主 2013-07-27 20:37:15 |
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…じゃあ珈琲でいいよ(ふと相手の困惑そうな表情を見つめると、いつもながらに胸が痛む。昔はあんなに仲が良かったのに。いつから他人の様に接しられるようになったんだろう。だがこちらも困惑したような顔をしてられないと笑かければ優しく頭を撫でてみて「真も疲れてるだろ?お前も休めよ、な?」と言い。なるべく元の関係に戻りたいのに相手を困らせてばかりだとどこか笑顔が苦笑いに変われば)
珈琲ですか畏まりました。(と相手の言われとおりに飲み物を作ろうと行く途中相手に声をかけられ頭を撫でられる。そうすれば無意識に「輝にぃ、やめてくださいよっ」と言ってしまったのである。それに直様気付いたのか「ご無礼を、申し訳ありません。」と言えば少し苦笑いを見せる。そして少し赤面をすれば、相手にばれないようにと颯爽に厨房へと行って。
(この感じだとあれなんで。攻めをお願いすることってできませんか?
…可愛い奴(相手が「輝にぃ」と呼んでくれた事に笑みを崩せず素直に喜べば、ボソリとそんな事を呟いて。颯爽と行ってしまった相手に名残惜しくも仕方ないと自室へと向かいベッドに腰掛けては、まだ来ないかと相手を待ちながら暇を持て余して。そういえば彼奴が執事になってから一緒にいる機会が減った気がする。そんな事を考えているとノックの音がして相手がやっとくれば、さり気なくベッドを叩き横へ来るように誘って)
(/…分かりました、頑張ってみます!)
お持ちいたしました、今回は暖かいカプチーノに致しました。(と相手が座っている近くの机の上に珈琲をおく、その横にはデザートがある。「この珈琲にあうケーキをお持ち致しました。」と相手に伝えれば軽いお辞儀をする。そして、相手が隣を叩いているのだか、自身の中では隣に来いと思っているのだが、そんな筈は無いと思い。首を傾げる「輝様どう致しました?」と訪ねて。
((すみません。迷惑かけます。
わかんない?隣に来いって言ってんの、(少し命令口調に話せば相手の腕を引き寄せて。「話し相手になってよ、いいだろ?」と微笑みを崩さずカプチーノをゆっくり飲み干せば「…あ、このケーキよく昔食べたよな」とカップ片手に話し始めて。相手が昔から甘い物を好んでいた事を思い出せばニヤリと笑い、フォークを手に取ってはイチゴを刺して「真はイチゴ好きだったろ?ほら」と相手の口元に持っていって)
(/いえ!下手でも許して下さい…)
隣に来いと、言われましても…(相手に促されては仕方なく隣に座って見る。しかし、少しぎこちなく動いてしまう。「輝様少し……卑怯で御座います。」と下を向いて俯けば顔を赤面してしまっていて。そして相手がし始めた行動には驚きを隠せずに居た。それは、此方に向かって食べ物を向けているのである。「すみませんが、お断りさしていただきます。」と相手に否定の言葉をみせて。
何で?昔から大好物だったろ?(ぎこちなく動く相手に少しムッとすれば「何が卑怯な訳?なんでそんなに怯えてるの?」と前々から思っていた事を強い口調で呟けば、相手の後ろに回って腰当たりに手を回して。相手がなかなか口を開かないので、どうしたものかと相手を見つめていれば思い出したかのように「…分かった、あーん」と昔よく食べさしていた事を思い出しては実践してみて)
やめてください。お願いします。(相手が近づく度に震えが止まらない。本当は近づいて触りたい。でもこれで止まってしまわなければ相手に迷惑をかけてしまう、だからこそ相手の事にたいしてあまり感情が持てなくなってしまった。そうすれば、「知りませんよ、今日だけ……いいですか?」と涙を貯めて居ては震えながら相手の差し出している苺を口に含む。それを含んだまま相手に抱きつき胸に顔を埋める。そして、泣き始めてしまって。
