「あいしてる。をキミに、」

「あいしてる。をキミに、」

澤木 美桃。  2013-08-23 05:53:08 
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観覧してくださり、ありがとうございます !!

私 、pn 澤木 美桃 ( サワキ ミト )と申しマス 。
実は 、 マンガ家を目指してたりしマス
そんな私 、ストーリーを書くのが少々苦手で困ってマス...。

そこで 、 ここでストーリーを作ってみようかな...なんて思ってるんですが 。
よかったら 、 コメントくださると嬉しいです !!

もし 、 将来 「 澤木 美桃 」の名前を見かけたら 、 よろしくお願いしますね 

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  • No.1 by 澤木 美桃  2013-08-23 16:43:19 


「あいしてる。をキミに、」
→ 第 1 話 。
気づけばもう冬の真ん中 。相変わらず私の街では雪が降っている。それも、積もる程に。
そんな冬には、特別なイベントがある。
クリスマス 、スキー 。
―… バレンタイン …― 。
2月14日 、それは私にとって特別な1日だった。

今と同じくらい雪のふる寒い冬 。小学校1年生の頃 。
私は、初めて恋に堕ちた 。目立つ存在でもなければ 、人一倍カッコイイって言う訳でもない。だけど、そんなアイツの何かに惹かれたの。でも、話したりなんて事 私には出来なかった 。
何かキッカケがあれば...キッカケさえ見つかればいいのに...。
周りの子は華のような笑顔をアイツに見せてる。
そんな風に私もなりたい。でも 、どうしても出来なくて アイツを避けてしまってた。
そんな 、勇気のない私に神様がキッカケを作ってくれたの 。

バレンタイン 。。
女の子が好きな子に唯一 、気持ちを伝えられる日 。
‘コレだ!!’
コレならチャンスを掴めると思った 。素直になれない私でも 、きっと出来る。折角、神様がくれたチャンスだもん 。掴まないと!、

夢中で作った 。今の私はまだ小さくて1人では出来なかったけど 、気持ちはしっかり込めた。
想いおもいに 。
出来上がりは思い通りにはいかず見た目は崩れてしまってるけど、お店に売っているキレイなものを渡すより何倍にも気持ちを詰まってるものを渡したい 。
そして 、それを手に持ち走りだした 。

  • No.2 by 桜  2013-08-27 19:03:15 

初めまして!

美桃さんとお呼びしても良いですか?

美桃さんのマンガに一目惚れしてしまいました!
早く2話を読みたくてうずうずしてます!(笑)

美桃さんが漫画家になったらサイン会に絶対に行かせて下さいね!(^-^)
応援してます!

  • No.3 by 澤木 美桃  2013-08-30 16:41:06 

必死に走って 、 もう何十分たっただろう 。
気づけばキレイなデザインのアイツの住む家の前だった 。
息を整え 、 1つ深呼吸を洩らせば震える右腕の指を左手で押さえながら 、インターホンを押した 。
−− ピンポーン −−
「 はい?、」
高く響く声は 、アイツのお母さんだ 。
小さいながらも緊張するもので 、しっかりしないとと自分自身、心を落ち着かせて 。
「 あ 、梓クンの友達の 珠理 と言います!!、 あの 、え - と...。 梓クンいますか、? 」
これが出てきた 、精一杯の言葉だった 。
すると 、嬉しい返答を私に言い残せばアイツの名を呼び玄関に出てきた 。
足音と共に 、 私の鼓動は高鳴る 。
そして 、ついにアイツは私の目の前に現れた...。





( 皆さん 、お待たせして申し訳ありませんでした 。ネームに手こずってしまって...、


桜サン!!、
ありがとうございます!!、私の話を気に入ってくださって光栄デス! 。

サイン会を開けるくらい有名になれたら 、ぜひぜひ来て下さいね (笑) 。

  • No.4 by 桜  2013-09-02 03:08:58 

お久しぶりです!

今回は2話になるんですか?それともまだ1話ですか?

それと何故私の本名しっているのですか???
心の底からビックリしました(笑)

いえいえ!こちらこそ素敵な作品に出会えてとても嬉しいです!!
絶対になれますよ!!!2時間前から並んでる人が居たら私だと思ってくださいね?(笑)
これからも頑張ってください!応援してます!!

