皇 深紗 2013-07-13 20:14:01 |
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――…
(何時も通り執事である相手が起こしに来る前にふっと意識が浮上する。薄らと瞼を開きふんわりと柔らかな寝台の上で身動ぎろすると今日も暑くなるであろう、窓の外から微かに蝉の声が耳に入り。微睡の中に居る侭ベッドの傍らに備えられたミニテーブルの上にある時計へ視線を送ると何時もの時刻迄後少し。秒針が動くのが普段よりも少しばかり遅く感じられまだかまだかと心待ちにしながら再度瞼を伏せて小さく息を漏らし。彼の声で起こされるのが日課であり、其れでなければ一日が始まった心地がしないのである。俯せになり身体を縮こまらせて)
(ロルテストはこれに絡んでくださると嬉しいです!
>1に書き忘れたのですが、昔交わした約束というのは【私(お嬢様)に対して何があっても絶対に嘘をつかない】という物です。募集開始致します!)
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