匿名さん 2013-07-09 19:35:05 |
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「意味と夢と命を集めて
作られてしまった身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
また会いたいと呟いた
ハリボテの街の 終末実験は
昨日時点で予想通り グダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で
そんな水色の 夢見てた
期待ハズレの車線の先で
小さな身体はまた飛び散った
泣き叫ぶ少女を 目醒めない僕は見ていた
秒針は進みだすのを止めて
世界もろとも眩(くら)みだそうとする
この夢は終わらない
意味と夢と事態を合わせて
ただただ考えてく頭
「この世界はどうやら少しヤバイらしい」
【これは彼と彼女のお話】
作られてしまった心では
もう言葉も届かない
枯れる太陽の音 蒸せる炎天下の目
夏バテした世間に はじき出された様な
蝉の声がもう鳴り響き始めても
ユラユラ揺れる 透ける身体じゃ
伸ばした手も届かなくて
期待ハズレの視界の先で
秒針はふざけて立ち止まって
踏み潰される未来を 反対車線で見ていた
機械仕掛けの世界を抜けて
木の葉の落ちる未来の風景へと
君の目で
嗤(わら)う日差しはどこかに消えて
8月は何度でも過ぎ去って
「また来年だね」と笑いあう そんな未来なら?
期待ハズレの世界の隙間
予報外れの雨が降ってきた
その時に その時に
例え未来が書き換わっていても
あの目は」
http://www.youtube.com/watch?v=pbN5J4lyzpw
「ビバップな浮遊感 夜が次第に乱反射して
ツービートで光って たまには愚痴っちゃって良いかな
「ねえ、ちょっと話そうか。馬鹿な自傷症性なんだけど、
もうなんか収まらない。ネタ話だって体で一つどう?」
「じゃあ、ちょっと喋ろうか。僕の非凡でいて妙なとこ
平凡を装った 僕がずっと悩んでいる事」
「十年は経ちそうなある日『怪物』の声がして
心臓を飲み込んだ 『嘘をつき続けろ』ってさ」
「それ以来、僕は嘘つきで 騙せない人や物も無くなって
『怪物』に成り果てちゃってさ
・・・あぁ、ごめんね!泣かないで!全部法螺話だよ?」
「オーマイダーティ!なんて醜態!」 僕は誤摩化す
なんて言ったってこの本心は不気味じゃない?
偽って、そっぽ向いて、嘘を重ねて
僕は今日もまた 徒然、嘲笑う
ビバップ、消えそうな 夜が嫌いそうな少女にも
ツービート、泣きそうな 嘘が嫌いな青少年にも
そう、もう同じ様に ちゃちな「理想」がインプットして
心臓を飲み込んだ それ以来気付いたんだ、僕らは
「単純に理想叶ったとして、
一人ぼっちじゃこの世は生きていけない」
「それも嘘?」 「いやいや、本心だよ?」
崩れそうな脳が『NO』で満ち満ちていく
「オーマイダーティ!もっと聴いて!」 僕の心を
我が儘を この嘘を 本物を
「寂しいよ」なんて言った 僕は変わらない
ニヤけそうな程、常々呆れてる
「オーマイダーティ!もう嫌いだ!」 ほら、聴かせてよ
呆れちゃう様な 僕なんて もう救えない?
『問題ないぜ』なんて言って 君は変わらない
「ああ、ミスっちゃった」
また不気味な僕に、常々溺れていく」
https://www.youtube.com/watch?v=oHmJBvQ3WtY
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