  • No.5 by 澤木 美桃  2013-09-03 17:54:47 


→ 第 2 話 。
出てきたアイツは 、 私とは目を合わさず照れくさそうに頭をポリポリ書いていた 。
その姿に 、 こっちまで照れくさくなる 。
甘酸っぱい空気のせいか 、 お互い口が閉ざしてしまってしばらくの間 、 無言状態が続いた 。
何か言わなきゃ...!
耐えられないくらいに 、 甘ったるい動悸がした 。
今まで 、 こんな空気に出くわしたことなどない 。

どうしよう...。

「 大丈夫 、? 」

突然に 、 アイツが口にした 。
多分 、 アイツもこの空気に耐えられなかったのだろう 。
でも 、 口開いてくれて良かった 。私も 、 ヤバかったから 、。

「 うん...。 、 大丈夫 」
緊張で 、 声が震えてしまった 。
そして 、 再び甘い空気が漂った 。
息苦しい 。 でも 、もう気を遣わせる訳にはいかない 。
覚悟を決めて 、私は口を開いた 。。

「 はい ...! 、 コレ 。」
手に握っていたチョコ 、 ようやくアイツに差し出せた 。
受け取ったアイツは 、チョコを見ないで私を真っ直ぐに見た 。
見られると 、 ついドキッとしてしまう 。
そして 、 私は告げた 。

「 好きです...。 」




( 第 2 話 。 突入しました !!
遂に言ってしまった 、 『好き。』
更なる展開に 、注目してみて下さい !


桜サン、
やっと 、 2話目に入りました !

本名って... 、桜 という名前ですか ?
それとも 、話に出てくる人物の名前ですか ?
もし 、そうだったらなんか凄いですね、

応援ありがとうございます !
あ 、 了解ですw
というか 、早すぎでしょ(゚O゚)

  • No.6 by 桜  2013-09-03 21:13:25 

2話はドキドキがいっぱいでした!
なんか見てるこっちまで恥ずかしくなってくるようなお話でした!!

もう次はキュン死の予感です!

おめでとうございます!
梓の方です(笑)
ですね!(笑)

いえいえ
ふふっ(笑)
気が早過ぎましたね(笑)
お返事毎回ありがとうございます
面倒くさかったらお返事しなくても大丈夫ですので(^-^)

  • No.7 by 澤木 美桃  2013-09-04 18:39:53 

告げた途端 、アイツの目は大きく見開いて頬を赤く染めていた 。
「 好きです 。」その言葉がどういう意味なのか 、アイツは理解していたんだろう 。
そんなアイツの顔に益々 、こちらも赤く染められてしまった 。
告白なんて初めてで何て言ったらいいのか、とかわからない。
だから 、あの一言が私なりの精一杯の気持ち 。
沢山詰まった好きのキモチと 、思い想いに作ったチョコ 。
アイツに 、届いてほしい 。

告白の返事を待つ私にアイツは 、
「 ありがとう 。、でも俺まだ 恋愛とか興味ないんだ...ごめん 。」
申し訳なさそうな顔で 、そう告げた 。
その言葉に 、表情に 、こちらまで申し訳ない気持ちになってしまった 。

「 そっか 、。」
返す言葉が見つからない 。傷ついた訳じゃないけど 、その顔に 。。
でも 、それはアイツなりの優しさなんだろう 。

「チョコ...まずかったら 、捨ててもいいからね 。」
アイツなら 、このチョコがまずくても全部食べるだろう 。でも 、アイツに気を遣わせたくなんかない 。
だから ――…… 、

「 そんなこと言うなよ!! 、お前が折角...作ってくれたんだろ!! 。俺の...為に 、」
いつものアイツらしい声とは違い 、焦るような高い声で私に怒鳴りつけた 。
そんなアイツの言葉 、改めて思い返すと私にとって もったいないくらいに嬉しい 。

「うん...。」
照れた顔を隠すように頷くと同時に下に視線を落とした 。
顔を見られる前に帰ろうと 、アイツに背を向けて 。

「じゃ...。行くね、」
少しくらい歩いたところでアイツの声が耳に入った 。

「チョコ 、全部食うから!!お前の気持ちも。」

本当に1年生? 、と聞きたくなるくらいにアイツは私を理解してた 。
ずるい 。
でも 、そ - いうトコを好きになってしまったのは私 。
あれから 、7年 。
私たちは 、中学生になった――…… 。



