loveサン 2013-06-24 09:02:53 |
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今私はある告白現場を見ている。
「 俺ずっと愛ちゃんの事がスキだったんだ。俺と付き合って下さい」
「 はい… 」
わああああ!!!凄いー!
私、白崎椛。16年間恋をした事が無い。
恋がしたいと心の底から思っている高校1年生。
__________…、
「 良いなー、愛ちゃん。私も恋したいー! 」
「 愛は可愛いもん、仕方ない。椛もすれば良いじゃん。」
「 出来たらこんなに悩まないよー‥ 」
今一緒に話しているのが柚木里菜。私の中学の時からの友達。
カワイくてスタイル抜群!その上モテる!まさしく完ッペキ。
でも好きな人が居るとかで中々彼氏を作らない。
告白すれば上手くいくと思んだけどなー‥。
「 椛は本当に恋がしたいんだねー 」
「 したいよ!早く恋したい! 」
「 ふぅん。恋したいんだー。教えてあげようか 」
え━━━━━・・・
里菜の声…じゃない。
後ろを振り向けば1人の男子が己を見下げて微笑しながら言ってきた。
誰⁉
「 同じ学年だよねー、名前なんてゆーの? 」
「 えっと…白崎、椛ですけど… 」
里菜ちゃぁぁん!!!!……ってあれ⁇里菜ちゃんは⁉
恐らく逃げたのだろう、其処には里菜ちゃんは居なかった。
「 椛ちゃんかー。可愛いね 」
にこ、と微笑みながら言う相手。
ちゃ…チャラーーイ!!!!
見ると一気に相手の周りに集まってくる女子たち。
「 黎〜♪あそぼぉ? 」
「 黎と遊ぶのはあたしよぉー! 」
「 あーたーしー! 」
と、取り合い…!
凄い…、ってか黎?って人何股⁉
「 あ、そうだ椛ちゃん。恋がしたいんだって?そんなの簡単だよ 」
「 え、簡単なんですか? 」
「 うん。だってドキドキしたら其れってもう恋でしょ? 」
黎って人はそう言った後、私の手をグッと引いて________
「 ね? 」
と言った。
今私は黎って人の腕の中。そう抱き締めているような格好。
「 な…なに…何するんですかーーー!! 」
私はドンッと押して離れた。
「 何ってドキドキしたでしょ? 」
「 ドキドキなんか… 」
「 は? 」
「 ドキドキなんかしません! スケベッ変態チカン! 」
「 スケ… 」
「 黎〜?何この女ぁ、こんな女ほっといて私と遊ぼぉ 」
そうだよっ。早く何処かに行ってよー…泣。
「 …おもしれ 」
「 え? 」
「 なー、椛。恋について教えてやるから放課後待っててね 」
「 え⁉またさっきのような事を…… 」
「 ちげーよ、ちゃんと教えてあげる 」
微笑みながらそう言った黎は周りの女の子等と校舎へと消えていった。
…………………ってえーーーーーー!!!!!!!???
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