にしてもあの夢(妄想?)は何だったんだ 俺は制服に着替えながら黙々と考えていた 別に俺はホラー好きでもないし、今の現実に対して文句もない そりゃ特別成績が良い訳でも、特別運動ができるわけでもない それでも平々凡々な俺は平々凡々なりに友達はいるし、大した望みもない 退屈な毎日に呆れつつも生きていた 【ただの夢】 そう結論付け、朝食をすまし家を出た