主 2013-06-22 18:50:00 |
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…かもな。けどよ、お前のその言い方だと、思い出して下さいって言ってるようなもんだぜ。
(振り返った彼が浮かべる笑顔に心なしか深い悲しみを感じた瞬間、ズキリと胸に痛みが走る。彼の言う事は尤もかもしれないが本心は別の場所にある、そんな気がしてならず。――以前も自虐的な発言をする“誰か”とこんなやりとりをした事がある――、そんな感覚が生まれる中、特別な存在に拒まれる事への反発心を己は確かに知っている事を知る。その“誰か”がもし目の前の彼だとすれば、己は彼とどう接していたのだろうか。朧気に浮かぶ記憶を必死に繋げようとするが、波打つように起こる頭痛がかえって記憶を混乱させ。痛みに目を細めつつ、答えを探るように目の前の彼の瞳を見つめ。少なくとも彼が己と繋がりがあった事を確信した今、真実に触れたくなり、彼の隣で黙って動向を見守る管野に声をかけ)
おい、少しこいつ…原田を貸せ。
──
『あー…悪いけど無理だわ。俺は俺で原田に用あるし、原田の言う事も一理あるんじゃね?思い出せないなら、あんたにとって棗もこいつもその程度だって事でさ。』
((原田に掴まれたままの腕にぐっと力が加えられ、反射的にそちらを見やる。それが“余計な事を言うな”という制止の合図だと理解出来たものの、隣で笑う原田があまりに辛そうで見ていられなくて。上原との関係を知らされた時は驚いたが、なんだかんだで原田の事は応援してきた。しかしあの事件以来、自分達に心配をかけまいと普段通り振る舞おうとする原田が時折酷く寂しそうな顔をするのを見てきたからだろうか。これ以上苦しまなくていいんじゃないか、全うな恋をし幸せになるべきではないか、そんな感情が一気に押し寄せ、原田と話がしたいという上原にそう口走ってしまっていて。原田の気持ちを無視した言動、そして不良として嫌厭されてきた上原に対して向こう見ずに突っ掛かった事を後悔してしまわない内に原田の腕を掴めば「ほら、行くぞ。」と半ば強引に腕を引き、その場から立ち去ろうとし))
――ごめん…もう、そういうの無理。
(自分との日々を忘れてしまっていても相手は相手なのか、まるで此方の心を見透かしたような返答に思わずどきりとしてしまうとどうにか作り上げた笑顔が少しだけ崩れたのを自分自身感じて。早く表情を取り繕わなければと思うのにどんどん胸に広がるもやにどうしたらいいかも分からずゆっくりと顔を伏せていってしまい。そんな中突然上げられた友人の言葉に驚き顔を上げそちらを見上げると此方の不安定な気持ちを察してか掴まれた腕に強い安心感を覚えてしまい。友人の優しさが傷ついた心に効いたからか、恋人だった彼からの言葉が悲しかったからか、どちらのせいかは分からないもののじわりと目頭に熱いものが込み上げてきて。自分を先導してくれる友人の後を追いながら最後に一度振り返り相手に視線を送ると、笑っているというにはあまりに寂しげな、我慢したものが今にも溢れ出してしまいそうなのを堪えているような表情で小さな拒絶を口にして。)
…菅野、ありがと。…ッ、ふ…ほんと、お前いい奴だな…っ
(恋人だった彼に対して初めて口にした、喧嘩や嫉妬のような外的要因のない純粋な拒絶に自分まで精神的にショックを受けてしまい。彼に背を向け自分を助けてくれた菅野に礼を言うなりそれまで我慢していたものが決壊してしまったようにくしゃりと顔を歪めると掴まれていない方の手で前髪を掻き乱しながら嗚咽を漏らして。声だけはどうにか震えないように、そう思えば思うほど不安定に揺らいでしまう声で何とか言葉を口にすると瞳からぼろぼろとこぼれ出す涙を乱暴に手の甲で拭って。)
――おい…!てめぇ…っ…
