【イナGO】霧野×神童 BL

(ふと自室の窓へと視線を映せば、既に夜の帳が落ちていた。深く椅子に腰掛け、先ほどまで読んでいた本のページに栞を挟み閉じる。両腕を天井へと上げ伸びをすれば視界の端に携帯が入り、徐に電源を入れればホーム画面を確認して相手からのメールが来ていない事に落胆する。独り言を言ってみたものの更に虚しさを煽るだけで己の胸は更に寂しさに包まれた)
まぁ、忙しいんだしメールなんてする暇ないよな…

(/募集中でーす！)

(メールを送っていないのだから来ないのは当たり前な事だけど、アジア予選当初には互いにやり取りをしていた為に相手との繋がりが途絶えてしまったように感じて眉尻を下げて。深く溜息を吐いてふと、目覚まし時計を見やれば時刻は8時。そろそろ入浴をするかと思いたてば準備をし、自室から出て行く)
よし、風呂に入るか

(/早速来ない気がするけれど気にしないw取り敢えず暇だから練習しておくか。久しぶりだし)

(次の試合について考え事をしているうちにいつの間にか眠ってしまったのか、ふと目を覚ますと夜も深まってしまっていた。何気なしに携帯電話を弄り特に何も無いことを確認すると、幼馴染からのメールがなかったことについてやや寂しさを覚えてしまい。ぱちぱちと軽く自分の頬を叩いて気合を入れ直す)
…いけない、いつまでも甘えてばかりはいられないからな。

(/参加希望です！

(入浴を終えて部屋へと戻ると、肩に下ろした髪からはポタポタと雫を滴らせて床を濡らしている。勉強机に近付き再び携帯を確認する。視界を遮るように垂れて来る横髪を耳にかけて画面を見るがやはり、幼馴染からの連絡はない。携帯を右手に持ったまま、ベッドに向かい勢いよく仰向けに倒れこむとスプリングが軋み小さく体が跳ねた。暫く寝転んでいたが横に寝そべり携帯を見つめる。来ないならば、駄目元でも送ってみようと決心して文を打ち、送信ボタンを押して)
神童、久しぶりだな…イナズマジャパンでの練習は、順調か……っと。こんな感じで良いかな。

(/参加良いですよ、駄ロルですがよろしくお願いします^^)

(微妙な時間に目が覚めてしまったのでそのままベッドの上で横になり、暫しぼうっと天井を眺めていると側においておいた携帯電話電話が震えてメッセージの受信を主張する。ディスプレイを確認し、送信者の名前を見て上体を起こす。内容を確認し、やや返信の内容を考えてからゆっくりと特に変わりは無いということを伝える文面を書きはじめ)
久しぶりだな、メールありがとう。順調と言えば順調だな…そっちは何か変わったこととかは無いか？……送信。

(/ありがとうございます！此方こそ駄ロルですがお願いします！)

(来ないだろうと思いつつ中々寝付けない為にベッドでゴロゴロとしていると、突然握りしめていた携帯が震えたので確認する。どうせ浜野や狩屋辺りのメールだろうと思っていたので送信者の名前を見た途端勢いよく上体を起こして内容を確認する。相変わらずの堅苦しい文面につい頬が緩んでしまい。雷門で変わったことか、と考え暫し逡巡して文を打ち)
変わった事と言えば、皆今まで以上に練習に力が入っていることくらいかな……。

(/駄ロルじゃありませんよ！自信持ってください)

(送信した後に返信を期待してみて、携帯電話を握ったまま画面を見つめていて。そんな自分に恥ずかしさを覚えて携帯電話をしまおうとしたところに返信を受信し、すぐさまメールを開いてしまう。雷門の様子を頭に思い浮かべながら微笑みをもらし、安堵の気持ちも交えて返信の文面を打ちはじめ。だんだんちまちまとしたメールのやり取りより電話で話した方が良いのでは、と思いはじめ)
そうか、元気そうで何よりだ。あまり無理をしすぎるなと伝えてくれ……と。もし、時間がありそうだったら電話しないか？……送信。

