海堂、俺だ…分かるか？【特定の方待ち/募集は無し】

（乾先輩の笑顔を見ると安堵して）
…先輩（緊張が解かれたのか思わず涙を流して）
…（こくっと微笑みかえしてうなずき）
乾先輩、その…。すごく…、嬉しい…。
（幸せそうな表情で）

出張、気をつけて出かけて下さい（微笑み）

すまん海堂…（ﾌﾗﾌﾗになって帰宅）

疲れた…（そのままソファーで爆睡）

おかえりっス、あ…。
こんなとこで寝てたんスか
（ソファーで眠る乾先輩に薄手の毛布をかけて）

乾先輩、すごく疲れてるんだな…。
（音を立てないように朝食の支度を始めて）

…おはよー（寝癖付けたまま起床）

今日は昼から出勤だ…（朝から新聞を読み始め）

おはようっス、乾先輩
（コーヒーをついでトーストをお皿に置き）
先輩、疲れてないスか…（心配そうに）

お～♪ありがとう海堂！
（朝ご飯に感動して）

仕事だから仕方ないさ…
（時計を見ては残り2時間の休憩かと溜息して）

いえ…、俺ができる事はこのくらいっスよ
（乾先輩の喜ぶ姿に嬉しそうに）

食べたらゆっくり休んで下さい（微笑みかけ）

…最近乾先輩の事ばかり考えてるな、俺は…。
（テニスのDVDを見ながら呟き）

変なこと思い出させるようで悪いんだけど、海堂君は桃城君といちゃついてた海堂君？

先輩の晩ごはん、テーブルに並べておこう
（メモ用紙に「あたためて食べて下さい」と書いて）

そろそろ帰る頃だろうか…

ただいま…

ん？

乾先輩…！！

（急に先輩に抱きついて）
怖かった…。
（震える声で泣きそうになりながら）
あ…。（涙を慌てて拭い）
晩ごはん、ある…（テーブルの上の夕食を手で示して）

…気にするな
（背中をさすり）

じゃあ夕飯、頂こうかな…
（穏やかに微笑んで）

乾先輩に俺はどんな風に映っているんだろう…

フン…
この感情を笑い飛ばせればいいのに…

…って何悩んでるんだ、俺は…。
気分転換に川で練習するか
（手ぬぐいを握って）

（海堂の気持ちを知らずに
久し振りに外へ散歩に出ては）

お！やってるな～

（ノートを取り出し分析中）

（一通り練習すると、ざぶざぶと川からあがって）

！（こちらを見てノートをとっている乾先輩を見つけ）
乾…先輩。

…またデータとってるんスか
（どさりと乾先輩の隣に座りこみ）

勿論
（ノートを終いスポーツドリンクを差し出し）

海堂、お疲れ
（使っていないタオルで頬の汗を拭いてやり）

どうもっス
（スポーツドリンクを受け取り）

な…、汗ぐらい、自分で拭く！
（ぱっとタオルを取り）

（部屋に戻るとソファーの隅に座り）
乾先輩…。俺は…（うとうとしながら呟いて）

…（間もなく眠りについて）

すまんすまん

社会人は休み時間が不定期で仕方ない…
（慌てて帰宅して謝りながら）

寝ているのか…
（頭をポンポンと叩き）

少し仕事が残っているから片付けてくるよ