れに子 2013-07-15 13:30:23 |
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「りこぉぉぉぉぉおおお!」
怒ったような口調で、胡桃ももかが言った
「うげっ…ももかじゃん…何しに来たの」
ビックリしたように加治屋りこが言った
「あんた!私の香水勝手に使ったでしょ!」
ももかが香水を持ちながら言った
「え、え、え…?つ…つ、使ってなかよ~」
噛みながら、りこが言った
「はぁ…もう!使うときは言ってっていつも言ってるのに~次からは弁償!べ・ん・しょ・う!」
「わかったよー」
ももかは香水を握りしめながら去って行った
りことももかは幼なじみで、家が隣同士、だからいつもベランダからももかの部屋まで3秒ほどで行けるのだ
「あぁ…また怒られちゃった……あ、もう寝なきゃ!」
次の日
チュンチュン
スズメの鳴き声がりこの外から聞こえる
「りこぉー朝だよ!おっきろー」
するとりこの鼻をつまみながら、ももかが苦笑いで言った
フゴッ
「きゃはは!りこ、もう7時だよ」
「えええ!うそ!早くしないと~」
りこは急ぎながら階段を下りて行った
りこの親は、いつもは6時に仕事に行くからいつもは一人で起きているのだ
「あ、そういえばりこのお母さん今日は遅くなるってよー」
「ああ、いつものことか…」
悲しい顔をしながら言った
「じゃあ今日はりこの家にとまろっかなー」
ももかははけますように言った
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