( 第 3 話から 、中学生になった珠理たちの恋の話がスタートします!!。

ライバルも登場、!?
第 3 話を 、お楽しみに 。



桜サン、

  • No.8 by 桜  2013-09-05 09:16:25 

はいっ!キュン死~~(笑)
もう!ずる過ぎな男やでホンマ(笑)
次回はもう成仏ものの予感(笑)
楽しみに待ってます!(^-^)

  • No.9 by 澤木 美桃  2013-09-07 19:05:33 


→ 第 3 話 。

気づけば 、私たちは中学生 。
制服も少し 、大人っぽい感じになり体も成長していった 。
新しい学年 、新しいクラス 。楽しみはたくさんだ 。

なにより 、アイツに会いたい 。

実は 、チョコを渡して1ヶ月後のホワイトデ-の日 。

コンコン ――… 。

「 はい? 」
夕方頃 、誰かが家を訪ねてきた 。
友達だろうか ? 、

「 あの 、椎名です... 。」
驚きが止まらなかった 。
だって 、アイツが家に来たんだもん 。
心臓がバクバクいってる 。
「 今 、出るね 。」
緊張しながらも 、返事を返してすぐ 、玄関の扉を開けた 。
開けると目の前には 、普段見ない私服来たアイツ 。
思わず 、カッコイイ なんて口にしそうになった 。

「 ど..したの? 」
照れた顔を隠しながら聞いた 。

「 いや 、。お前がさ 、チョコくれたからお返しにと思って... 。」
照れくさそうに言いながら 、紙袋に入れられた箱を手渡された 。

「 え? 」
中身が何なのか 、それも気になったが 、アイツからお返しが貰えるなんて思わなかった 。
箱を開けてみると 、

「 クッキ- !! 、」
熊の形をした 、小さなクッキ-が包み紙にたくさん入っていた 。

「 俺 、何にしたらいいかわかんなかったんだけど...ソレだったら 、喜ぶかなって 。」
アイツが私のために選んでくれたもの 。
凄くすごく 、嬉しかった 。

「 ありがとう !! 、」
満面の笑みでアイツに言った 。
それを見てアイツは 、照れながら手を振って走り去っていった 。
その姿は 、たくましかった 。
家に入り 、しゃがみこむとクッキ-を1つ取り出し口に運んだ 。
なんて 、おいしいんだろう 。。
クッキ-は涙のせいで 、しょっぱかったけど 、おいしいと感じたのはアイツのおかげなんだろう 。

でも 、その日 。
父の仕事関係で私は 、引っ越した 。
それ以来 、一度も会っていない 。
早く 、アイツに会いたい 。
会いたくてたまらない。


( アイツに会いたい 。
そんな気持ちが募るばかり 。

そんな私に声をかけてきたのは? 、



桜サン、
そんな期待しないでください!、
私なんてまだまだですし。
でも 、桜サンやみなさんの期待に答えられるような作品がかけていたら嬉しいばかりです!! 。

  • No.10 by 澤木 美桃  2013-09-09 04:51:56 


「朝比奈 ...? 」
突然 、誰かが声をかけてきた 。
少し高い 、よく響く声だ 。
振り返ると 、目の前には1人の男子 。
親しかった友人だ 。

「久しぶりだなっ 、俺のコト覚えてる? 」
目が合った途端 、ニッコリとした笑顔になり私に言った 。

「 覚えてるよ!、久しぶりだね 。」
親しかった頃のように私も 、笑って見せた 。
親しかった友人 、話も随分進んだ 。
そろそろ 、席に着こうかとした所だった 。

アイツと目が合ったのは 。

昔と違い 、アイツはカッコよくなっていた 。
背も伸びて 、適度に爽やかで 。
昔は 、あんなにも冴えなかったアイツは 、カッコよくなって私の目に現れた 。

近づきたい 、あの時のコト 、ちゃんと話したい 。
だけど 、私の歩みは阻まれた 。
アイツの周りにはたくさんの女子がいる 。
仕方ない 、アイツはカッコいいもん 。
だから 、近づけない 。

