――水光接天｡

!…っ､ふ…
( 予想外な相手の行動に目を見開き､思わず声を漏らしては､口元を片手で押さえ乍左右に首を振り､「ｯ､…痛い､」と小さく呟いて )

ほう､俺は別に構わないけど､そんなに肌晒して行くのかい?
( 肌蹴る相手にくすり､と小さく笑った後､じっと見詰めては､「せくしｰだけど?」とからかって )

はいはい､悪態吐かないのって…あらら､輝斗君の顔ちゃんと写ってないや｡
( 先程撮影した写真を見ては苦笑いを浮かべ､「ほら」と相手にｽﾏﾎの画面を見せれば､相手が丁度顔を逸らした瞬間を捉えてしまった様で｡頬を掻き乍「もう一回､ね?」と )

―――､ふは､捨てるわけないでしょ｡
( 箱を開け､中身を取り出せばくすり､と笑い｡自分の付けているﾈｸﾀｲをほどけば相手からもらったﾈｸﾀｲを締めた後｡相手を真っ直ぐ捉えにっこりと笑顔を浮かべては「ありがと､輝斗」と手を伸ばし､相手の頭をよしよし､と撫でて )

…何さ､そんな際どいのがあったのかい?
( 相手の言葉に手を止めては､瞬きを繰り返し､「…別にそんな写真じゃなくても輝斗君みたいならいくらでも見せてあげるのに､生で｡」と口の端を上げて )

はいはい､そっぽ向かないの､ね?

っお?いいのかい?ふは､ならお言葉に甘えて｡
( ﾈｯｸﾚｽを外し､ﾍﾟｱﾘﾝｸﾞと一緒に相手に差し出してはにっこり微笑んで )

…あいつの…ことは…俺に…言うな…お前と…踊れること…楽しみに…している…俺を…見つけろ…凪人…

…ん…痛かった…か…（口に咥えた相手の指から唇離せばぺろっと舐めて）

…こうやって…いけば…だいじょうぶ…（はだけた衣服を捲り上げながら身体に巻きつけて得意げに）

…チッ…撮る時…合図…しろ…（相手の言葉にもう一度カメラの方を向けば顔真っ赤なままで）

…ん…お前に…似合っている…よかった…（相手が箱を開けてネクタイを付け替えるのを見ては嬉しくなり目を細め頭撫でられ顔逸らし）

…なっ…（相手の言葉に一瞬で言葉に詰まれば眉間にしわ寄せて腕に持つ相手の写真集を落としてしまい）

…ん…少し…くすぐったい…だろうが…我慢しろ…（相手の首に腕を回しネックレスを不器用ながらに相手につけてあげて）

ふふ､そうだね｡なら今度会えた時に本人に直接する事にするよ｡
ん?ああ､了解｡頑張ってみつけるさ｡何となくわかった気がするけど｡

ｯ､…少しね､
( 相手の行動から視線を外し乍返答しては､｢…ああ､輝斗君がどんどん大胆になっていく｣と小さく呟き､首を左右に振って )

おおう､其れはよく考えたね｡其れならずれ落ちる心配ないだろうけど――､
( 途中で言葉を切り､ｶﾚﾝﾀﾞｰと相手を交互に見た後､｢此の季節に其の格好だと風邪引くよ?もしくは凍傷になっちゃう｣とくすくす笑って )

ん､了解｡じゃ､撮るよｰ
( 相手の真っ赤に染まった頬を横目に見ては､小さく笑いを溢した後､ｶﾒﾗを起動させ､｢はい､ちｰず｣とｼｬｯﾀｰﾎﾞﾀﾝを押して )

ふふ､なら良かった｡ずっと付けておくよ此れ｡
( 相手の頭を撫で乍片手でﾈｸﾀｲを手にとっては､そっと口付けを落とし､大事そうに握りしめて )

―――､わあ､すっごいね此れ｡何時撮ったのさせんせ｡
( 落とした表紙に開いたﾍﾟｰｼﾞを目にし､そっと写真集を拾い上げては､ぱらぱら､とﾍﾟｰｼﾞを捲り｡｢…俺のﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰどういう扱いになってるんだろうね｡此れ｣と頬を掻き､苦笑いを浮かべ乍呟くも､ふと視界に入った相手の表情に思わずくすりと笑って )

