月、夕凪、

長くても構わないのでしたら、そうですね…120分はﾉﾝｽﾄｯﾌﾟで話せる自信はありますが

どんな自信だよ

隊長を大好きな自信です

ﾌﾗﾚたのにか？
彼奴にとっちゃ、てめぇは只の部下だろ？
月みてぇに他の相手、見つけようとした方が早いだろ？

いいんですよ
私が一方的に好きになって、一方的に告白して、一方的に振られた…って思うようにしたんですから

ｽｸｱｰﾛは間違いなく私の上司ですよ
彼の代わりなんていませんし、彼以上の人は見つかりませんから…墓場まで一筋貫きます

そうして喋ってると只の女みてぇだな

変なこと言わないでください
私はｳﾞｧﾘｱｰの隊員です！

幻覚のｽｸｱｰﾛは斬れない、変な術師には憑依される、
斬るときも真直ぐ心臓を狙えない…
それでもか？

確かに斬れませんでした、憑依されました、心臓を挿すことに未だ躊躇います…
でも、今より強くなりたい！それは本当です！
いつか、ｽｸｱｰﾛの役に立ちたい…

二言目にはｽｸｱｰﾛだな…

ﾎﾞｽ、またです…
疲れていらっしゃるなら休んで下さい

私、もう少し一人で頑張って起きてます

すまねぇな
限界みたいだ、おやすみ

…最近
私はいない方がいいのでは
と真面目に考えてしまいます

…変ですよね
折角ﾘｲｱやｼﾙｱ等の新しい仲間と打解け
少しは夕凪自身も少し落ち着いた感じがするのに

月らしい人を見かける度
なんだか辛くなるんです
追い出したのは自分だなと…

今日も朝
行ったのですが入れませんでした
私は弱すぎですね…

だから隊長に愛想尽かされたんですね…

誰も夕ちゃんがいない方がいいなんて思ってないよ…

私は、夕ちゃんといる時間がとっても楽しいからそんなこと思わないで…

突然でごめんね…
来たばかりだけど私を少しでもいいから頼って欲しいな

では、失礼しました(霧の中に消える

上げてしまい申し訳ありませんでした

ﾘｲｱ！（驚きを隠せず

…よく此処がわかったね（という事は彼方での過去の出来事も把握しているんだね、と表情を曇らせ

ありがとう
私も会って間もないけど、ﾘｲｱ好きだよ（優しく微笑み

本当にありがとう…

夕ちゃんや仲間のことが知りたくて過去を見たら、此処の存在に気づいたの…

好き？ありがとう、私もだよ(照れ臭そうに

無理して1人で抱え込まないでね、少しずつでいいから私を頼って…信用してね(微笑み

ﾘｲｱ、よく過去遡ったね…
（かなりのﾃﾞｰﾀの量だろうに、と驚き）
ｽｸｱｰﾛは此処の事、忘れてたのにな…
（どうでもいいと思いつつも、その名を口にしてしまい）

月にも、今ﾘｲｱに言ったように
好きって言ったのに…
月には届かなかった…
（未だ過去から覚めきれず）

ありがとう、ﾘｲｱ…
（微笑み）

あ、そうだ…
私が向こう行けない分、ﾘｲｱが顔出してくれる？
（また暫く向こうを休もうと考えており）
ｽｸｱｰﾛ、ああ見えて寂しがりだからさ…
お願い…

あまりの情報の多さにパンクしそうだよ(頭を抑えて
スクアーロ隊長もこないだボスに言われて気づいたよね

私と月さんは違うからさ…
月さんはさ、もっとみんなにかまって欲しかったのかなって思うんだ…仲間としての好きって気づいてたけど気づきたくなかったのかもな…って
でもさ、気づいててもそうでなくても月さんは自分で抜けるって決めたんだからさ誰のせいでもないと思う。
月さんの道を月さんが決めたんだから、誰が悪いわけでも何でもないんじゃないかなって…
あくまで私の考えだけどね…(苦笑いして

わかった…よ。
でも、ボスもスクアーロ隊長もガットも私も仲間の皆が心配するよ(不安気な顔をして

夕ちゃんは、自分が思ってるほど弱くないよ…
修行でも、長期任務だろうと向こうで夕ちゃんや皆を待つね…

早く戻って来てね、寂しいからさ…(霧の中に消えていき