取り敢えず 、私は席についた 。
すると 、

「お前と同じクラスか!、良かった 。」
私の席の横に座りながら言ったのは 、先程の親しかった友人 。
名前は 、春田 湊 。

「湊も一緒か!、なんか嬉しい 。」
親しい友人が一緒だと 、なんだか心強かったりする 。
でも 、私には 、もう1人 。同じクラスになってほしい人がいる 。
もちろん 、アイツだ 。

そんな時 、丁度アイツの姿が目に入った 。
こっちに歩いてくる 。
まさか 、本当に同じクラスだったりする...?
期待は徐々に高まる 。

しかし 、アイツは私のクラスを通り越して向こうの教室へと入って行った 。
なんだ...。
期待が高かった分 、ショックも大きかった 。

それからボーとしてしまってた 。
気づけば 、ホームルームも終わっている 。
教室には 、私1人 。
だと思ったケド 、違った 。
隣には 、湊もいた 。

「やっと 、気づいたかよ 。ずっと 、呼んでも返事しね - しよ 。」
友人は 、ぐったりと待ちくたびれたように言った 。

「 ごめん 。」
すぐに謝った 。
何だか 、申し訳ないコトをした 。
でも 、何で待っててくれたんだろう 。
問おうとしたが 、先生が彼を呼び出し連れていった 。
どうしよう 、
まぁ 、湊が帰ってくるまで待つか 。
私は 、待っている間 、机に寝そべった 。
段々 、眠くなってきて 、知らぬ間に寝てしまっていた 。

ん...?
足音がする 。
誰か来た?、
でも 、よくわからない 。
そんな 、うっすらな視界の中 。
私の唇に 、柔らかくて温かいものが当たった 。



( 梓がカッコよくなり 、モテだしたことに珠理は近づけなくなってしまった 。

そんな珠理に親しかった友人が現れる 。

そして 、珠理の唇に当たったものとは? 、

  • No.11 by 澤木 美桃  2013-09-09 05:18:29 


思わずビックリして 、目を開けた 。
目の前にいたのは 、アイツだった 。

「梓くん...?」
先程の 、唇に当たったもの 。
まさか 、キス ?
知りたい 。
でも 、聞けるわけない 。
「 久しぶりだな 。」
アイツは 、優しい笑みを浮かべて言った 。
アレ ? 、
普通だ 。
さっきのは 、夢?
夢と現実の違いがわからない 。
でも 、なんでアイツが私の目の前にいるのか 。

「 ど 、したの..?」
なんて返事すればいいか 、わからなかった 。
区別のつかないコトで 、私の頭は一杯だ 。
途切れながらも出た言葉 。

「 いや 、あの後さ...。急に引っ越したから 。」
アイツはあの頃のコト 、覚えていた 。
そして 、引っ越した私を気に掛けてくれていた 。
驚きは隠せない 。
でも 、それ以上に嬉しいという感情が込み上げる 。

「お父さんの仕事がね...。でも 、私 、梓くんに会うために.. 」
言いかけた途端 、ガラっと教室の扉が開いた 。

「ただいまっと- 。ってアレ? 、梓じゃん 。」
湊だ 。
先生に頼まれた用事が終わったんだろう 。
湊は梓とも 、親しかったらしい 。
彼らは 、サッカーをしている 。
きっと 、その関係もあるのだろう 。
走りながら 、近づいてきた彼にアイツは

「いや 、朝比奈に用事があってさ 。俺 、もう行くから 。」
とだけ 、言い残して教室を出た 。

教室に残された私と湊 。
取り敢えず 、出ようと支度して教室を後にした 。


(教室を後にした珠理と湊 。

2人を残して 、先に出た梓 。

思いはどこに ?、

  • No.12 by 桜  2013-09-12 17:46:35 

これからも頑張って下さい
美桃さんの作品をバカにする人が居たとしても気にする事はありません
美桃さんを応援してくれる人が一人でも居る限り美桃さんは頑張らなくてはいけません
ですがあまり自分を追い込みすぎは良くないです
たまには息抜きして頑張って下さい
私は美桃さんの作品が大好きです
次会う時はサイン会である事を願っています

