─ Love at first sight ─【BL】

─ Love at first sight ─【BL】

主  2013-06-22 18:50:00 
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── それは、不本意な初恋 。



【Story】

主と貴方は同じ高校の同級生。
一匹狼で問題児の主はある意味有名で、貴方は余り近付きたくないタイプだと思っていた。

ある日、貴方は友人等との遊びで女装してコンビニで買い物をするという罰ゲームをする事に。
その帰り、歩道橋の段を踏み外し危うく落ちそうになる所を主に助けられる。
それまで恋愛面に興味が無かった主は、女装した貴方にまさかの一目惚れ。
『お前…名前は?』
その場で名前を聞かれた貴方。咄嗟に嘘の名前(下の名前のみ)を教えてしまう。
その後も主は下の名前しか知らない彼女(女装した貴方)の事が忘れられずにいた。

ある日、学校の屋上でたまたま顔を合わせた主と貴方。
《こいつ何処かで…》
貴方の容姿が誰かと重なる。それが先日一目惚れした女だと気付いた途端、その人物について貴方にしつこく問い詰める。
主を恐れてか、正直に告げられない貴方は咄嗟に嘘をつく。
『あー…、多分それ俺の妹。』

妹にもう一度会わせろと脅された貴方。本当の事が言えず、やむを得ず再び女装をし主とデートをする羽目に…!
貴方の中で苦手なイメージしかなかった主の印象は次第に変わり、いつしか貴方も主に恋心を抱くように…。

────

…と、まぁこんな風にツッコミどころ満載な上、何処かで聞いたような話ではありますが、目を瞑って頂けたら幸いです…orz
長々と申し訳ありません。


>1 主プロフ
>2 ルール/募集事項




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  • No.421 by 上原和瑳  2013-12-06 08:45:16 


誘う…?俺はお前を前にするとコントロール利かなくなんだよ、お前こそその辺は身をもって解ってんだろうが。抱きたいから抱く、触れたいから触れる、抑えなきゃならねぇ必要があるから止めてるだけで、別に煽ってるわけじゃねぇ。…お前と違ってな。
(セクハラ紛いの事をしたのだからてっきりまた“馬鹿”だの“変態”だのという言葉や攻撃が飛んでくる覚悟はあった。しかし少し身動ぎしただけで己を責めるわけでもなく、似たような気持ちだとでもいうかのような台詞を向けて来る相手に意外そうに視線を下げれば、何処となく不満げなその瞳とぶつかって。彼は此方が誘っているかのような物言いをするが、実際煽る余裕すらない事が多い己は彼をただただ求める行動を取っているだけに過ぎない。甘えたりねだったり、胸が高鳴るような可愛らしさの中、官能への刺激を欠かさない誘い方をする彼に翻弄され悔しい思いをするのはいつも己ではないかと思い、眉間に皺を寄せながら反論するかのように言葉を並べ。それでも何処か拗ねた調子で最後に付け加えては、太股を撫でた手を元へと戻し。「まぁお前もその気になってるって事がわかったから許してやるよ」何を許すというのか定かではないが彼の言葉に満たされる部分があったようで、何処か満足そうな笑みを浮かべては言っている傍から額へと短い口づけを落とし。「…で、何処の教室だ」旧校舎へと足を踏み入れると、抱き上げたままどうにか相手の靴を脱がせ、空き教室の詳しい場所を訊ねて)

  • No.422 by 原田椿  2013-12-06 21:42:03 

…三階の一番端。絶対人来ないようなとこじゃないと安心して着替えらんなかったから…。
(此方の欲望を煽っていたかのような彼の行動は"煽る"という故意が含まれたものではなく相手が相手の思うがままに動いた結果、それは分かってはいたがどちらにせよこちらとしては煽る意味とは違えど興奮を高めるような行動であったため反論したが勿論のようにその言葉は相手の反撃にあっさりと打ち返されて。正直これに関しては言い返す言葉も見つからずもやもやを抱えたまま眉を寄せ相手を一瞥するとまたふい、と目を逸らし。どう言えばこの想いを彼に納得させることが出来るだろうかなんて長考し掛けたとき、額に触れた軽い感触に一瞬遅れてからばっと顔を相手の方に向け目を見開くとあれだけ先程散々口付けを交わした後のこの隙をつくような可愛らしい口付けに思わず照れてしまったのかわなわなと唇を震わせながら額を片手で押さえて。ほんのりと染まる頬、にやけそうになる口許を堪えながら相手の質問に答えると旧校舎に入ったことでもうそろそろ誰にも見られる心配はないと践んだのかもぞもぞと軽く身じろぎながら頭のウィッグを外して。)

