藤原妹紅 2013-10-01 21:38:08 |
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私を見なさい、妹紅……(一歩々々とゆっくりとした歩調で相手の眼前まで迫り。額がくっついてしまいそうな距離まで肉薄すると、穏やかな、それでいて威圧感を与えるような口調で告げ。)……そんなに私が気に食わないッて言うなら……良いわ、アンタの望み通りの方法で勝負してあげる。(片手で相手の顎に手を添えて、無理矢理自分の方へと顔を向けさせて上記告げ。)
…なっ…!(徐々に近付いてくる相手から発せられる気迫に気圧されれば何をするつもりかと一瞬体を強張らせる。そして自らの顎に手を添えられれば、恐怖と疑問が入り混じった瞳で相手を見詰めて、「何をするつもり?」とゾッとして震えそうになるのを堪え、鋭く問い詰める。勝負と聞けば殺し合いしか思い付かず、取り敢えず何時でも反撃出来るよう体に力を入れて)
何をって、殺し合いをご所望なんでしょう?(相手の疑問に静かな口調で答えると、顎に添えた手を離して体を軽く突き飛ばし。彼女を捉えているその眼の色は、怒りも悲しみも憎しみも感じられず、但、鋭く相手を射抜くだけ。)……来なさい、全力で。(何処かで見たカンフー映画の主人公が如く、左手をフワリと持ち上げると、相手を挑発するように手招きし。)
くっ!(挑発されれば屈辱とかつての憎しみに顔を歪め、虚穴の様な相手の目を見詰め睨めば両腕に炎を宿す。数え切れない程繰り返してきたその行為を今日も行う。"不老不死に決着は付かない"そんなことはとっくのとうに理解しているのだが、やめることなど今更出来ないのであろう。殺し合いが最早日常的な事、物を食べたり寝たりする事と同じ様なものになってしまっているのだから。「ウアアアア!!」大きな声を発して相手に全速力で距離を詰めれば灼熱の炎が灯った手で相手の首を強く締め上げて)
大きな声出さないでよ、みっともない。(首を絞められ全身を炎に包まれても、当の本人は至って無機質な表情で相手を見つめ。普段から纏っている「火鼠の衣」の性能か、此の位の規模の炎になら効果は有るらしく。)私を殺したいんでしょ?もっと本気で来なさいッ!(相手の手首を掴み軽々と外すと、瞬時に体勢を低く構え。言葉と同時に相手の腹部を狙って右の拳を打ち込み。)
ッ!!(首を締める程度で相手を殺れるとは思ってはいなかったものも、相手の素早い一撃に腹部のドスという鈍い衝撃と共に後ろに軽く吹き飛ぶ。しかしすぐさま体勢を直して口元の血液を乱暴に拭えば、相手の足元を掬うように勢いの良い蹴りを繰り出せば)
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