(/ありがとうございます、主様の素敵ロルに頑張って追いつきます！

(メールが来たら直ぐにでも返信がしたいのか、携帯の画面を見つめつつ待っていた。暫しの時間を要して受信を告げる着信音が鳴る。メールを確認すれば雷門の部員を気遣う内容に相手らしい文だと感心し、笑みを深める。やはりどこへ行こうとも親友の本質は変わらないのだと安心した。メールより電話をしないかという相手の要求には、文を打つより口頭で話した方が限りある時間で多くの事を語れるので承諾する為に文を打ち)
そういうお前も、無理するなよ？
電話か？明日は朝練も無いし、良いぞ…っと、送信。

(/な、何をおっしゃいますか！貴女様のロルの方が素敵過ぎますよっ！
あと気になる事があるのですが、貴女様はこういうチャットでのやり取りって続く方ですか？)

(電話をしようと送ったはいいが後々になって、迷惑だったのではないかともんもんと考えはじめてしまい自己嫌悪に陥って。数分して受信を知らされれば安堵し、しかし恐る恐る内容を確認する。そこに自分を気遣ってくれる文と、了承の文を見て嬉しさがこみ上げ、つい頬が緩む。了承をえたので早速と連絡帳を開き、相手の電話番号をプッシュし携帯電話を耳に当て、無機質なコール音を反芻する様に頭の中でひとつふたつと数えながら相手が出るのを待ち)
えっと霧野、霧野…、あった。……。

(/素敵だなんて…！ありがとうございますっっ
置きレスに近くなってしまいますが続ける事はできます。

(此方からかけた方が良いのだろうかと連絡帳を開き相手の名を探していると、画面が突如切り替わりコール音が鳴る。画面の神童拓人という字を目にすれば、高揚して高ぶりそうになる気持ちを落ち着ける為に浅く深呼吸をした。そして、画面をプッシュして携帯を耳元へと近付ける。親しいと言えども話すのは久しぶりなので緊張してしまう、しかしそれを悟られるのは自分のプライドが許さないので、平静を装って話し始め)
…こうして話すのは選考会以降だな、神童

(/いえいえ^^
それなら良かったです。私はテスト前になるとあまり返信が出来なくなると思います)

(コールを数えて居ると程なくして聞こえてきた幼馴染の声に、特に理由はないが安心感を覚え。コールを数えて居る時の緊張感が解け声にも無意識にやや嬉しさが表れてしまう。伝えたい事とかを頭に思い浮かべるが有りすぎてまとめきれず、無難な内容から話しはじめ)
あぁ、そういえばそうだな…、あれ以降忙しくなってしまったからな。

(/間開けてしまってごめんなさいorzバイトと大会前で…)

何と言っても日本の代表だから、忙しくなるのは仕方が無いよな。
(久しぶりに聞く親友の物腰の落ち着いた声に自然と頬は緩み。相手との対面ではなく携帯越しでの会話だった事に安堵しつつ、言葉を聞いて。強化合宿やチームメイトとの交流を深める事で忙しかったのだろうと思うと今まで連絡が無かった事にも納得がいく。ニュースでは試合の結果や監督などのインタビューしか報道されておらず、チーム内での関係については全く知らされていない。当初は最悪な印象が強く対立していた事が気になり問いかけてみて)
なぁ、天馬や剣城以外のイナズマジャパンの選手とは打ち解けられたのか？

(/大丈夫ですよ、事情があるなら仕方が無いです。時間がある時にでも返して頂けたら良いですよ^^)

(/一週間以上経っても来なかったので再募集します)

(人気の無い河川敷のフィールドで相手がいる事を想定してサッカーボールを蹴り練習を行っていた。日は沈みかけており、ふと足を止め空を仰ぐと既に夕焼け空となっている。ベンチの元へと行き、上に置いている鞄を開けると中からスポーツドリンクの入ったペットボトルを取り出し、蓋を開け残り僅かな量を一気に飲み干して独り言をぽつりと呟き)
…やっぱり、一人での練習はつまらないな。

(/募集中です、原型をとどめないほどのキャラ崩壊をしなければ半なりでも可能です←)

神童募集中だ、半なり完なり問わず気軽に来てくれ←