  • No.423 by 上原和瑳  2013-12-08 02:06:55 


――…此処でいいのか?
(軽い口づけを施した後の、動揺や照れを含むような相手の一連の反応を目にすれば、その可愛さやら嬉しさやら様々な感情が入り交じり、ふっと頬が緩み。階段を上り長い廊下を歩き指定された三階奥の教室まで来ると、相手の物らしい着替え等があるのを確認してからゆっくりと下ろしてやり。着替える為だけに使われた空き教室は言うまでもなくがらりとしており、人目を気にする事なく触れ合うにはまさに絶好とも言える場所であり。先程まで散々抱き合っていたにも関わらず、二人きりというこの環境に色々駆り立てられるものでもあるのか、またもドクンと脈を打つ感覚に思わずごくりと口内の唾液を飲み。会えない期間が長かったせいか、最近やたらとそんな事ばかり考えてしまう己に内心苦笑しながら相手へと視線を向けた先、窓から差し込む夕陽に照らされる彼の髪や横顔が酷く綺麗に映り、何故か無性に込み上げる愛しさと切なさに目を細め。「……椿」不意に、しかし中庭でのような性急さを思わせる事無く背後から優しく腕を回すと、他に何をするでもなくただ彼の存在を確かめるように抱き締めて)


  • No.424 by 原田椿  2013-12-08 17:49:09 

…ん、ありがとな。後はこれ着替えるからちょっと後ろでも向いて…ーーッ!
(人目になるべくつかないところとして選んだはずの教室だがそれ故にそこまでの距離が長く運んでもらっている身としてはそれが少し申し訳なくて、下ろしてもらった後流石にそろそろ何とか立ち直れたらしい足腰を確認するようにとんとんと軽く足を床に打ち付けてから顔を上げると眉を僅かに下げ少しだけ何処か申し訳なさそうな表情で礼を口にし。それから早速着替えるつもりで相手に背を向けながら同性である故に恥を感じることなどひとつもない筈だが、それでも今の格好が格好のため何だか見ていて欲しくなくて出来るだけそんな動揺を悟られぬよう平然を装った声色で声を掛ければ言い終わるのも待たずに差し出された彼の腕に抱き寄せられてしまい。呟く彼の声に先程のような切羽詰まったような雰囲気は感じられないものの触れあうだけでどきどきと胸が高鳴ってしまい、そんな優しい雰囲気もいずれ先程の性急さに飲まれてしまうのではという懸念を感じさせ。何より彼はともかく此方がもうそろそろスキンシップの過剰投与でくらくらしてしまいそうなのだ、熱が出ているんじゃないかと思うほどに顔は熱いし切なさがきゅ、と苦しい感覚を喉から胸に訴えかけている。うっかり清く正しく、などといった交際の先を求めてしまいかねないくらいに既に想いの熱が高められてしまっていることに流石に不味いと思ったのか嫌がる、という程ではないもののそれとなく解放を求めるように僅かに身を揺らしながら胸のリボンに手を掛けると「…き、替え…しないと…。それに、その…そろそろ本当に、色々ヤバくなってきた、から…その…。」としどろもどろといった表現が正に合致するような情けない話し方で彼の説得を開始し。)

  • No.425 by 上原和瑳  2013-12-10 15:21:31 


わかってる…。
(抱き締めるだけでは済まないだろうと先を読んだかのように然り気無く制止を掛けてくる相手に、感情を抑え込むような声音で答えて。彼を抱き締めていた腕を頭の方に移動させると、ゆっくりとした動作で撫で下ろしながら髪に擦り寄るように頬や唇を寄せ、髪の柔らかな感触にさえもいとおしそうに目を閉じ。暫しそうして相手の存在を感じた後、漸くそっと解放してやり「…後ろだけな」背中は一人では少々やりにくいだろうと、誤解を生まないよう断りを入れた後、ファスナーに手を掛け静かに下ろしてやり。そのまま相手から離れ窓際へと向かい彼に背を向ける形で適当な机に腰掛けると、着替えが済むまで大人しく待つつもりなのか窓の外に視線を置き)