(大抵の人間なら己と関わりたくないが故渋々従うだろう。相手の隣に立つ彼もまた同じだろうと踏んでいた為、思いの外強気な反発と彼を守るかのような態度に驚き、目を小さく見開き。次いで湧くのは屈辱と、言い様のない悔しさで。その悔しさは単に自分の思うようにならなかった故のものなのか、或いは自分の大事なものでも取られたかのような錯覚を起こしたからなのか。自分自身の感情がはっきりしないまま立ち去る二人の背に苛立った声を投げるも、振り返る相手の表情が余りにも儚く寂しげで。喉が焼けるような鋭い痛みを覚え、言葉に詰まってしまい。己への“拒絶”に覚えはある気がするが、それに抗う為の確たるものを持ち合わせておらず。嫉妬心と呼ぶには不確かでもどかしい感情に奥歯を噛み締めながら、離れていく相手の背をただ見つめるしかなくて)
──
『…やっべ、今頃になって心臓バクバクして来たんだけど。後でシメられっかな、ははっ』
((原田を連れ去った後、取り敢えず向かったのは近くの公園。未だ気持ちの整理が仕切れないだろう原田をベンチに座らせると、温かい飲み物でも購入しようと向かった自販機で、彼が昼休みに時折飲んでいたミルクティーを購入し。ホット缶を二つ手にし俯いたままの原田の元に戻れば、若干おどけた調子で心境を口にしながら缶を彼の手に持たせるように押し付け。記憶を失っているとはいえ、先程の言動が上原の怒りを買っただろう事は間違いない。喧嘩慣れしている上原に対し恐れはあるものの、自分がした事に不思議と後悔はなく。涙のあとを残す相手を前に心なしかきゅっと胸が切なく締まる気がし、僅かに戸惑いを覚えながらも見守るような柔らかい笑みを浮かべ隣に腰を下ろし。彼を連れ出す最中、“ありがとう”、そう伝えられたものの、彼の本意にそぐわない余計な事をしたのではないかと今頃不安になり。「なあ…これで良かったんだよな?お前的に、さ。」と、顔をそちらに向けながら何処と無く遠慮がちに探るような訊ね方をし))
(/上原と菅野くんの同時進行、思うように動かせず、わかりにくいのなんので大変ご迷惑お掛けしておりますorz 上手く合わせて下さり有難うございます!
さて、上原とは一時別行動となってしまいましたので、椿くんと菅野くんのやり取りが一段落したら、また別の場面から始めた方がいいですよね?今回の件が菅野くんに対しての本格的な嫉妬心の伏線となればと思っております(笑)またご意見等ありましたらいつでもどうぞ!)
――お前何聞いてた訳?不満あったらありがとうなんて言わないっての。
(一度は愛を囁き合った彼を振り払い逃げる様にあの場を後にしてしまったことに後悔がないかと聞かれれば自信を持って応えることはまだ難しくて、けれど連れ出してくれた菅野への感謝の思いも確かなもので。自分に気を遣ってか飲み物を買ってきてくれた相手からミルクティーの缶を受け取り冬の風にさらされてひんやりと冷たくなってしまった自分の頬に暫し当てて温まってからタブを開けると中身をごくりと飲み。温かく甘ったるいミルクティーは例えるなら相手の優しさをそのまま形にしたようで、ゆっくりと染み渡るようにして胃の中を温めていく感覚にほっと息を漏らして。久しぶりに心の底から安心できたようで、上原に会ってからずっと強張っていた体がほぐれていく感覚を感じながら相手の声に耳を傾ければ案の定口を出したことに不安げな声を漏らしていて。相手らしいと言えば相手らしいが、そんな相手に救われた身としては少々複雑で拗ねたように唇を尖らせながら言葉を返すと最後に我慢できなくなった様にふっと笑みを零し。まだ温かい缶に両手を添え冷たくなった指先を温めながら一度息を吐くと、少しだけ真面目な顔になり呟くように言葉を続けて。)
…これで良かった、とは思えないけど…それでもお前に助けてもらったのは確かだし。そもそも、関係ないお前を巻き込んじゃったのは俺だし。…お前が何言ったとしても関係ないよ、この問題は俺とあいつで解決しなきゃいけないことだから。
(/いえいえ、分かりやすく纏めて頂けてこちらとしては楽しくやり取りをさせて頂いております^^
そうですね、次くらいには一度菅野くんを外して二人で話し合うような長めの場面を組めたらと思っております。今回の伏線もありますし、そろそろ本命の上原君ときちんとやり取りしなければという感じですし(←/
ではではある程度今の場面が落ち着きましたら次こそ上原君ときちんとお話しさせたいと思います(笑)上原様にも次の場面のイメージ等などございましたらお聞かせいただけると有難いです!)
