主 2013-07-13 01:08:57 |
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彩>
不味いものは用意させねぇ、……蚊に刺されたのか?
(空のグラスを下端に下げさせると、頬を気にする部下を不思議そうに眺め)
>>ボス
あ, 違いますよ!ボスと飲んでいるからより美味しいな、って意味です
(人差し指を立てて微笑み)
…いえ, 大丈夫です(夢ではなかった)
>>ボス
……
(休んでいるのを邪魔する訳にはいかないので,それ以上は何も言わず、自分も少し離れたところに腰を下ろし,同じように目を閉じてみて)
>>ボス
っ!、わわ..すみません、
(眠っているのかと思っていた相手から声を掛けられ,肩を跳ねさせ)
...もう少ししたら自室に戻ります、ボスはまだお休みになられないのですか?
>>ボス
ぅ....すみません、
(低い声に萎縮し,また謝ってしまい)
では, もう少しだけ私もお付き合いさせて下さい、...ぁ、ホットミルクでも飲みませんか?
(折角会えたのでまだこの場を離れたく,閃いたとばかりに両手を合わせ)
>>ボス
....!、只今美味しいものをお持ち致しますっ
(頷いてくれた事に表情を明るくさせれば,俊座に姿を消して用意しに行き)
彩>
……
(立ち上がり時計を確認しては、こんな深夜まで付き合わせてしまったかと気にかかり。部下が戻るまで窓際に立ったまま目を閉じ)
>>ボス
——どうぞ、
お口に合うといいのですが..
(戻って来れば相手は窓の近くに移動しており。そっと近寄れば、バニラエッセンスで香り付けした,ラム酒入りのホットミルクを差し出し)
>>ボス
....っはぁ…良かったです、
(感想を聞くまで緊張から無意識の内に息を止めていたようで、安心すれば1つ息を吐き,自分の分を飲み)
>>ボス
好きで付き合わせて戴いているので,
私の事は気にしないで下さい、
(微笑めば自分もカップを空にし)
それより...ボスこそ、
お休みにならなくて大丈夫ですか?
(相手の方が心配で首を小さく傾け)
>>ボス
...!、(眉間の皺が深くなったのを見れば,ハッとしたように微かに瞳を大きくさせ)
..ごめんなさい、私が付き合わせてしまっていましたね。大人しく自室にて休む事にします、
(申し訳なさそうに眉を下げて言えば,相手のカップも回収し)
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