ショコラ

名前 チョコレート
年齢 １３歳
性別 女

意味もなく彼に会いたくなる
会ってどうする
そう思いながらも「会いたい」と思う

人の温もりが欲しかった

ずっとそばにあると思っていた温もりが突然消えてしまった

寂しかった

彼に抱き着くと温もりが伝わってきた
ずっとこうしていたいと思うくらい幸せだった

彼が消えてしまった温もりのようだった

わたしは彼のことが好きだ
でも彼はわたしのことをどう思っているだろうか
そのことがすごく気になる

彼に聞いてみたい

でも聞けない
怖い

でも聞いてみたい

辛くて泣いても心から泣くことができなくて

本当の自分がわからなくて

何もかもが偽りに見えて

辛くて

寂しくて

あなたに会いたい

あなたに会えた

すごくうれしかった

温かかった

ふれたのは手だけでも声とあなたが温かかった

この温もりがあれば

わたしは

あなたの幸せを願うなら

わたしは身を引くべきだろうか

居場所が

欲しかった

人の温もりが

欲しかった

愛して

欲しかった

人は好きじゃないけど

寂しかった

自分が何なのかわからなくて

つらくて

腕に傷つけて

寂しい

どこに

わたしの居場所はあるのだろう

彼が私をどう思っているかはわからない

でもわたしは彼が大好きだ

不安で不安でしょうがないけど

それでも彼が大好きだ

彼にどう思っているか聞きたくて

でも聞く勇気なんてなくて

なんて言われるのか怖くて

でも聞きたくて

でも話しかけられなくて

冷たくされるのが怖くて

でも会いたくて

会っても意味がないのに会いたくて

考えると涙が出てきて

つらくて

どうすればいいかわからなくて

怖くて

寂しくて

会いたくて

大好きで










彼はわたしのことをどう思っているのだろう

明日絶対彼に電話をしよう

そこでいつも思っていることを言おう

やっぱり電話ではなくメールにしよう

消えてしまった温もりを手放さずいつまでも大切に持っていることは悪いことだろうか

そしてそれのかわりになるものを探すわたしはおろかなのだろうか

ただ

さむいんだ

ふたりでいるからこそなのにひとりになった今のわたしは

寂しさと寒さと悲しみとその記憶を持って生きている

だから彼に甘えてしまったとでもわたしは言うのだろうか

消えてしまった温もりを忘れないように

それでも彼のことを愛しているこの気持ちは偽りではない

偽りなら不安で自らを傷つけたり彼のことを考えて胸が高鳴るはずがない

それに意味もなく会いたいなどと思うはずがない

これでいいんだ

ありがとう