匿名さん 2013-07-16 04:20:15 |
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これで勝ち負けは決まった。ただの勝負だから、殺すことはしない。だから、勝者はー
「俺の勝ち」
「負けたぜ」
勝ったのは、ゼロだった。ゼロの剣は綺麗にカールの首へと伸びていて、ほんの数センチで首を斬っていたかのような状態だった。
ゼロは勝った。勝ったのだが、ゼロはカールの大剣を無視して勝つことしかみていなかった。殺されないと思っていたからだ。
でも、あのまま2人の剣が止まらなかったとすれば…2人とも相打ちだっただろう。
まぁ、それはそうなった場合のことだが
「2人で何してんの?」カールとゼロの2人に声をかけてきたのはシュンだった
「ちょっとな。」
「さっき俺、カールに勝ったんだぜ?」
「凄いじゃんゼロ」
「次はお前が相手してやれよ」
「次はシュンか?いいぜ」
「いいよ、でもゼロ少し休憩しなくていいの?」
「休憩?そんなの必要ねえよ、早くやろうぜ?」ゼロがすでに剣を構え攻撃態勢になっていた
「そう?なら、もういくよ」シュンも構えた。シュンは短剣(ナイフ)を右手に持ち、それを前に出して、左手は背中に回している。
「シュン、お前なら」
「カール、わかってるよ。」
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