『あ、関係ないとか言っちゃう?少なくとも辛そうにしてるお前を放置出来るほど薄情でも浅い関係でもないと思うんですけどー。』
((温かい飲み物で少し落ち着いたのか、普段の原田に戻りつつあるのを見てほっとし、掌の上で缶を幾度か軽く放って遊んだ後タブを開け一口飲んで。今回の件に巻き込んでしまったと申し訳なさそうに原田は語るが、迷惑だと感じる事はなく、むしろ遠慮がちなその発言に寂しさを感じており。とはいえ、普段ふざけ合っている事が多いせいか“友達なんだからもっと頼ってほしい”、そんなストレートな言葉を掛けるのは少々気恥ずかしく、何処か拗ねたような口調で冗談半分に返してやり。そんな中彼が表情に真剣味を纏った事を察すると、耳を傾け此方も真剣に見つめて。やがてふっと控え目な笑みを浮かべながら空に視線を移し、「そっか、やっぱ避けて通れない問題だよな…」静かに相づちを打ち。解決しなくてはならないとはいえ、やはり大切な友人である彼には笑っていてほしいという思いが強く働き、余計な世話かもしれない事を口にして))
『…原田さ、上原を諦めて新しい奴見付けるって選択肢はねぇの?今度はもっとフツーの、さ。』
(/了解です!では一段落ついたら一度二人きりで話させましょうb
そうですね…、菅野くんと仲良くしているところに嫉妬して椿くんを拉致でもしましょうか。←
…なんて、実際具体的な場面は考えていなかったのですが、まだ思い出さない方がいいですかね?記憶は曖昧なまま、ただ椿くんが気になって気になって、一緒に居ると椿くんに恋をしているような感覚に陥るけど、それはないと認めたくない部分もあり葛藤中のような。上原の感情やその他展開について、本体様にご希望等があれば是非そのようにしたいと思いますのでお聞かせ下さいね^^
余談ですが菅野がチョイスしたミルクティーは、椿くん(棗ちゃん)とのカフェデートの際、椿くんがオーダーしていたので好きなのかなと、昼休みにも飲んでいた設定にしてしまいました。勝手にすみませんでしたorz)
…諦めるのは、もう少ししたら出来ると思う。…けど、新しい奴は、正直見つけられる自信ないや。普通の、女の子でも…男でも、どっちで考えても多分無理。時間が解決する、とかよく言うけど…時間なんかで忘れられるほど浅い傷じゃないんだよな。
(新しい相手を、という言葉はきっと相手でなくとも失恋をしたと言えば誰しも掛けてきただろう平凡な言葉、しかしその言葉に思わず動きを固めると深く息を吐き。自分の膝に両肘をつき、手にしたミルクティーの缶を傾けないようにしながら上体を低く倒すと少しだけ沈黙した後、ゆっくりとその言葉に応えて。きっと諦めるという行為だけならきっと上原が新しい相手でも見つければ自ずとどうにか出来るはずだと感じる反面、自分が上原以外の誰かを見つけるとなるとそのビジョンが全く浮かばずつくづく彼に毒されてしまった自分を自嘲するように笑って見せて。相手が男でも女でもきっと上原のことを忘れるなんて出来なくて、そんな中途半端な状態で誰かを愛せるほど自分は器用じゃない、だからこそはっきりと言い切る形で首を横に振りながら相手に応えると姿勢を低くしたままそちらに顔を向け。)
…まあ、だから今は取り敢えず、諦めることに全力尽くしてみる。折角俺みたいなのと離れられたんだから、あいつにはちゃんとした恋愛して欲しいし。いつまでもこんなうじうじした態度じゃお前にも悪いしな。
(/拉致ですか、とっても燃えますね(←/
そうですね…もし思い出す場面がまだ漠然としているのでしたら、原田のうじうじした建前をぶち破るようなアクションを思案中なのでそこに絡めて思い出してもらえる形に出来ると有難いです!とはいえそのアクションもまだ何となくと言いますか、原田自ら自分の汚い部分を上原君にぶつけるようなものにしたいなあ…程度にしか考えていないのですが;;