  • No.426 by 原田椿  2013-12-10 17:47:06 

ッ、…ありがと、な…。
(制止に対し分かってる、との返事を絞り出す彼からは己を押さえ込もうと堪えているような雰囲気が自然と伝わってきて、だからこそ相手がその後取った動作には過敏に反応することもなく受け入れるような姿勢にてじっとしていて。そんな相手の覚悟が見えずとも子供がぬいぐるみにすがるような情景を彷彿とさせる彼の慈しむような腕から逃れることなど相手に惚れ込んでしまった自身に出来るはずもなく、ただ少しだけ擽ったそうに身を縮こまらせたりするだけで。背中のファスナーを下ろすときだけ彼に警戒した訳ではなく首の温かい部分にそこよりも冷たい相手の手が触れたことに驚きびくりと肩を跳ねさせ。そのあとは自分が要求した通りこちらから視線を反らす彼の背中にほのかに口許に笑みを浮かべながら礼を言うと、着なれない服だということもあってか少しだけたどたどしい手つきでもそもそとメイド服を着替え始めて。)

  • No.427 by 上原和瑳  2013-12-12 09:41:25 


――…思ったよりばたばたと忙しいもんだな、文化祭ってのは。
(背を向け幾ら視界に入れないようにしていても、着替えの際に生じる小さな音が背中越しに耳に届いてしまえば、意識はどうしてもそちらに向かってしまう。窓の外に置いていた視線が僅かに泳ぎ出すも、相手からは見えないのは幸いで。先程までくっついていたせいか脳内はあらぬ妄想で支配されそうになり、動揺からか無意識に前髪を掻き上げて。出会ってから日に日に彼への想いが募っていく実感はあったものの、会えない時間はこうも抑えられない激情を生み続けるものなのだという事を知り、他人になど一生興味を示す事がないのではないかとさえ思っていた己の本性のようなものを思い知らされる機会となった。本気で彼の事しか頭に無いと断言出来てしまうような己に思わず小さく溜め息を溢せば、妄想を掻き立ててしまうようなこの 空間を打開すべく、後は後夜祭を残すのみになった文化祭について話題を切り出して)

  • No.428 by 原田椿  2013-12-13 10:31:04 

そりゃそうだろ、なんたって祭だからな。…でもまあ、お前もそれなりに楽しかっただろ?
(同性がいる教室で着替えている、というただそれだけなのにその同性が相手だというだけで柄にもなく恥ずかしくて、多少手間取りながらも急ぎ着替えを終わらせると制服のシャツのボタンを閉めながら相手の質問に耳を傾け。彼のいう通り文化祭というものは酷く慌ただしく労力を費やすものだがそれこそが学生生活の楽しみのひとつと考えており、相手からの言葉にふ、と笑みをこぼすとウィッグで少し蒸れ痒みを感じるうなじを掻きながら傍に歩み寄んで答え。彼からしたらそんな暑苦しいのはあまり好まないかもしれないが行事への参加が乏しかった彼に少しでも楽しんでもらえたのではないかと思い、軽く屈み相手の顔を覗き込みながらにい、と笑みを浮かべると楽しかっただろうとの問い掛けを口にし。)

  • No.429 by 上原和瑳  2013-12-15 17:19:29 


まぁな…悪くなかった。お前の貴重なメイド姿も見れたしな。…想像以上に可愛くて、惚れ直した。
(着替えを終えたらしい相手が此方に近付く気配を感じて直ぐ、顔を覗き込んでくる相手と目が合えば、此方もふ、と笑み返しながらそれなりに楽しめた事を伝え。途中、制御困難な嫉妬や独占欲に悩まされたが、日頃話す事のないクラスメイト達ともそれなりに会話する切っ掛けになり退屈はしなかったし、何よりこの機会に彼との間で得たものも多く、素直な感想が自然と口から零れて。しかし、ここで重大な問題に気付くと不意に眉を寄せ。メイドの正体を大々的に知らしめてはいないのだろうが、知っている奴は知っているし勘づく奴は勘づくだろう。今後相手を狙ってちょっかいを出して来る奴も居る筈、そう思うと黙ってはいられず「椿…お前、明日から気を付けろよ。あれがお前だって勘づく奴は勘づく。何かおかしな真似されたらすぐに言え。」真剣な眼差しを向けつつ相手の腕を掴み、注意するように伝えると同時に、何かあれば直ぐに頼るよう約束させようとし)


