【磨綾飴御殿】

......大丈夫、愛しいお前以外見たりはしない。(クスクス)

......俺に謝ってもらいたくないなら、お前も謝るな。俺はお前の側に居られるだけで、今満たされてる。

......忘れられずにいて、嬉しかったよ俺も。お前の中に居られて、幸福者だ。

……………ぁ……//

ん〜…………んじゃ謝らない〜………ボクも幸せ〜……風雅を呼んでからずっと、一緒にいたころの事思い出してたんだよねぇ…………

......かわらずだな。可愛い(髪撫で)

......まさか、名前を呼ばれるなんて思わなかったさ。嫌われ憎まれたとばかり思っていたからな。

…………ぁ……//(ﾃﾞﾚ〜

ぁ？…………嫌っても憎んでもないしねぇ〜………離れないとﾀﾞﾒだって思ったんだよね〜………

......来るか？(腕広げてみせ)

......そう思わせたのは俺なんだろうな。もっと思慮深くいられれば良かったんだろう。離れて後悔ばかりだったよ。

ぁ……………？ん〜〜……………♪(腕にﾓﾌﾝ

……………後悔ばっかりだった〜…？

......磨綾、好きだ(ぎゅっと強く抱き締め)

......お前を手放したこと。逃げたこと。側に居られないことが、脳の片隅でずっと引っ掛かってた。

ぁ〜……………ボクも〜………ﾝｷﾞｭ(ｷﾞｭｯと強く抱き締め返し

…………ボクも〜………風雅を忘れようとしたぁ………ボクの一番は風雅なのに〜……………一年以上たっても忘れられなかったぁ……

......ボクも、なんだ？(抱き締めながら髪を撫で)

......お前が呼んでくれたから、戻ってこれたんだ。ありがとう磨綾。

…………ぁ？
………ボクも……すき〜……(久々に撫でられｷﾞｭｯとしたまま目を閉じ

……………愛してる

でも〜………ボクが呼ばなくても来てくれたらもっとうれしかったなぁ〜……

......可愛い...俺も磨綾を愛してる(慈しむようにゆっくり撫でて)

......来てはいけないと思うだろ？他に相手が居たら余計にな。それでも、恋慕したままだったがな。

ぁ…………// ほんと〜……？(胸にｸﾞﾘｸﾞﾘ

…………他に〜………
ぁ……ごめんねぇ……………ｷﾞｭｯ
…………風雅は他に一番できなかったのかなぁ〜……(極小の声で

......本当だよ。嘘ついたりしないさ(ぎゅっと抱き締めて髪を撫で)

......気にするな。俺は他には出来てない。必要なかったし、他と話す気にはならなかったからな(クスクス)

…………嘘ついたりしない………ん♪(嬉しくてｸﾞﾘｸﾞﾘ

………………………ぁ？(ｸｽｸｽ笑う顔をｼﾞｰｯと見上げ
なんで笑ってんのかなぁ〜…………

......あぁ。磨綾、お前を大切にしたい(髪をくしゃくしゃと撫で

......声が小さいからだよ(飴を口に入れてやり)

…………ん〜…………大切にして〜……(髪がﾓｼｬﾓｼｬになりながらﾆｺﾆｺ

ん…………ｺﾛｺﾛｺﾛ…………おいし〜………(久々にもらった風雅からの飴にご機嫌

......久しぶりに笑顔のお前を見られるな(髪を直しながら微笑みをむけて)

......レモン味だからな。好きだろ？(ﾌﾙｰﾂｱｿｰﾄの飴の袋を見せ)

ぁ？…………だって嬉しいからねぇ〜……(ﾃﾞﾚﾃﾞﾚしながら飴舐めﾆｺﾆｺ見上げ

…………ぁ…♪ボクのすきなの覚えてるんだぁ〜……(飴の袋見ながら中のﾚﾓﾝ味の飴をﾁｮﾝﾁｮﾝ

......そこが好きだ。可愛い(頬に手を添え額にキスをして)

......忘れられなかった。ハッカが嫌いなこともな(袋からハッカ味取り出して見せて)

ぁ………………………//(飴ｺﾛｺﾛｺﾛ

………………!?……〜〜〜〜…………ｸﾞｲ〜ｯ(ﾊｯｶに即反応し風雅の胸を押し)