上原君については現在の葛藤している感じがとっても好みで…!認めたくない、という想いから原田を遠ざけるなり茂庭ちゃんに走るなり、何か大きな展開をひとつ組み入れて頂けると上記の原田ぶち破り計画(←/につなげて頂けるんじゃないかなと思います。
わああ!勝手だなんて、そんな注文の内容まで覚えていて下さったことがもう嬉しいです!当方高校生というと何となく紙パックにストロー刺して飲んでるイメージがありまして、お蔭さまでたった今原田の好きな飲み物がリプ〇ンになりました(笑))
(/本体のみで失礼します!返事が大変遅れていて申し訳ありませんorz
もっと早く返すつもりでいたのですが、思いの外日が経ってしまっていた事に驚いて慌てて謝罪だけでもと。出張中で帰宅時間が遅い日が続いていた所体調を崩したりとちょっとバタバタしておりましたが、漸く戻りましたので近々返させて頂きますね!毎回毎回本当に申し訳ありません。返事不要です。いつも有難うございます!)
『――…なんつーか…お前、思った以上にマジだったのな。いつの間にそんな深い関係になってたんだよ。』
((心境を語る相手の隣、黙って話を聞きながら、己が思う以上に相手にとって上原が大きな存在なのだと感じ。事故が起こる前、二人の関係を仲間内でネタにしてからかっていた事、そして今“他の相手を探したらどうか”等ありきたりな言葉をかけてしまった事。そんな浅はかとも言える言動が急に恥ずかしくなると同時に、関係の深さを匂わせる相手の発言に複雑な感情を抱いてしまう自分にもやもやして。此方に向けられている視線に気付いても何となく目を合わせられず、すっきりしない感情を払うようにミルクティーを喉に流し込めば、そこで漸く彼に顔を向け、からかい混じりに返し。普段明るく振る舞っているとはいえ、一人で抱え込む癖のある相手をやはり心配せずにはいられず、口元に笑みを浮かべたまま半分真顔で見つめて)
『…ま、お前が諦めるって言うなら止めはしねーけど、あんま無理すんなよ。無理に諦めようとすんのもしんどいもんだし、これから先何かの拍子に上原がお前を思い出す可能性だって全くないわけじゃねーんだから。何となくだけど、お前の事気にはかけてるみたいだしさ。』
(/返事が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでしたorz
此方はどんな椿くんも受け止めるつもりでおりますので、その方向でいきましょう!椿くんへの感情が特別なものだと認めたくない上原には、茂庭ちゃんに走ったり椿くんを故意に遠ざけるような真似をさせられたらいいなと思います。菅野くんへの嫉妬は本来なら椿くんにぶつけたいところですが、葛藤中はそれを茂庭ちゃんで解消しようとしてしまう恐れが…。椿くんに目撃されたら大変ですね(笑)
高校生のパックジュースは今も健在なのでしょうか。いやはや懐かしいです^^椿くんは缶やペットボトルより紙パックなイメージですよね。屋上や教室なんかで仲間たちとくっちゃべりながら昼食とってそうです(笑))
…俺的には勿論思い出してもらえたらいいんだけど、あいつからしたら…思い出さない方が、いいんじゃないか、な…。別に悲観してるつもりはないんだけど、普通に考えて男同士なんて頭可笑しい関係から抜け出せて。あいつだって元から男が好きな訳じゃないんだし、これから思い出したりしなければ普通に女の子と付き合って、普通に結婚して、普通の未来が待ってて…。