  • No.430 by 原田椿  2013-12-15 21:18:37 

ッお、う…そりゃあ良かったわ…。お前も中々男前だったぞ?俺もああいうので締めたかったんだけどなー…。
(相手の返事からは世辞や嘘のような取り繕った堅さがなく本心から楽しんでもらえたのだろうということが伺えそれがとても嬉しく思えたのだが、そこから続いた言葉に思わず動揺して少し鈍めの反応を返してしまい。今に至るまで今回のことに関わった友人やら客やら、勿論彼にだって何度かもらったはずの誉め言葉だというのに服を着替え所謂スイッチを切り替えるようにいつもの姿へと戻しただけで漸く慣れ始めたような可愛いだのの言葉が妙に擽ったくなってしまい、少しだけ困り顔ながら微笑むと僅かに頬を染めて。此方からも賞賛をと結局女装込みの参加となってしまった文化祭への未練も少々交えながら言葉を返し。やれやれとばかりに頭の後ろで組もうと上げた腕をここで不意に掴まれ思わず目を丸くしながら相手に視線を向けると真剣な顔で忠告する瞳とかち合うが、いくらそれなりに出来のいい女装が出来たからといって笑い半分にばらされることならあれど恐らく彼の想像する"可笑しな真似"をする輩が果たして居るだろうかと疑問に思い。しかし此処でそう否定しても今までの付き合いから彼が退かないことは明白で、ため息にも似た深めの息をひとつ吐くと苦笑いを浮かべながら「わかったわかった、気ぃ付けとく。それより、そろそろ校庭行こうぜ?もう後夜祭始まっちゃうだろうし。」と承諾もそこそこに次の別のものへと話題を振り、視線を窓の外へ軽く散らして。)

  • No.431 by 上原和瑳  2013-12-16 21:46:25 


てめぇ、過去形かよ…。
(誉めて来るのが相手だというだけで柄にもなく照れ臭くなり、視線を泳がせた後にふてぶてしい表情で不平を放ち。かと思えば顔を見合わせ、ふっと笑みを溢して。そろそろ後夜祭に、と告げる相手に従って掴んでいた腕を離し机から腰を上げるも、己の忠告をはぐらかされたような気がして、何か言いたげに口を開くものの、言葉を発する事なくそのまま飲み込む事にし。此方が本気で心配しているというのに、彼には危機感がないというか、少しばかり軽く捉えている気がしてならない。目の前の彼を信じてはいても、彼にそういった目を向ける人間が存在するというだけで嫌で仕方がない。そんな此方の心情など知る由もなく、後夜祭が楽しみでならないというような表情で窓の外を眺める相手の横顔を何処と無く恨めしそう見つめている内、再び沸き起こる独占欲から自然に相手の方へと伸びた手が相手の手を捕まえて。俺のものだというように、相手を見据えたままぎゅっと握れば「…行くか」と一声かけ、手を握ったまま教室を出ようとして)

  • No.432 by 原田椿  2013-12-17 07:39:19 

ごめんごめん。大丈夫、お前は何時でも格好いいよ。まあ、だから若干心配でもあるけど。
(不平を訴えた彼に思わずふ、と笑みが零れてしまい宥めるように手をかざす仕草を見せながら言葉を付け加えると、我ながら惚気ているななんて少しだけ照れ臭く思い。立ち上がった相手を見てそろそろ行くのかと扉の方に体を半身向けた辺りで不意に手を掴まれ、少々驚き彼の方をもう一度見れば独占欲が燃えているような何とも言いがたい瞳で此方を見つめられ思わず動きを固めてしまい。彼が心配してくれるのは何だかんだ言っても嬉しいし、依存が見てとれるのは何とも心地よい感覚だ。しかし無闇に彼の心配を煽るような行動を自分がしてしまっているのかと思うと少々悪いような気もしてしまい、困ったように僅かに眉を下げて。人がいないとはいえこれから大勢の生徒が集まるところに行くとなるとこの手もほどいた方が良いのかもしれない、と一瞬頭で考えてみたものの今の彼にそんなことを強いるのは何とも申し訳ない。「…手、校舎出るまで…な。」小さな声で呟いてからぎゅっと相手の手を握り返すと先に歩きだした彼の斜め後ろ辺りをついていくように教室を出て。)

