_____「呪われた邸」
其処には独りの少年と少女が住んでると云う。
_______________....。
「 ..坊っちゃん、玉葱も残さず食べて下さいね。」
「 だあああ、あぁもう!!、分かってるってば!、」
笑いあってる日々。
....何時までも、こんな幸せな日々が続くと思っていた。
なのに...、
_____ガラガラッ
「 ...!、キャアアア!!!、」
「 奥様!! 」
ある日を境にし、母はこの世を去り。
そして父も____
パァンッ!!
何者かに撃ち殺.され...
「 またね、御兄ちゃん...、」
「 あっ...、嶺__っ! 」
妹は母と父の後を追うように自殺した。
何日か立った頃、此処は<呪われた邸>と云われる様になった。
恐れを成してメイドや執事は邸から立ち去る。
そして残ったのは独りの幼いメイド___。
少女は少年を真剣な眼差しで見詰め、力強く云った。
「 ..今日から貴方が私の主です。」
___少年と少女、森の中の小さな恋物語。