一ノ瀬トキヤ 2013-08-08 04:01:05 |
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(相手の手の甲に自分の手のひらを重ねて、大事なものを扱うように柔らかに両手で包み込むと一度だけきゅっと握り締めて。やがて相手が動き出すのを感じて顔を上げると徐に指先を離し、己も同様に立ち上がれば意外な申し出に瞳が揺らぎ「…良いんですか?」とトレー上の食器を整理しながら)ええ、もちろん。だめだなんて言いませんよ。でもお見送りだなんて…私はただの執事ですから、そうしてお嬢様のお手を煩わせてしまうことには少し抵抗がありますが。
…トキヤがいなくなる最後まで隣にいたいの…(カーディガンを肩にかけ直せば視線を逸らしながらも率直に気持ちを述べれば頬を染めて。これから洗って後片付けをするだろうカップ類が綺麗に整理されているのを視界に捕らえれば、さすがだな、と頬を緩めて微笑み「それにねトキヤ、あなたはただの執事なんかじゃないわよ?」くるっと体を回し相手の方を向け後ろに両手を回して組み、「あなたは、特別…特別な執事さん」じっと相手の目を見つめたあと、ふふっと目を細め)
(遅くなってしまってすみません、なかなか手が空かなくて…返事をお返しするまでにもう少しお時間をいただいてしまうと思います。必ずお返しします、あと少し待っていていただけませんか?ご迷惑をおかけします。)
(ご丁寧にありがとうございます、私はずっと待ってますから、大丈夫。安心してくださいね。忙しくて大変だと思いますが頑張ってね、トキヤ。)
ねぇトキヤ、今日ね、トンボを見たのよ?早いわね…もう秋になるみたい(屋敷内にある1人用には充分広すぎる自室で、窓を開き星空を眺めながら久しく姿を見せない想い人の執事を思い浮かべながら、今日あった出来事を述べれば、誰かに届くわけもなく空へと消えて。「…寂しくはないわ、でも、あなたの顔を、歌声を夢に見てしまうの。」ふっと微笑み独り言を誰かに聞かせるように述べれば、肩にかけたカーディガンをかけ直して。小さく息を付けば窓を閉めベッドへと向かい「おやすみなさい、愛するあなたへ…」と呟いたあと深い眠りへと落ち)
(独り言ですので、レス不要です^^* おかえりゆっくりお待ちしております)
……智美さん…。(ふと視線を上げた時に相手の愛らしい仕草や表情が目に入り、思わず無意識のうちに一瞬ばかり手が止まってしまい。内心では相手の身に触れたい、と願うものの立場上行動を起こせば後の展開が悪く転がるのは目に見えている事実で、沸々と湧き上がる衝動を抑止させながら続けられる意味深な発言に淡く笑顔を向け、探りを入れるように慎重に言葉を選び)特別、ですか──…なるほど。お嬢様に特別扱いしていただけるなんて、執事としてはこの上ない幸せですね。……どんな風に、特別なんです?
(ようやく一段落しました、2週間近く…いえ、それ以上期間が空いてしまいましたね。長く待たせしてしまって本当にすみませんでした。君から貰った言葉、凄く励みになりました。本当にありがとう。今後も何かの機会にまた少しお時間をいただいてしまうことがあるかもしれません。こんな私ですが、時間の空いた時にお付き合いいただければ幸いです。待つのが辛くなったら言ってくださいね。無理は禁物ですよ。)
どんな風にって…トキヤは意地悪なことを言うのね?(自身にとっては精一杯の想いを込めた言葉に、そう言われてしまえば続ける言葉に迷ってしまい俯いて。ここで目の前にいる想い人の頬へと手を伸ばし求めたらどんな反応をするだろう、どんな表情を見せてくれるのだろう。そこまで考えて、自身と相手の関係を思い出せば、その考えも直ぐにかき消して。しかし、このまま黙っていては要らぬ誤解を産むことになりかねないため笑顔を浮かべれば「そうね…甘えやすい執事さん、かな。トキヤは私に甘いから」と舌をチラリと出してみせ。)
(おかえりなさい、此方こそ遅くなってしまい申し訳ありません。あなたを待つのは苦になりません、そのときが来ればゆっくりとお帰りお待ちしてますよ。
そして、ここにきて謝りたいことがありまして…執事、ということで使用人との恋愛は御法度だと勝手に思い込み、恋人という関係ではなく、ただの執事、屋敷の娘、という間柄として書き進めてしまっていました。恋愛は割愛とトピ説明に書いているに関わらず、申し訳ありませんでした。こんな失礼な私でよければですが、これからもお相手させて頂けませんか…?)
あなたは今、どこで何をしているのかしら…(月明かりに照らされた頬には一筋の涙。其れに気付いたときにはもう雫となりカーディガンへと落ち。肌寒くなってきた外を眺めながら、思い人の姿を思いだし、消えそうなくらい小さな声をあげて)
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