主のぽつぽつなりきりｼﾘｰｽﾞ/

/ 風邪 ｼﾘｰｽﾞ((

....ｹﾎｯ

( 襖の隙間から差し込む目映い光に拒絶するように目を細めて. 今日は休日.学校も無く特に何もない一日.疲れた身体を癒すために心が安らぐ事でもしよう.と考えていた処 だが 休日前日に体調が悪く後日 風邪を引いてしまった . 疲れた身体を癒すどころか余計に疲れてしまっている.隣ですやすや眠るﾋﾊﾞｰﾄﾞに視線を向け 軽く優しく撫でると 喉の痛みに歯をｷﾞﾘと噛んでから眠ろうと目を閉じて


( /ｶﾃｷｮｰﾋｯﾄﾏﾝﾘﾎﾞｰﾝ から 雲雀恭弥 )

/ 続いて 風邪 ｼﾘｰｽﾞ

..はぁ

(静かな部屋で重い溜め息 . 熱さと寒さでどうにかなりそうな怠い身体を左右に動かして御気に入りの漫画をパラパラ読み . ブックマーク用に挟んでおいたカードをぱらり毛布の上に落ち. 拾う前に頭に浮かびあがった腐れ縁の友の顔 今日もまた不機嫌なのかクールなのか詠みにくい顔で一人学校に向かう姿. 'ああ、アイツの為にも早く治さないと...'なんて内心呟いて 雲の多い空を横目で見詰めてから落ちたカードを拾い上げて枕元に置き.漫画を読み始めて

(/ ｶｰﾄﾞﾌｧｲﾄ ｳﾞｧﾝｶﾞｰﾄﾞ から 三和ﾀｲｼ )

...、ムカつく

(暫し眠りについていたが周りの騒がしさに瞳を開き. ﾄﾝﾌｧｰ両手にゆらり立ち上がって騒がしい元に脚を進めていくと. 己を心配して草壁らが料理を作っていた. ただ相手を見詰め 噛み殺そうと思い襖に手を付けてから中でハンバーグを作っているではないか . 大根を刷っている者を見つけ 此れは己が好きな和風ハンバーグ. 風邪引いてるのに悪どい物を食べさせるなんてもっての他だが 今回は何もせずに見逃そう.とゆらり部屋に戻っていき

…んー

( 気付けば昼過ぎ.重い身体を起こしてベッドの側に置いてある母が作ったのであろう卵粥を見詰め。腹を擦り 眠い5の腹減った5で五分五分だ！と考えながら卵粥に手を伸ばす。ふー ふー 冷ましてぱくり。口のなかに広がる柔らかい飯 卵の甘味は感じない その前に粥の味すら感じない 時間をかけて完食するとベッドに寝転がり. 睡魔に襲われて

...んん、ふぁ

(部屋に戻るとﾋﾊﾞｰﾄﾞが羽をﾊﾟﾀﾊﾟﾀさせ愛くるしく己の名前を呼ぶ. 力も入れていないのにﾎﾞｯｸｽから出てしまっているﾛｰﾙ.首傾げながら布団に入ると肩にはﾋﾊﾞｰﾄﾞ.腹にはﾛｰﾙ.頬を緩めずには要られない ぬくぬく布団で眠り続けていると襖からその光景を見詰める草壁の姿. 何も言わずにその場から立ち去り 夕飯が作られた隣に一枚のメモを残して家から出ていき

ひー..暇だ、

(いつの間にか夜になっており。風邪は大分良くなり身体も調子が戻りつつ漫画を取るかと思えば携帯.ﾎﾞﾀﾝを押すと友に電話を掛けて留守電かと思っていたがぷつりと電話に出る音と相手の不機嫌な声にくすりと小さく笑みを溢してから「もう平気だから、あ、今日のﾉｰﾄ写させてくれよ〜」と呑気に笑いながら相手の返事を待ち.「...ﾌﾝ、写させる訳ないだろ」と済まし声で言うと「明日は」そこまで言うと言葉を濁らせ.「わーってるわーってる！ﾌｧｲﾄやろうな！」とへへっと笑ってから「....じゃあな」とだけ.言うと電話を切り.そんな相手に笑いが溢れて「....あー、明日楽しみだわ」と呟いてから明日の為に眠りについて.


/ 風邪 ｼﾘｰｽﾞ (三和ﾀｲｼ.END )

/ 仮想思い出

っあっつ

(8月下旬の昼下り.暑さが和らぐ筈が倍の暑さに.額に汗を欠きながらベッドに寝転がり今夜の夜飯の献立を考えて.ばたばたと此方へ向かう足音に起き上がると「うるせぇよ江」と扉を開けた音が響き息を荒らす相手を見詰め. 膝に手を置き息を切らして「ｯごめ.んね.!、あっ、お兄ちゃん!えっと..」と何やら頼み事があるらしく目を剃らしながら話す江. めんどくさそうに頭をぽりぽりかくと「取りあえず落ち着け」と軽く頭を叩いて



(/ Free!から 松岡凛 松岡江 )

/新旧

「 おれがおまえのひかりになってやるよ!! 」

(にかっと効果音が付きそうなぐらいの眩しい笑顔で小さな手を差し伸べた。)

「 あの、...その、..はい よろしくおねがいします」

(差し伸ばされた黒い手を見詰めて、光と言うより僕はただ友達が欲しかっただけなんですけど.. と笑顔の相手に目で訴えたがｷﾗｷﾗと磨きたての水晶玉ような瞳に気付けば手を握り よろしく なんて言っていて )


/ 黒子のﾊﾞｽｹ .黒子ﾃﾂﾔ .青峰大輝 .

(/久し振りの更新です、ま、前のFree!は途中でネタ切れしたので終りとします(( 幼少黒子達で被害妄想です 、2期の黒子記念物です)