天埜 2013-09-14 13:22:39 |
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であであ早速
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手を伸ばせば、届くかもしれない
けれど僕の腕は、君の元へと伸ばせなかった
こんな僕を、君は許してくれるだろうか
頼りなくて、意気地がなくて、人1人守れなかった僕に
君は今までの笑顔で接してくれるだろうか
馬鹿みたいに
かなうことのない夢を思い描く
所詮は妄想で
「妄想」という字は、亡き女を想うとかく
僕に、すごく似合った言葉だ
君のことを、想い続けることは
僕が現実から逃げている証かもしれない
それでも僕は
あの日腕を掴めなかったことを、すごく後悔している
君がいなくなったのは僕のせいで
そんな僕が今さらこんなことをいうのはおかしいかもしれない
僕は、君が好きだった。
あの時のことは、幾年経っても忘れることはないだろう
それとともに、僕は君の存在を忘れない
世界が時の流れにのみこまれてしまっても
僕は変わらずに君に笑顔をあげる
だから、泣かないで
君を想い続ける心は、いつになってもここにある。
僕が忘れないかぎり、皆忘れない
安心して。
もう、君を傷つけるものなどどこにもいないよ。
だから、静かに眠っていて。
眠れないのだったら、眠れるように
子守唄でも唄ってあげるから
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