ん､了解｡
( 相手の手付きを横目に見ては可笑しく思えたのかくすくす小さく笑い乍じっと相手の様子を見詰めて　)

…ああ…そうしてやれ…多分…お前が呼べば…現れるだろう…

…ん…さて…それは…俺かな…

…るせ…お前が…可愛いから…止まらなく…なる…好きすぎて…抑えられない…（相手の体を優しく包み抱きしめながら呟き）

…なら…なぎが…だっこして…つれていけ…（やはりそのままだと肌寒かったのか身体ぶるっと震わせて相手の腕にブツブツ言いながらよじ登り）

…っ…（カメラのシャッター音が聞こえれば安心したように顔逸らし）

…ん…俺も…お前と…ペアリング…手放さない…（首に下がっている自分のペアリングを手に握りながら相手の顔を見て正面から呟き）

…っ…おい…返せ…（相手に奪われた写真集を取り返そうと相手が次のページ開く手を掴み）

…く…っ…なかなか…うまく…いかない…（眉間にシワ寄せながら不器用にチェーンを止めようと奮闘していて）

ふは､そうだね｡わかった｡なら其の時にちゅｰしてくるよ｡

うえ､そんな不安を煽る様なことやめてよね､何だか違う気がしてきたよ←

…いや…ちゅーは…だめだ…あいつは…俺ではない…からな…

…ふ…俺は…お前のこと…わかったぞ…お前との…ダンスを…申し込みたかったが…間に合わなかった…すまない…

あら､何さ嫉妬かい?

おおう､ほんとかい?口調とか完全にかえちゃったから気付かれないと思ったよ｡俺も多分輝斗君わかったよ｡始めのでたぶんあってる｡
って､ああ､いいよ｡気にしないで｡

あｰ…ちょっと季節が外れちゃったから上のれす蹴らせてもらうね;長文書いてくれたのにごめんよ;輝斗君がかわいいってことは把握したよ｡

…るせ…お前は…俺の…恋人だ…当たり前だ…

…ん…俺の…わかりやすかった…みたいだな…なら…今夜は…誰にも…わからないように…してみせる…

…っ…可愛くない…お前の…目は…どういう風に…俺のこと…みてるのか…きになるな…明日は…元旦…か…お前と過ごせて…嬉しい…

ふは､独占欲強いね｡嬉しいけど｡わかったよ｡でもお礼は言っておくよ｡

おおう､なら期待しちゃうよ?俺寄れそうにないから後で閲覧することにするけどさ｡なんなら俺にでもなりきってみるかい?

へ?あｰ…強引なところもあるけどやっぱり押しに弱くて､照れ屋で寂しがり屋さんのﾂﾝﾃﾞﾚｳｻｷﾞさん､かな?←
ふふ､だね｡俺も嬉しいよ｡一緒に過ごせるなんてさ｡年明けたら挨拶しに来るね｡…多分本体さんのlineがなりまくると思うから遅くなりそうだけど｡

…ああ…わかった…楽しみに…している…

…ん…俺の…なりの…実力…見て…驚くな…よ…

…チッ…なんだ…その…映り方…お前まで…ツンデレ…言うな…（ぷい
…ああ…お前と…LINE…できる奴が…羨ましい…な…

…開けまして…おめでとう…今年も…お前にとって…幸せな…一年に…なります…ように…

明けましておめでとう｡俺も輝斗君にとって幸せな一年になる事を蔭ながら祈ってるよ｡今年もよろしくね?

…ああ…こんな…俺で…よければ…今年も…一緒に…いたい…

…よし…初詣…いくか…

ふふ､輝斗君なら喜んで｡ずっと傍に居るよ｡

ん?っお､いいね｡お伴するよ｡

…ん…よかった…

…よし…なら…着替えてくる…待ってろ…

うん､わかった｡なら俺も着替えてくるよ｡
( くす､と小さく笑えば鼻歌交じりに部屋に戻り､私服に着替えて )