逆巻カナト 2013-10-05 20:31:11 |
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なんだー····癒やされてたんだけどなあ·····。·····あ、あー····行ってしまうのー?(どこか残念そうに口を尖らせていると、立ち上がった相手に言葉を詰まらせ)··········やっぱり、お供させてー(途切れ途切れに呟くと、腰に巻いていた嶺帝学院のジャケットを羽織、既に歩きはじめている背中を追いかけ)
僕と同じ学校に通っていたんですね…こんなうるさい方が学校に居たなんて知りませんでした…。(相手が着ている制服に気付き横目で相手見ながら歩進めて)
あはは、お手厳しいねー渡さん、ぴっかぴかの三年生ですよー
.....といっても、人使い荒いボスのオカゲサマで決められた日しか行けてなくてネ。けど勉学と御役目の両立は必須で、最悪卒業できなかったらジャングルの奥地に放りこむって言うんだよねえ....(気を許しているのか、世間離れした話をこぼすが、ある程度の所で話を切ると視線を前を歩く相手にうつし)
今度学院行った時、会えたらいいねー確立はすっごく低そうだから、せめてすれ違う程度でもいいんだけどさ(履いているものにローラーがついているのか、スイーと相手の横に並びながら)
三年生って事は先輩なんですか…落ち着きがなくうるさい所からして年下かと…。学校ですれ違ったとしても僕に話し掛けないでもらえますか、うざったいので…。(歩きながら視線を前にやり冷たく言い放ち墓地に着いて)
(ツンケンさ具合が猫みたいだな、と内心思っているせいか、別段気にした様子もなく滑るように移動しながら)ふふ、なんとなくそう言う返答が返ってくるとは思ってたけどね。.....けど残念だなー。先輩、会えるの楽しみだったんだけどな、あ、って、あれ、墓地?
...へえ、なんだか雰囲気あるねー(ガチャコン、とローラーを引っ込めると、どこか嬉しそうに目を細め、墓地の中を覗きながら)
……。(気味悪がると思っていた為嬉しそうな相手の反応見此方も嬉しい気持ちになり微かに笑み浮かばせ)此処、とても落ち着きませんか…?僕のお気に入りの場所なんです…。(墓地の中入っていき歩きながら辺り見回して)
(『しまったー.....こうゆう場合は怖がった方が雰囲気的に良かったかもしれない。それよか此処じゃ表情が見えないから引いてるのか呆れてるのかわかんないし.....いやまあ、そんなの今更か』と自分への評価に見切りをつけているのか、大幅にずれた事を内心葛藤していると、相手が言葉を発した為視線をやりながら).....土の匂いがするね。墓地は廃墟とかに感じる独特のあの雰囲気と少し、似てる...かも。
.....。(言葉を区切ると、ふと、ぼんやりした目で墓場の奥を見やりながら)
そうなんです、この雰囲気が堪らなく心地良いんです…。それにこの墓地には僕の母親が眠っているんです…。ここ…。(母親のお墓の前で立ち止まりテディの頭を撫でて)
お母さんの.....?............。(母親の墓という事で何かを察したのか、横まで来ると目を閉じ暫く無言で黙祷の形をとり)そっか、落ち着くってそうゆう意味だったんだ。お母さんのお墓があるっていう意味だったんだね。......っ(不意に前の枯れた樹に鴉が一羽とまり、視線をやると何故か大きく肩を跳ね上がらせ)
·········っ(視線を鴉から動かさずに、懐に手を忍ばせると金属類同士があたる音が微かに聞こえ)········飛ぶ生き物がね。ちょっとだけ、好きくない····だけ、だよ(と言いつつ明らかに今までの雰囲気とは違う様子で、視線の先のものを睨みながら)
······一般的に怖いものが怖くない、それは怖いもの知らず。一般的に怖くないものが怖い、それは変わり者の怖いもの知らず。ちなみに渡さんは後方です。···ふふ、ありがとうね。思わずきゅんってきちゃったよー(先程までの険悪な雰囲気は何処へやら、懐から出したであろう金属の棒のようなものを仕舞い、いつもの雰囲気に戻った様子で礼を言いながら)
怖くないものが怖い…か。ふふ、墓地を徘徊するのは平気なのに、鴉が怖いなんて…笑っちゃいますね…可愛いじゃないですか…。(小馬鹿にするようにくすりと笑うと再び歩き始めて)
あは、きっとこれ褒められてないね!.....。(なんとも微妙な笑みを浮かべていたが、相手が歩きだした為、墓場を一瞥してから歩き出し)ねえ..カナトさん、しかもね、日常的によく見かけるものが対象として多いせいか、遭遇する確立も、対象を引き寄せる確立もすこぶる高−......かかかか(相手の名前を呼びつつ、後ろを歩きながら口を開くと墓場の隅に小さい猫らしきものを見つけ、すぐさま視線を逸らすと徐々に早歩きになり)
何ですか?騒がしいですね…。ああ…そういう事ですか…。(相手の焦る様子に機嫌悪そうな表情浮かべつつふと猫を見つけると状況を察して猫に近寄っていき)
(『やばい、察された...っ。これじゃあ年上の威厳(笑)を感じてもらえなくなる恐れが....!!』この葛藤わずか三秒、一方猫の方は野生の本能か、種族的力の差を感じとり危険を察知して姿を眩まし)
..........。(微笑ましかったであろう光景を、何故かこの世の終わりを見る表情で近くの墓の後ろから顔を覗かせ)
逃げてしまいましたね…こっちに連れて来ようと思ったのになあ…。それにしても猫まで怖いなんて…あはははは、本当に貴方は面白い方ですね?(猫を連れて来て相手を虐めようと思っていた矢先逃げてしまった為残念そうに呟くと相手見ては馬鹿にするように笑って)
あは、あはっははは、はは....そ、そんなおそろしい事、かんがえてたの、ね.....ああと怖くないでございますヨちっちゃい毛玉が苦手なだけで、怖いんじゃなくて苦手、此処スゴク大事(動揺しきっている様子でとりあえず相手に歩みよろうと足を踏み出したが、ふとピタリと歩みを止め)−経験上こうゆう場合って.......カナトさん、もしかして......あのにゃんこを隠し持ってたり........そんな末恐ろしい事しようとは、してない、よね?(引きつった笑みを顔に貼り付け、ギギギと鈍い音がしそうな様子で首を傾げてみせ)
安心して下さい、隠し持ってたりなんてしてませんから…。僕を信用して下さい…。それより僕お腹が空きました…。(口端上げ何故か怪しく笑み浮かべるとお腹が空いた事で急に不機嫌になり)
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