  • No.13 by 澤木 美桃  2013-09-16 10:38:34 


教室を出た私達から 、窓の外に歩いて帰る梓の姿が視界に入った 。
梓の家 、確かここから遠かったはず...。
運動かな...?
なんて 、梓のことばかり考えてしまってた 。
そんな時 、突然湊が問いかけてきた 。

「 さっき 、梓と何話してたの? 」
ドキッとした 。
だって 、空想の中での出来事か 、現実の中のことなのか 、分からなかったキス 。
自分としては 、現実であってほしいなんて思ってしまう面がある 。
梓のこと 、大好きな私にとっては夢でも嬉しいことだ 。
しかし 、今はそんな夢に浸っている場合ではない 。

「 ただ 、久しぶり...って言って世間話..してたくらいだよ 、」
取り敢えずは 、変な誤解を招かぬよう返答した 。
すると湊は 、凄くジッと見てくる 。
ギッとした疑いの目 。
その瞬間 、湊の発した言葉に私は震えた 。

「 俺さ 、知ってるんだよね 。梓とのこと 。」
まさか 、先程のことを見られたんだろうか?
て 、ことは私と梓は本当に ...!?
嘘 、どうしよう..。
震える私に湊は何故か微笑んだ 。

「梓のコト 、好きなんでしょ 。」
と 、頭をポンポンして分かりきったように言った 。
なんだ... 。
って 、

「えっ!? 、なんで知ってるの!? 」
びっくりした 。
湊に私の気持ちがバレてたなんて...

「俺 、協力するよ? 。」
突然に湊が言った 。
協力!?
そんなコト 、湊に頼む訳には...
断ろう 、そう決めた私の頭を無理やり押すと

「決まり!!」
なんて 、勝手に決めちゃった湊 。
え 、なんて驚く私の目に写ったのは 、協力すると言ったどこか寂しい顔をする湊 。

「なんでそんな顔をするんだろう...?」
思わず心の声が漏れてしまった 。
ヤバい 、なんとか言わなきゃ 。
焦る私を真っ直ぐに見つめる湊 。
その目から反らせなかった私の目 。

「な 、何? ど..したの?」
ヘラヘラなんて笑いながら問いかける私に湊は 、

「俺 、お前のコト...」
湊が言いかけた途端 、

「わりぃ 、忘れ物したから 。」
と 、入ってきた梓 。
同時に湊は 、

「友達だからハミゴにされね-かな って心配しただけだよ 。」
と笑って言った 。
そっか 、なんて思うも落ち着けない 。
そんな空気の教室だった 。


(次は 、第 4 話に突入です !!

桜サン、
ありがとうございます!

是非 、そうなれるように頑張りますね!!

  • No.14 by 澤木 美桃  2013-09-22 14:39:39 


→ 第 4 話 。
教室が新しいせいなのか 、何故か息が苦しい 。
落ち着かない 。

「そ 、そんなコトする訳ないし 。第一皆 、友達?みたいなもんでしょ! 」
今は 、梓がどうとか言ってる場合じゃない 。
ただただ 、変な空気にしちゃうのが嫌なんだ 。

「もう 、帰ろ? 」
ヘラヘラ笑いながら 、私は先に教室を出た 。
なんせ 、耐えられない 。こんな空気 。
すぐに外の空気を吸った 。
私の知らないトコロで 、予想もしないコトが起きているとは知らずに 。


「トモダチだとよ 。梓...お前 、本当は朝比奈を 、」
湊が口出した瞬間 、

「お前だって 、そうなんじゃねぇのかよ 。」
と梓が言った 。
お互いに 、何を言いたいのかわかっている 。
言葉としては大切な2文字が抜けている 。
けれど 、決して口にしなくとも理解できたんだろう 。

「でも 、朝比奈は今 、トモダチだって口にしたよな 。だったら 、俺にもチャンスあるじゃん 。」
梓は 、湊の口にした言葉に目を見開いた 。
確かに 、昔とは違うのかもしれない 。
もしかしたら 、湊を好きになっているかもしれないんだ 。
それでも 、俺は 、

