主 2013-06-22 18:50:00 |
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(一度寝入ってからは再び目覚めることなく朝まで深く眠ることが出来たのか、不意に目を覚ませばカーテンの隙間から漏れる光とピチピチと囀ずる鳥の鳴き声で朝になったことを悟り。他人の体温に埋もれるようにして眠ったのが良かったのか何だか何時もよりすっきりしているような気がする、そんなことを考えながら軽く目を擦ると今だ眠る彼の顔をそっと見上げて。)
…かわいい。普段があんなだとは思えないな。
(夜中に起きたときは結局見ることのできなかった寝顔を堪能するかのように、相手が寝ているのを良いことにまじまじと観察でもするかのような視線で見つめるとふっと薄く微笑み。寝顔は誰しもあどけなく感じるというが彼も例外ではなかったようだ、起きているときよりも何処と無く子供っぽく見えるその寝顔に小さく呟きを漏らすとちらりと部屋に掛かった時計を見て。時間的には恐らくもう少し眠っていてもよさそうな程度には余裕があり、ここで小さな悪戯心のようなものが産まれすっと人差し指を立てた手を相手の方に近づければそっと彼を起こさないようにと注意しながら軽くふに、と柔らかな頬を指でつついてみて。)
(/そうですね、その辺りまで進んだら女の子の操作等についてまた一度相談させて下さい。了解です、こちらこそ宜しくお願いします。それではそろそろ一旦本体は落ちさせて頂きますね。)
(朝を伝える鳥達の鳴き声を未だ覚醒しない意識の片隅で聞きながら瞼の裏に明るい光を感じぴくりと睫毛を揺らし。寝顔を観察されているなど知る由もなく、腕の中の心地よい体温に軽く身を寄せれば頬に微かな感触を感じぼんやりと目を開けて)
………。
(直ぐ目の前には此方を見ながら微笑んでいる愛しい相手の顔。ぼんやりした様子で暫し相手を見つめていたが、頬に触れる感触の正体がわかると何を思うかその指先に軽く噛み付いて。かと思えば直ぐに解放し、未だ半分寝惚けているのか相手を抱き寄せ、逃がさないとでもいうように足で相手の体を挟むときつく抱き締めて)
…あ、ごめん起こした、ッか…!?
(ふにふにと柔らかな頬の感触を楽しんでいればさすがに無遠慮に触り過ぎたか、ぼんやりと瞼を開いた相手の瞳と目が合って。普段とは違うその目に恐らくまだ目が覚めきっていないのだろうと苦笑しながら起こしてしまったことに謝罪を入れようとしたその時、何を考えているのか自分が先程まで彼の頬を触るのに使っていた指を軽くだが噛まれ動揺から思わず声が裏返って。すぐに離しはしたもののそれについて言及する暇すら与えず続けざまにきつく抱き締められれば、何が起こっているのか一瞬頭が追い付かずぽかんと呆けてしまって。しかしながら自身も毒されてきたと言うべきか、独占を主張するように足まで絡めきつく抱きついてくる相手は宛ら母親にしがみつく幼子のような印象を受けありもしない母性が刺激されているような感覚に陥り。寝起きでこちらの頭も正常ではないのかそれについては不明なものの普段なら恥ずかしがって多少なりとも抵抗を表す状況だというのに、今頭にある感情はと言えば彼が無償に可愛いと感じるそれくらい。「か、わ…か、ッわ…っ!」とどうやら可愛いと言いたいらしいがそこまで言葉を形作れていない声を漏らし、その何とも言えぬ感情にふるふるとうち震えながら相手の頭に手を伸ばすと微笑み通り越し最早にやけ混じりの表情でその頭を撫でて。)
……何だよ。
(抱き寄せた相手の髪に擦り寄るように頬を寄せ、掴まえたその温もりと感触を心地よさそうに全身で感じていると、何かを発そうとしている相手にどういうわけか頭を撫でられ。不思議そうに相手を見つめれば何を思うかにやけたような表情で此方を見ていて。相手が何を思うかわからないものねその表情から何となく己の何かを笑われているであろう事を直感し。僅かに眉を寄せるも普段の鋭さを幾分欠いたような視線と声音を向けて)
ッ、…いや、なんか可愛くてつい…?