(相手はからかうような明るい調子で自分の暗い思いを払拭しようとしてくれているのに、やはりまだまだ割り切って考えることなど出来ないのか相手のきっと何気なく放っただろう言葉に思わず手にしていた缶から唇を離して。記憶喪失とはいえ永遠に戻らないこともあれば記憶が戻ることだって勿論あるだろう、しかしそれは自分にとっては良いことでも上原本人にとっては果たして良いことだと言えるのだろうか。男同士というマイノリティーに身を落としこの先も自分に付き合わせていく未来から今解放され彼は自分と出会う前のように"普通"の生活に戻りつつある。男同士で付き合うことに散々悩み、彼に諭され自分も彼との未来を選択したが、本当ならばこんな関係はそれこそ忘れてしまうことが一番だったはずで。だからこそ彼の記憶が戻るように、と手放しで願うことも憚られてしまいちりちりと頭の芯が焦されているような感覚を覚えながら抑えられない思考を言葉にして放出すると思わず手にしていた缶をぱきりと歪む音を立てるほど強く握り、一度は留めたはずの涙が込み上げてくるのを再び感じながら悲劇のヒロインでも気取ったような被害者面の、自分が一番考えたくなかった結論を漏らして。)
――…ほんとは今が上原にとって良い状況で、それに困ってごねてんの、俺だけじゃん。
(/お返事ありがとうございます、わざわざ途中で声掛けまでして下さり此方も安心してお待ちすることが出来ましたよ!
おっと、茂庭ちゃんとの絡みがあると原田も早く覚悟を決めなければ…(←/そんな状態、勿論原田にもがっちり目撃してもらっちゃいますよー(笑)
高校生のパックジュースは私の頃はまだありましたねえ…ただ物ぐさ者が多くてよく一リットルパックから飲んでる風景が目撃できましたかね…;;まあ今の高校生のことなんて分かりませんし、どうせ名がバリバリ創作高校生にしちゃいましょう!実際高校の屋上って大体入れませんしね(笑))
『…まぁフツーに考えればそりゃ女の子と恋愛した方がいいよな。長い目で見た事考えてもさ。けど…上原は本当にそれでいいのかね。』
((今、目の前の彼にどんな言葉を向けても普段の笑顔が戻る事がないのは承知の上。話を聞くだけで何もしてやれない自分の無力さに、焦りのような苛立ちのようなモヤモヤした感情を抱え、唇を噛み締めながら彼の掌の中で軋む缶に視線を落とし暫し沈黙して。─…原田の言う事は正論だ。一般的に恋愛は男女でするもので、それを未来に繋いでいく。原田を忘れたままの上原はやがてまともな恋愛をするかもしれない。しかし本当にそれでいいのだろうか。あの事故がなければ今でも原田を愛していた筈。恐らくはそれなりの覚悟を持って。脳裏でぐるぐると回る考えても仕方のない疑問は、独り言のように唇からぽつりと零れ。自分が考えなしに洩らした発言で相手を更に悩ませてしまうだろう事に気付けばはっとし、やっちまったとばかりに気まずそうな様子を見せるも直ぐ様立て直し。負の感情に苛まされているだろう相手に明るい調子で声をかけ、最後は宥めるように声色和らげて))
『それは当然だろ。仕方ねーよ、そんなん割り切れねーもんは割り切れねーんだし。俺だってお前が突然俺を忘れちまったら納得いかないし、殴ってでも思い出させようとすっかもよ?…原田はさ、それだけ上原を大事に思ってるから自分をそこまで追い込んで悩むんだろ。』
(/いつもお優しいお言葉ありがとうございます…!出来ればお待たせしたくないので、もう少し間隔狭められるよう努力しますねb
今後の上原には葛藤する中、椿くんが絡むと感情任せに動いてしまうような部分もありな感じで、流れに添って動いてもらおうかと思いますので、ご希望等あれば細かい事でも是非お聞かせ下さいね^^)
…ほんと、お前がいて良かったわ。そういう風に言ってくれる奴いなかったら、もっと駄目になってたかも。