  • No.433 by 上原和瑳  2013-12-18 10:10:56 


心配なんかする必要なんか何処にあるんだよ。俺はお前しか見ない。見れるわけがねぇんだよ…
(己の心に彼以外が入る余地など何処にもないというのに何を心配しているのかと、腑に落ちない表情で見つめ、杞憂だとはっきりと告げ。しかし、かくいう己も相手に好意を寄せる存在があるだけで取り乱してしまう辺り、似たような思いもあるのかもしれないと思いながら彼の手を引き階段を降り。繋いだ手は校舎を出るまで、との約束に応える代わりに黙ったまま力をきゅっと込め、歩む速度を少し落として。ふと横顔を横目で盗み見ている内、彼とこうしている事さえも未だに夢のように思えて来てしまう。そんな不思議な感覚に陥る中、出会ってからを振り返る内に胸に熱く込み上げて来るものがあり、視線を外して。胸が一杯で何も言葉を発せないまま昇降口へと辿り着いてしまえば、握っていた手をそっと解放し)

  • No.434 by 原田椿  2013-12-18 20:17:45 

…なら、そのままずっと俺のことだけ見てて。…ずっと、ずっとずっと見てて…。
(ゆったりとした時間の中で告げられた言葉は自分を安心させてくれるような内容のはずなのに、そんな言葉を聞くたびにどうしてか何時までこんなことを言ってもらえるんだろうなんて真逆のマイナスな想いまで一緒に浮かんできてしまい。それだけ彼を愛せていると誇れるようになれば良いのだろうがまだ未熟な心ではそんな考える必要すらない気持ちにすら苦しさを訴え、その不安から来るのか少しだけ相手の腕に身を寄せると小さな声で念を押すように囁いて。昇降口に着きするりと離れていく手に自分から言い出した提案だというのに僅かにぴくりと身を揺らすと一瞬離れた手を追いかけそうに動いた手を少しだけさ迷わせてから戻し。微かに唇を噛んでから先程の行動を誤魔化すように「…校庭、そろそろキャンプファイア始まってるだろうな。早く行くぞ!」との言葉と共に一瞬腕の時計に目線を投げ掛けると、軽く相手の方を見てにい、と笑みを浮かべてから昇降口から外に出ていき。)

  • No.435 by 上原和瑳  2013-12-20 18:27:36 


――…おい待て椿…!
(懇願するように囁かれた言葉は、“何も心配要らない”と抱き締め、せめて今だけでも安心感で包んでやりたくなる程に不安や切なさの色を帯びていて。けれど相手は既に始まっているだろうキャンプファイアーに気を取られているらしく、そうする事も叶わないままさっさと外へ出ていってしまい。やり場のない感情をもて余しつつ相手の背に声を掛けるも、後夜祭に胸踊らせる彼にまともに届く事もなく。「ずっと見ててやるよ…ずっとな…。」離れていくその背を愛しげに見つめながら誓いのように呟くと、彼を追い掛けて。途中己が未だ浴衣のままだった事に気付くが、今更着替えにいくのも面倒になり。そのまま彼へと追い付けば、遠目に見えるキャンプファイアーの炎を眺めながら彼の少し後ろを歩き)


  • No.436 by 原田椿  2013-12-20 22:52:35 

ーーお、フォークダンス?っつうのかな。去年とかはあんまちゃんと見てなかったけど、やっぱカップル多いな。…ああ、あとはふざけてる奴等か。
(後ろの方で相手が何かを呟いたような気がしたが、鮮明に聞き取ることは出来ずまた目の前の後夜祭のことに浮わついていたからかその時は特に追求もせず流し。赤々とした炎を揺らすキャンプファイアの囲いの周り、危なくないようにと教員が引いたと思われる白線の外側を囲みフォークダンスを踊る男女に視線を向けながら人波より少しだけ離れた校舎の壁に寄り掛かると楽しげな声で呟き。色めきだった空気が離れていても伝わってくる男女の中に混ざり男同士でふざけて踊る数人がいて、その中に何気に混ざっている友人達を見つけ苦笑まじりに言葉を付け加えるとそんな友人達に向け軽く手を振って。そんな中、不意に視線を周りに向けると此方に向かって歩いてくる一人の女子生徒、先日彼に告白を決めた茂庭がいて。平然を装おうとするのにどうしても表情は強張ってしまい、それを彼女にも傍にいる彼にも気付かれたくなくて挙げていた手をそっと下ろすと少しだけ俯き加減になり。)