(どうやら寝起きたての彼の頭でもこれだけにやけていれば何か可笑しいと感じたらしい、少々不機嫌そうな彼を宥めるように唇をぎゅっと噛み締めにやけを圧し殺してから言い訳っぽく話すと相手の頭と背中をぽんぽんと優しく撫でて。不良として学校で恐れられている彼のこんな姿を見ることができ、かつそれが学校では自分が唯一だと理解すると何だか優越感にも似たいい気分になり。まあ可愛いなどと不良でなくとも男子なら誰しも嫌がる言葉だろう、そう思い「ごめんな、何か変に起こしたみたいで。…おはよ、上原。」などと先程の発言を誤魔化すようなタイミングで謝罪を交えた挨拶を挟むと、今度こそにやけなどない普通の笑顔で彼を見つめて。)
……そんな口叩けなくなるようにしてやろうか?
(己に向けられた可愛いとの形容詞はどこをどう見たらそうなるのか理解不能で、不本意なそれに眉を寄せ。悪意は感じられない事から相手にしたら誉め言葉なのつもりなのかもしれないが、やはり納得いかないようで。横向きで相手を抱いていた体勢をから相手を上から見下ろす形へと変えれば普段と変わらない台詞を浴びせ。しかし覚醒しきってないのか相手を捕らえる眼差しに完全な勢いは未だ戻らず。彼の笑顔の挨拶に「…ああ」と何処かぼんやりした一言返したかと思うと顔を近付けて。こんな時でも僅かな理性は働くようで、唇を避けつつ瞼や頬、耳元から首筋に次々と唇を落としていき。最後に顎を甘噛みするように舐めたかと思うと、眠気に抗えず相手を下敷きにしたままぼすっとシーツに顔を埋め)
ーー…え、いや…ッ、ちょ、待て待て待て!
(さっきまでただ可愛いとしか思わなかった相手がいきなり自分を乗り上げるようにして体を被せてきたことで漸くまずいと感じたのか一瞬ぽかんと呆けはしたもののすぐ焦ったように口角を僅かに震わせると顔を近寄らせてきた彼に気圧され反射的に目を瞑ってしまって。そうなるとあえて開くのも何だか怖くてそのまま何が来るかと構えるように唇を噛み締め待っていたら瞼に軽く柔らかな感触が触れ。それに引き続くように各所に触れる唇と思われる感触にいつものようなストレートに唇を奪ってくるものとはまた違う気恥ずかしさに襲われ、かたく瞳を閉じたまま相手の胸板を押し返しながら制止の声をあげることで抵抗を試みるも結局最後まで止めることは出来ず。相手がシーツに沈んだ辺りで漸く恐る恐る目を開けるとその頃にはもうかたく結んだはずだった唇はわなわなと震え頬は熟れた林檎さながらに真っ赤に染まっていて。唇が触れた時の肌が粟立つような妙な感覚をぬぐい去るように片手で耳から首辺りを触ると、そんな状態になっても相手の二度寝を見過ごすことはしないつもりなのか泣き言をいうような酷く情けない声で「ッ、ね、るなって…学校あるんだから、そろそろ起きないと…。」などと呼び掛けると空いた方の片手で相手の背中を軽く揺すって。)
――…学校じゃお前独占出来ねぇだろ。お前はまたアイツ等の所に戻る。
(下敷きになったままの相手に起きろと背中を揺すられても暫しそのまま動く気配を見せなかったが、シーツに顔を埋めたままふとそんな事をぽつり溢して。学校では極力接触しないと約束した以上己は迂闊に近寄れない。そして肝心の相手はあの騒がしい連中の元へ当たり前のように戻り今日も馴れ合う。己には見せた事のないような素の部分を晒しながら。嫉妬と独占欲が入り交じったその発言は聞き様によっては拗ねている風にも聞こえる事を後から自分で気付いてしまい。シーツから顔を上げてはちらりと相手を一瞥したかと思えば逆方向へと顔を逸らしながら体を起こし、相手に背を向けベッドの端に腰掛け。「…飯、適当でも文句言うなよ」目に掛かる邪魔な前髪をかき上げつつ逸らした話題を背後の相手に伝え)