…おい、どうしたんだよ?(抱き締められて驚いた瞬間に急に泣き始める相手に、ただうろたえていれば昔にもこんな事よくあったな、なんて苦笑いしながら「…全く、真は昔から泣き虫だな」なんて強く抱きしめ返し。だがいつまでも泣いている相手に困ったように原因を考えれば「…やっぱり執事は辛い?俺に言ってみろよ」と呟いて。今どんな表情をしてるのかと相手の顔が見たくてつい力を緩ませば)
辛くないです。輝に…いや。輝様の近くに居れるので(と言えば顔歪める。それに対して物凄く辛いのか「これで…満足しております」と言えば相手から離れて泣きながら部屋から飛び出そうとする。ドアに手をかけては、振り向き「輝様、大好きですよ、」と言えば涙を流し、相手の自室から出る、
え…
(相手から聞こえたその言葉に目を見開くも状況が理解できず、とりあえず追いかけなければとベッドから降りればドアを開けて相手の名前を読んでみて。だが一向に返事が返ってこないので、とりあえず相手の部屋に行ってみれば「真…開けて?」とドアの前で言ってみて。相手から返事が無いためドアノブに手をかけるとアッサリ開いたので「入っていい…よな」と呟いて)
(/すいません寝落ちしました…)
……(と部屋に入って直ぐに、ベットに倒れこむ。そうすれば気を張っていたせいか、直ぐに眠りに落ちてしまう。しかも、相手が入って来た事は知らず眠っている。「輝にぃ……仲良くしたいなぁ」と寝言を零してしまう。相手が近くにくれば無意識で相手の手を握ってしまって。
…俺も、だよ
(握られた手を絡めかえせば相手に近寄って、手を握ったのなんて何年ぶりだったのかとふと思い出す。相手の顔を覗きこむと涙の跡が残っていて一体俺は何処から間違っていたのかと自己嫌悪に浸りながら「昔みたいに笑ってくれよ、真」とベッドに座っては一向に起きない相手に覆いかぶさってみて。「ねぇ、真は俺の気持ちに気付いてくれないの?」と独り言のように呟けば)
………(まだ眠っている。「好き……なんです」と意識が少し出れば相手がいないと思っているため、そんな事をつぶやく。だか、相手はいる。しかも自分の上に被さっている。それをみて驚けば「輝様どーなさってるんですか、」と相手から必死に離れようとして
それは兄として?
(うわ言で言っているその言葉に、また一瞬驚くも静かに口を開けば上記を述べて。ふと目を開けた途端に嫌がる相手の様子を見ては拒絶されているのだと思い、軽く無意識で舌打ちをしてしまえば軽く足を絡ませ動きを取れなくすれば「どーって、言わなくても分かるだろ?」と相手の頬に軽く指を滑らせてみて。)
いえ、あ、貴方は兄では。(と震える声で言っていれば、「好きですよ。色んな意味で…」と呟けば全力で相手の手から逃げようとするが、相手に足を絡められれば更に震えてしまって。そして頬を触られれば、涙を流してしまっていては、「は、離してください」と言いながらも相手の服の袖を掴んでいて。
じゃあ…何?仕えてる主人?
(色んな、という曖昧な言葉に益々目を細めるも、自分の袖を見つめれば「離さない、っていうか離してないのはお前だろ」と思わず笑ってしまい。泣いている相手に「そんなに泣くなよ…どうしたらいいか分からなくなる」と苦笑いしながらも人差し指で涙を拭い。)
今日……だけ。(と呟けば。力をすべて抜いて相手に抱きつく。「今日だけです。」と抱き締めていては相手の首元に顔を埋めていて「兄さん嫌い?僕の事……」と首を傾げては昔のように戻っていて。
…嫌いじゃないよ
(抱き付いてきた相手を優しく抱きとめると「嫌いになれる訳ないだろ?弟を」と背中をポンポン叩いては、そんな事を気にしてたのかと内心で感じて。首元にくすぐったさを感じるものの、何度も言い返す相手に「はいはい、今日だけな」とあやす様に呟けば)
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