(きっと相手がいなければ自分はもっと暗く深い思考に落ち悩まされていただろう、こうして重苦しい言葉を吐くだけにまで陥ってしまった自分にも気を遣い話を聞いてくれる相手の優しさに救われる反面、それでも抜け出せないこれからについての思いに僅かに唇を噛み締めて。もうこれ以上相手まで困らせてはいけない、そんな考えが浮かんだのか再び込み上げてきそうになっていた涙を理性で押し留め少しだけまだぎこちなく笑みを浮かべて見せると相手に礼を言い。相手なりに考えて応えてくれた言葉だとしても、それでもやはりその言葉は当事者同士の問題に介入できるほどの力はなくて、解決しなければいけないのは相手の助けを借りない自分自身だと思い直すと空になった缶を手にしたままそっと立ち上がり。「なんか、暗い話ばっか聞かせてごめん。…もう少し、自分の中で整理するよ。」励ましの言葉は再起には確かに有効かもしれない、けれど根本を変えるのはあくまで自分でこれからのことをきちんと考え直したいのかぽつりと言葉を漏らすと僅かに顔を俯かせ。自分でも気付かないうちに長く語ってしまっていたのか辺りを見渡せばいつの間にやら随分と暗くなっていて、そろそろ相手も開放しなければと先に別れを伝える様にひらりと軽く手を振ると相手に背を向けて帰路を辿り始めて。)
――…長いこと話聞かせちゃってごめんな。じゃ、また明日。
(/随分と上原君に引っ込んでもらってしまっていたことに気付き一度レスを切らせて頂きました;菅野くんでの対応も丁寧で、本当にありがとうございます!
一先ずそろそろ菅野くんと語るのも区切りにし本命本元上原君ともお話しさせたいな、と思ったのですがどう出会わせようかまだ練れておらず…もしアイディアなどございましたらお聞かせいただけると幸いです^^)
『だろ?…なんてな、俺は実際話聞いてやる事くらいしかできねーし、後はお前ら次第だもんな。』
((相手がくれる笑顔はまだぎこちなさが残るものの、“お前がいてくれて良かった”、その言葉は十分嬉しい響きを心に届け。冗談ぽく笑ってみせるものの、これ程思い悩んでいる相手に対し何もしてやれないもどかしさ、本当の意味で笑顔にしてやれない悔しさを拭えず、もやもやとしたものを胸に残したまま少し真面目な調子で続く言葉をかけ。やがて静かに立ち上がる相手の憂いを帯びた横顔にまた胸がちくりと痛み、誤魔化すように視線を逸らした後に自分も立ち上がり。普段なら何の躊躇いもなく、別れを告げるその背を追って隣に並んだだろう。けれど、向けられたその背が一人になりたいと訴えているような気がして。「おう、また明日。気をつけて帰れよ」ただ一言呼び掛け、公園を抜けていく相手の背をその場で見送った後無意識に溜め息を溢せば、手にしていた缶を空き缶入れに放りその場を後にして))
(/了解しました!次の場面については自分もはっきりとした考えがなく…ただ椿くんと本格的に絡むというか椿くんがアクションを起こす前に、他の相手と仲良くしている椿くんを見てちらっと嫉妬のようなものはしてみたいですね。上原が自分の感情にいよいよ疑問を抱くくらいの。椿くんを思い出すきっかけとなる大きな絡みの前に、椿くんと一緒にいてもまだ自制出来る段階(葛藤中)での絡みもあった方が面白いのかなと思ったのですが…今の状態で何気ない絡みを入れてしまうと不自然ですかね?例えば何かの拍子で一緒に昼休み過ごしたり下校する事になったりする中で“随分あいつと仲いいじゃねぇか”的な嫉妬心が見え隠れする事を溢すとか。それだと展開に差し支えが出てくるとかまどろっこしいようでしたら急ぎ足で椿くんのアクションまで飛ばしても構いませんし^^
此方も悩み中なので、ご希望やアイディア等お聞かせくださると助かります!)