『…上原くん、ちょっといい?』

(/文化祭ターンが続きそろそろ単調になってしまいそうかな?と思いましたので勝手ながら久々に茂庭ことモブ嬢を登場させて頂きました!勝手にこんな登場をさせてしまいましたから、今後のことで何かありましたらどうぞお聞かせ下さい。)

  • No.437 by 上原和瑳  2013-12-23 02:07:29 



…混ざらなくていいのか?本当ならお前もあの中に居たんだろ。
(普段見る事もないキャンプファイアの影響が強いのか、慌ただしかった文化祭後の後夜祭の独特な雰囲気に圧倒されるように、赤く立ち上がる炎や、曲に合わせ周囲で踊る生徒達をただぼんやりと眺めており。隣で呟かれた言葉に現実に引き戻され、ふざけて踊っている仲間に向かって手を振る相手を横目で捕えながらふっと笑みを浮かべ、からかうような台詞を向けて。その時、己を呼ぶ女子の声にそちらに視線向ければ、本日彼女のお陰でクラスの催し物が大盛況だったと言っても過言ではない程活躍していた茂庭の姿があり。先日の件もありいい気分はしないだろう彼の手前、本来なら素っ気なく返していただろうが、文化祭の後という事でその件に関する用件かもしれないと考え。「…どうした」隣で俯き加減の相手を気にしつつ、一応は問い返して)

(/はい、あの…お、遅くなりました…orz←
お、丁度そろそろ彼女の出番になるのかなと予想していたところです/笑/何かご希望の展開なんかはありますか?ありましたら是非是非!特になければ流れに任せてしまいますが…)

  • No.438 by 原田椿  2013-12-23 22:46:28 

『えっとね、折角だし上原くんと踊りたいなって思って。最後の年なんだし、記念に…ね、駄目かな?』
((胸の前で指を組みながら控えめに一言、女の子らしいくりくりとした瞳でちらりと相手を見上げるような角度で首を傾げて。))

…あー、うん…その、なんだ…邪魔しちゃ悪いし、俺あいつらんとこ混ざってくるわ…。
(自分達の前に進み出てきた彼女は記念だと言うが、勿論それは好意あってのものなのだろう。それでも此処で不自然に自分がそれを遮るようなことはたとえ彼女が誘っている相手である彼と自分が恋仲であろうとするべきではないとさとり。彼女含め外では最近仲良くなった程度のただの友人というポジションからこの場に居座るのも些か不自然だ、そう判断するなり先程の相手の言葉を聞いて思い立った風に少しだけ気まずさを感じたような苦笑を滲ませながらぼそりと呟くと頭を軽く掻いてからそっとその場を離れ。正直に言えば彼女が相手を誘った時点で駄目だと二人の前に出てしまいたい位には不満を抱いている、しかしそれを表に出すのは得策ではないし何よりそんなことをしでかした時点で彼との関係を露見すると同時に彼を信じきれていない自分を出してしまうことに直結し。相手は自分を好いてくれている、女の子よりも自分を愛してくれている、そうして自分に言い聞かせても不安になってしまう自分が恨めしくて逃げるようにその場を後にし仲間達の元へと加わるともやもやとしたこの想いをどうにか掻き消そうと踊る彼らの手を取れば、そのまま二人の姿から目を逸らすように踊りに意識を向けて。)

(/大丈夫ですよ、年末年始はやはり忙しくなってしまうのは必至だとこちらも分かっていますから!まあそんな中予定もない私は何時も通りですが…orz
特に希望はありませんから、どうぞお好きなように動いて下さいな^^原田は既に勝手に仲間のところに駆け込んでしまいましたが…もしそちらのご要望がありましたら嫉妬に任せて上原くんを強奪に戻ることも可能ですよ/←/
そちら様も何か流れ的にこういうフラグ立てたいな、みたいなものがありましたらどうぞおっしゃって下さいね。)

