「はぁ…」
「ん?どうした?」
心配する幼なじみの顔を見ていった
「あした、テ・ス・ト!」
「あぁ~俺は絶対100点だ!」
自信満々で言った
「私こそ100点なんだからぁ!」
2人の姿が夕焼けの中に吸い込まれるように消えていった
「えっと…山田凛です…よろしくお願いします」
私は憧れていた私立の高校に受かったというのに元気がない
なぜなら、幼なじみのしゅんが違う高校に行ったからだ
「はぁ…知ってる人いないよぉ…やってけるかなぁ…」
いま…しゅん何してるんだろ…
「ねぇ山田さん」
クラスで一番可愛い坂下もえが話しかけてきた
「あーはい…?」
「山田さんうちのクラスのルール教えてあげる………」
不気味な顔でもえが私の顔を見る