(/絡みに区切りがついたところで、一時的に本体のみで失礼します!
そうですね…でしたら原田と他の誰かの関係を上原くんに知らせて焚き付けた(←)後、そのままその場面に茂庭ちゃんを投下し嫉妬の発散とばかりに絡んでいくのはいかがでしょうか?どこかのタイミングで茂庭ちゃんと上原くんの絡みも混ぜられれば、原田も決心がつき捨て身アクションに繋げやすいかな、と思います。
こう書くと何だかややこしいのですが、原田と他の誰かとの絡みを浅めに、実質嫉妬心を抱いたまま茂庭ちゃん介入への繋ぎと考えれば大分すっきりするのではないでしょうか?
…何だかちょっぴり迷走しているような、曖昧な文章ですみません;もう少し流れに関して擦り合わせてから本来の絡みに戻れればと思います…!)
(了解、それでOKです!その場合、椿くんと誰かの絡みというのを上原は目撃するのみで、椿くんとは絡まず茂庭ちゃんと接触するという流れになるのでしょうか?)
(/そうですね、一先ずそうして頂けると有り難いです!後は上原くんと茂庭ちゃんの状況を今度は原田に見せつければ、後は連れ出すなりして思い出させるための大きなアクションに持ち込めるかと思いますので。
何だかごちゃごちゃと分かりにくくなってしまいましたね;;ご希望だった上原くんの嫉妬増強もレストしては薄めになってしまいますが…もしそこも厚くしたい!ということでしたらきちっと原田+誰かの場面に上原くん乱入→上原くん退出→退出した上原くんに茂庭ちゃんが近付く、というようにも変えられると思います。
私ばかり希望を聞いてもらってしまっていますし、上原様もご要望がありましたら何でもおっしゃって下さいね^^)
(/いえいえ、此方の希望もしっかり聞いて頂いておりますし、椿くんのアクションに一番繋げやすい流れでいく方がいいと思いますので、そんな感じでいきましょう!)
(/では一度上原君との会話を挟んだ上で茂庭さんとの原田嫉妬フラグ(←)に向かう、という感じで理解合ってますでしょうか?此方の確認ができ次第開始レスにて上原君をおびき出すべく原田にお友達と仲良くしてもらおうと思います(笑))
(/すみません!ひとつ確認させて頂きたいのですが…上原との会話を挟むという事は、茂庭ちゃんと絡む前に上原は椿くんが仲間と仲良くしているのを目撃するのみではなく、椿くんとも絡む事になるという意味でしょうか?上原の行動についてお考えを聞かせて頂けたら幸いです!)
(/わわわっ混乱させてしまったようで申し訳ありません!此方としては原田と上原君に一旦会話をさせるか、させないまま目撃だけさせて茂庭さんに繋ぐか、というのはどちらでも構わなかったのですが…何と言いますか、勝手な勘違いで上原様が原田との会話をさせることをお望みなのだろうと解釈してしまっていました;;
此方の誤解で大分ごたごたさせてしまい本当にすみません…原田との会話の有無は上原様のご希望に添う方にしたいと考えております。)
(/そうですね、椿くん本体様が提案してくださった展開からすると、目撃するのみで茂庭ちゃんに繋げた方がすれ違い感が出せて椿くんもアクションを起こしやすいのかなと。ああいう性格の二人ですから、ある意味で盛り上がりそうですしね/笑
会話については此方もどちらでも結構ですが、なしの方向でいきましょうか^^)
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