藤原妹紅 2013-10-01 21:38:08 |
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……(薄暗い竹林を一人歩いており、腕に抱えた篭には採ったばかりの筍が入っている。此処で暮らして長いからか、はたまた不死による不安のなさからか、夜遅くに出歩くこともしばしばあり、たった今は明日の食材にでもと雲の隙間から射す僅かな月明かりを頼りに、退屈しのぎの散歩を兼ね筍を採っていて)
慧音か輝夜を募集中よ
……そろそろ家へ戻るか…(夜風に当たるのにも満足したのか、筍の入った篭を両腕に抱え込み静かに家路へ向かう。結構な量の収穫な為、当分は筍料理を頻繁に食べることになるなと苦笑すると同時に、慧音と一緒にでも食べようかと一つ楽しみが出来て笑みを溢せば)
募集上げだ
……退屈…(小さく溜め息を吐けば一人で竹林を散歩する。いつも通りの風景に少し飽きを感じれば天気も生憎曇り、すっきりとした空気を味わいたいものだと心の中で思うも、蒸し暑いよりはましかと諦めて
慧音か輝夜、待ってるよ
退屈そうね、お姐さん……?(竹林の奥からクツクツと笑いながらフラリと表れ。今日は決闘の日では無いのだが、気がつけば竹林を彼女目当てに醒迷い。)お暇なら私と一戦、どうかしら?(不敵な笑みを浮かべながら相手の眼前まで迫ると、ドヤ顔で懐からヴァ○ガードのデッキを取りだし。)
(二次創作の俗っぽい姫様で良ければw)
別に退屈なんかじゃないけれど、付き合ってあげようかしら(相手をキッと睨み付ければ手から炎を出し構える。仕方無く付き合ってやるといった感じだが満更でもなさそうに、取り敢えず相手の持っているカードを燃やしてやろうと接近すれば)
よろしくね
こらこら、私が一戦と言ったのは弾幕じゃ無くてコッチよ?(相手の熾色のオーラを纏った手が自分のカードに伸びる寸前、ヒョイと手首を反して躱し。今回は只の弾幕勝負ではなく趣向を変えたものにしようと思い付き、カードを持参したのである。両手でデッキを包み込むように携えるとニッコリと微笑み。)
なにそれ…(外の世界のゲームなど知らない為、カードを燃やせなかった事にただ小さく舌打ちをすればキョトンとした表情で相手の持っているデッキを見詰める。そして自らが知らないゲームに苛立ちを覚え、やることは一つと再び手に炎を宿せば)
えッ?知らない?これじゃ無い?(相手の言葉に驚き、自分の思惑が外れたと察すると端から見て面白い位に焦り始め。)遊戯王?ヴァイスシュバルツ?あぁ、分かった。MTGね?(相手の苛立ちに気付かず、急いで持参した鞄を漁るとボロボロと玩具が溢れ落ち。それもその筈。全て身内とインドア派の友人達の間で流行っている物ばかりであり。)
ああもう、うざったい!(相手が鞄からボロボロと物を溢すのを見て苛立ちで声を上擦らせて、玩具位無くなっても平気だろうと考えれば日頃の仕返しを兼ね相手の鞄ごと炎で着火する。焼けていくカード達を見て、スッキリといった表情で「そんなもので遊んでいないで少しは仕事したらどう?」と最もな言葉をもんぺのポケットに手を突っ込んだ状態で相手に突き付ければ)
何してんのよッ!(鞄に火が着けば、一瞬驚いて手放してしまうものの、自分の手が火傷してしまうのも構わず素手で叩くようにして消そうと。だが、間に合わずに鞄は中の玩具ごとケシズミになってしまい。……アンタ……やって良い事の悪い事の区別も付かないの?(フラリと立ち上がると相手の方をは振り向き。その目は睨むでもなく、但、彼女を無機質な目で見つめ。それは何処か諦めた様な、失望した様な眼であり)
えっ…あ…(最初は"ざまあみろ"といった表情だったが相手の態度を見て、自ら焦った表情を浮かべれば、燃やすのはいくらなんでもやり過ぎだったであろうかとあたふたとする。"すまない"と謝ろうとするもなかなか声をかけられず、辺りを包む気まずい空気に耐え難く悪さを叱られた幼子の様に項垂れていれば)
私を見なさい、妹紅……(一歩々々とゆっくりとした歩調で相手の眼前まで迫り。額がくっついてしまいそうな距離まで肉薄すると、穏やかな、それでいて威圧感を与えるような口調で告げ。)……そんなに私が気に食わないッて言うなら……良いわ、アンタの望み通りの方法で勝負してあげる。(片手で相手の顎に手を添えて、無理矢理自分の方へと顔を向けさせて上記告げ。)
…なっ…!(徐々に近付いてくる相手から発せられる気迫に気圧されれば何をするつもりかと一瞬体を強張らせる。そして自らの顎に手を添えられれば、恐怖と疑問が入り混じった瞳で相手を見詰めて、「何をするつもり?」とゾッとして震えそうになるのを堪え、鋭く問い詰める。勝負と聞けば殺し合いしか思い付かず、取り敢えず何時でも反撃出来るよう体に力を入れて)
何をって、殺し合いをご所望なんでしょう?(相手の疑問に静かな口調で答えると、顎に添えた手を離して体を軽く突き飛ばし。彼女を捉えているその眼の色は、怒りも悲しみも憎しみも感じられず、但、鋭く相手を射抜くだけ。)……来なさい、全力で。(何処かで見たカンフー映画の主人公が如く、左手をフワリと持ち上げると、相手を挑発するように手招きし。)
くっ!(挑発されれば屈辱とかつての憎しみに顔を歪め、虚穴の様な相手の目を見詰め睨めば両腕に炎を宿す。数え切れない程繰り返してきたその行為を今日も行う。"不老不死に決着は付かない"そんなことはとっくのとうに理解しているのだが、やめることなど今更出来ないのであろう。殺し合いが最早日常的な事、物を食べたり寝たりする事と同じ様なものになってしまっているのだから。「ウアアアア!!」大きな声を発して相手に全速力で距離を詰めれば灼熱の炎が灯った手で相手の首を強く締め上げて)
大きな声出さないでよ、みっともない。(首を絞められ全身を炎に包まれても、当の本人は至って無機質な表情で相手を見つめ。普段から纏っている「火鼠の衣」の性能か、此の位の規模の炎になら効果は有るらしく。)私を殺したいんでしょ?もっと本気で来なさいッ!(相手の手首を掴み軽々と外すと、瞬時に体勢を低く構え。言葉と同時に相手の腹部を狙って右の拳を打ち込み。)
ッ!!(首を締める程度で相手を殺れるとは思ってはいなかったものも、相手の素早い一撃に腹部のドスという鈍い衝撃と共に後ろに軽く吹き飛ぶ。しかしすぐさま体勢を直して口元の血液を乱暴に拭えば、相手の足元を掬うように勢いの良い蹴りを繰り出せば)
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