めて。衣服が先だろう、そう考えては行先を変更。適当に歩けば古着屋か何処かに付くだろう。と適当に考え歩き進んで。其れにしても相手があそこまで性格の良い(?)奴とは。少々手が荒かったが十分な気遣い。感心やら納得やら..。「ま、当然だよね。」一人呟けば何処か上機嫌。其れは鼻血が止まったからという理由も少しは含んでいて )
(( / 有難う御座います! )
(元々行く宛てなど家しか無いのだが家に寄ってから寄る所があって。自分のアパートに戻ると其れ迄着ていた厄介な制服を脱いで、パーカーとジーンズという適当な私服に着替えて鞄を持てば再び外へと出て。自分のアパートの隣にある空き地迄来ると其処には寝転がる一匹の黒の野良猫。己が空き地に足を踏み入れると寝転がっている猫の傍迄歩み寄って行き。此方に気がついたのか猫の方も起き上がり、其れを見ると同時に自分は鞄の中に持って来た猫缶を一つ取り出して蓋を開け、猫の近くに置いて。そう、毎日の様に此の野良猫には餌をやっているのだ。きっかけなんて忘れてしまったが必ず此処にいる猫に何となく学校から帰ると何時も餌を与えている。慣れた様に自分の置いた猫缶を食べる猫を見て思わず少しばかり表情を緩めては猫の傍に屈み「…御前は良い子だよな。」等と呟きつつよしよしと猫の頭を撫でて。日頃のストレスからか此の行動は最早日常と化しており、特に今年からは例の相手との喧嘩でよりそれが増えてしまった。思い出してしまった今日の自分の不可解な行動を振り払う様に首を横に振ると餌を食べる猫をのんびりと眺めて)
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