「そうだな 。でも 、絶対 譲らない 。」

諦める訳にはいかないんだ ―…… 。

  • No.15 by 澤木 美桃  2013-09-22 15:42:49 


先に下に降りた私は 、後ろから階段を駆け降りる2人の姿が目に入った 。
その時の2人は 、妙に笑顔だった 。

「朝比奈 、待たせたな 。」
声を揃えて 、2人が言った 。
思わずみんな驚いた 。
だが 、すぐに笑ってしまった 。

みんな 、好きだから 、笑顔だけは壊したくないという気持ちがあったんだろう 。

「でも 、俺は 、朝比奈を困らせたくない 。自分の気持ちを押し付けてまでは 。」
「俺もだ 。」
「だから 、梓 。泣かせた奴は 、手を引く 。それが条件で勝負しろよ 。」
「あぁ 。」

つい先程 、教室で交わした湊と梓の約束だった 。いつまでも 、笑っていてほしい 。

そんな彼らの気持ち同様 、私も願っているコト 。


―― 翌日 。――

晴れた青い空 、フワフワ浮かぶ白い雲 。
今日は 、気持ちのいい日だ 。
そんな日に 、私は思わず陽が気持ち良すぎて 、寝坊してしまった 。

「すいません! 、遅れました!! 」
走って教室のドアを開けると 、なんと自習で誰もいなかった 。
なんだ... 。
てか 、みんな 、自習だからって自由過ぎるでしょ 。なんて 、思うも安心している自分もいた 。
そんな時 、後ろから聞き慣れた声が聞こえた 。

「朝比奈! 、」
湊だ 。
振り向くと 、どうやら湊も遅刻したみたい 。

「なんだ 、湊も遅刻? 。あはは 。」
なんだか 、自分以外のコが遅刻してるとおかしくて笑ってしまった 。

「なんだよ 、朝比奈だって遅刻じゃんか 。」
嘘 。
本当はずっと 、家の前で待っていた 。
だけど 、ちっとも来ねぇし 、やっと来たかと思えば走って行くし 。
でも 、朝比奈といられるからそれでいい 。

「うっさい 。そういや 、梓はどうしたんだろ 。」
湊が呟く 。

「梓も一緒にいたの!?」
思わず驚いてしまう 。
だって 、梓は遅刻なんてしない主義 。
そんな梓が... 。

「あぁ 、だけどどっか行っちまったみたいだな 。」
湊は 、周りを見渡しながら呟くといきなり 、私を見つめてきた 。

「な 何!?」
思わず目が離せない 。
すると 、湊の手が此方に向かって伸びてくる 。
目をギュッと瞑ると 、頭に手を伸ばし何かを取ったみたい 。

「ゴミ...着いてたよ 。」
なんて言って笑った 。
ドキドキした 。
だって 、湊が 、いきなり 違う人に見えたから 。

「ありがとう 。」
どぎまぎしながらも 、お礼はキチンと述べた 。
そんな私を 、湊の後ろから見つめる梓の姿があった 。

「あ 梓クン! 、おはよう 。」
目が合って直ぐ 、私は声をかけた 。
だって 、状況が状況だから 。

「おぅ 。」
一言だったけれど 、その一言がなんだか嬉しかった 。
でも 、梓はトイレに行ってしまった 。
私は 、それをただ見てつったっているだけ 。
そんな私を湊が 、

「何処見てんだよ 。今は 、俺と話てんだろ 。」
とふてくされたように言った後 、抱き締めてきた 。
その温かい温もりは 、湊の熱から伝わってきたものだ 。

「湊..!?」
「あ 、わりぃ 。」
私の呼ぶ声に 、一瞬にして手をほどいた湊だったが 、再び私を抱き締めて 、

「もう少しだけ...こうさせて 。」
と優しい声色で呟いた 。
威勢のない 、弱々しい声 。
思わず 、私も頷いてしまった 。


「..ッ..朝比奈.. 、」
抱き合う私達を 、影から見守る梓 。
本当は 、止めに入りたい 。
でも 、今は 、今は 、何故か出来ない 。
クッソ... 、このまま 、湊に持っていかれちまう 。
俺の...大事な女 。

いつの間にか 、梓には恋心が芽生えていた 。
そう ―…… 、
昔 、バレンタインにチョコをくれた 初恋の女 。

朝比奈...珠理 。

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