  • No.439 by 上原和瑳  2013-12-27 00:21:23 


おい…!
(恐らくはいたたまれなくなったのだろう、引き止める間もなく離れていってしまう相手を視線が追い掛けるが、周囲の目もありそれ以上どうしようもなく。仕方なく隣の彼女へと視線を戻すと、邪魔をしている事を全く気にしていないのか、はたまた何かに勘づき故意にタイミングを見計らって来ているのか、無邪気な愛らしい瞳で己を見上げながら期待に満ちた笑顔を浮かべていて。不安で一杯だろう彼が気になり、正直フォークダンスどころではない。今直ぐ追いかけ、心に落とした影を払ってやりたい気持ちは山々だが、彼女の台詞からするに彼と同様、高校生活最後のこのイベントを楽しみにしていたのだろう。学校行事に参加して来なかった己にはこのイベントがどれ程重要なものかわからないが、準備も本番も頑張っていた彼女を思うと無下にも出来ず。仲間達の元で踊る彼にもどかしげにもう一度向けた視線を彼女へと戻せば、「…少しだけな。それから、期待はするなよ。踊りにも、今後の俺にもな。」彼女の気持ちに今後も応える気はない、そう取れる発言をしては渋々といった調子で了承し)


(/追いかけたいです…追いかけたいんですが、予定していた椿君の嫉妬のターンが必死な上原によってなくなってしまったのと、此方としても椿君の嫉妬が見たい…!ということで、まんまと茂庭ちゃんと行動する事にさせて頂きました/←
有難うございます。そちらも要望など、その都度どんどんお申し付け下さいね!)

  • No.440 by 原田椿  2013-12-27 20:02:04 

『ふふ、分かってるよ。でも、追い掛けるだけなら私の自由でしょ?』
((相手の返答に嬉しそうにぱあっと笑顔を輝かせるとやったとばかりに小さくこぶしを握り。念を押すように掛けられた相手の言葉に軽く笑むと何処か挑発的な瞳で相手を見上げ、それからそろそろ躍りの輪へ相手を誘うように軽く相手の袖を引いて。))

ーー…へえ、乗るんだ…。
(友人たちとの馬鹿騒ぎに身を委ねているうちに段々と心のざわつきも落ち着いてきて、次第に笑みを浮かべられるようになってきたのだが不意に視線を外に向けたとき丁度嬉しげに笑みを浮かべた茂庭の姿が見え。めらめらと燃える炎以外の灯りが最小限に抑えられている中相手である彼の表情は暗くて見えづらいが彼女の表情からしてOKを出したのだろう、そう認識した途端やっと上向きになりだしたというのにいきなり胸に重石を落とされたような苦しい感覚を覚えると友人と手を取り合ったままにも関わらずぽろりとまさに溢した、というような軽さながらも恐ろしく低い声色で一言呟いて。さすがにそれに驚いたらしい友人にはっとしすぐに「ッ、あ…ごめんごめん、何でもねぇから。」とフォローをするものの視線はちらちらと相手の元へ、笑顔を取り繕うとはするものの先程と比べて明らかにきつくなってしまい。気を遣って場を離れはしたものの彼ならきっと断るだろうと心の何処かで思っていたのだろう、受け入れたという事実が酷く苦しくて同時に"なんで"という苛立ちを生み。唇を噛むことでそのもやもやをどうにか消そうとするもののどうにも上手くいかず、それ以上二人の並ぶ姿を見たくないとばかりに瞳を軽く伏せて。)

(/今度はこちらの嫉妬ターンという訳ですね、了解しました!ただうっかり嫉妬が行きすぎかねない所がありますので、もしこれは無いだろ…というようなレベルになってしまいましたらどうぞご指摘下さいませ;;
それと今回はこちらが嫉妬をする流れということで、もしそちらに余裕があればなのですが茂庭の操作を委ねた方が展開しやすいのでは?と考えています。なんといいますか、嫉妬の原因を嫉妬する側のこちらが起こすというのはそちら本位になれずいまいち楽しめないのではと思いまして…;;そちらで嫉妬させる加減?を調節できた方がやり易いかと思いましたので提案させて頂きました。
もし難しかったら今まで通りこちらで操作することも全然大丈夫ですから、ご希望を自由にお聞かせ下さい。)

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