★ 2013-08-22 23:53:57 |
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>1様
(そんな‼凄いだなんて!
ただの暇つぶしですし、下手くそですし‼/もし良ければ見てって下さいね-‼←)
今日は眠いんで明日とかまた投稿しまっす、^^*
■再開■
もうすぐ初秋。
家にある風鈴が前より音を立てて鳴る。
もう風鈴外す時期かあ。 腰に手を当て風鈴を見詰めながら。
本当は外したくない。だってこれは小さい頃からの好きな人に貰ったものだから。
「亜樹ー!!起きなさいよー?」
そんな声がリビングから。
大っきな声で聞こえてきた。
パジャマから制服に着替える。
西高の制服はセーラー服でリボンが真っ赤な色。
これが着たくて西高入ったんだっけ。
「亜樹、またソックス穴あけて!穴あいたらちゃんと言ってっていってるでしょー?」
お母さんの私よりワントーン高い声がリビングに響く。
「私じゃないってば」
「じゃあ誰?」
「知らないよ。薫じゃないのー」
薫というのは私の弟。弟と言っても義弟で、お母さんが再婚した時にお父さんと着いてきた子が薫。
薫は私より1つ年下。
「ごめ、俺だわ」
「んもー!お母さん忙しいのに〜。気をつけてね、薫くん」
お母さんの口調が。私の時より優しい。
今だに薫の事を"薫くん"と呼ぶお母さん。こんな生活、本当は嫌だ。
「行ってきます」
それだけ言って家を出たら。
インターホンを鳴らそうとしていた親友が居た。
由紀と真鶴だ。
「ああ、2人ともおはよ」
「おっはよー!由紀ね、今ちょーどインターホン鳴らそうとしてたんだー♪」
「亜樹おはよう」
「みれば分かるよ(笑)それより由紀。昨日大丈夫だった?」
由紀は昨日色々大変で。
ラブラブ真っ最中の彼氏を別の可愛い女の子に取られそうになって、言い合いしたらしく、今彼氏の太陽とは気まずいみたい。
でも彼氏ラブの由紀がよく彼氏と会えない日、我慢出来たな。
「もう昨日は大変だったよおー!でもね、太ちゃんがね、" 今日は御免。やっぱり俺お前しか好きになれない "って電話してくれたの!!」
「へえ!さすが太陽。優しいね」
「由紀良かったね〜。じゃあ太陽くんとは寄り戻したって事?」
「お陰様で☆」
ピースしながら言う由紀。
そんな由紀を羨ましそうに見る私。
ああ。やっぱり会いたいな__
康祐に会いたい。
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