ッ、だって…ごめん、何でもない…。
(相手が体を起こしたことでこちらの身動きも自由になり、ゆっくりと上体を起こすと思わず何かを言い返そうとしたように短い言葉を発し。しかしすぐ躊躇うように視線を揺らすと少しだけ皺の寄ったシーツを指先で軽く握りながら小さな声で呟いて。相手とのこの言葉で言い表すには難しい微妙なバランスで成り立った関係を知られることはお互いに学校では少々まずい状況になることを意味する。彼への好意を自覚した今も結局それを伝えないのはこの思いを打ち明け、その関係にいつか終わりが来たときに必ずお互いに社会的に不利な傷を残すことを懸念しているからこそ。もしここで今の関係がバレるようなことがあれば自分が懸念した"傷"が現実となって互いに残ってしまう結果となるのは明白であり、自分の苦悩が無駄になってしまう。だからこそ友人と変わらず付き合っているのに、とこれを反論という言葉にして伝えられるほどの勇気など今はなく、どうやらこの話題から話を逸らそうと試みたらしい彼の言葉にも「…ん、分かった…。」などと気力の薄い声で返事をすると立ち上がる素振りは見せぬままどうにも現状打破を出来ないこのもどかしさに唇をぎゅっと噛み締めて。)
(背後から届く相手の声は何か言いたそうにも聞こえたが、その先が言葉となって紡がれる事はなく。振り返れば何を思っているのか何処と無く表情を曇らせる彼のその仕草からも戸惑いのような物が感じられて。己の発言が原因でまた何か難しい事でもあれこれ考えさせてしまっているのか、と思うと小さな溜め息が零れ、ベッドを軋ませつつそちらに身を乗り出し。考え事をしているせいか僅かに俯き加減の相手を覗き込むように顔を近付けて)
普段の生活に戻るだけだろ。何でそんな面してんだよ。
(相手の瞳を捕らえる眼差しはいつの間にか普段の鋭く強気なものへ戻っていて。「…いつまでもそんな調子でいるつもりなら今度こそ避けてやらないぜ」先程は故意に外した唇が触れ合うギリギリまで距離を詰めれば、目を細め僅かに口角を上げ)
(相手に打ち明けることもまだ儘ならないもやもやとした感情に頭を悩ませていれば不意に目の前に飛び込んできた相手の顔。覗き込むようにこちらを窺いながらからかうような口調ではあるものの自分を気にかけるような言葉を掛けられ。彼の言う通りただ普段の生活に戻るだけ、ならば今はこうして無駄なことを悶々と考えている暇ではない。そう判断すると彼がそうしたように此方もにっと口角を上げて笑い。そしてそんな彼にお礼と、この強気な様子に一矢報いてやる意味でその唇とも頬とも判断しがたい口角ぎりぎりの部分に軽く口づけてやって。)
…あんたこそ。俺がいつも受け手だと思って調子こいてんなよ、ばーか。
(悩んでいた時とはまるで違う、してやったりという意図が見てとれるような清々しい表情で言い返してやると身を乗り出すような不安定な体勢だった彼の肩に手を置いて。そのまま相手を受け流すような自然さでベッドへと軽く突き飛ばしてやると口づけの反撃が来ないうちにと直ぐ様ベッドから這い出るとぱたぱたとリビングの方に駆けていってしまって。)
―…ッ。
(覗き込んだ相手の表情に浮かんだのは今までの戸惑いや怯えを含んだものではなく、迷いでも晴れたような強気な笑みで。整った彼の顔が不意に近付いたかと思うと、次の瞬間唇の端へと与えられた僅かな感触に小さく目を見開いて。想定外のその行動にすっかり油断していたらしく、突き飛ばすように肩を押されるままベッドに仰向けに沈みかけてしまい)
……それでも主導権を譲る気は更々ねぇよ。
(そのままぱた、と脱力した身をベッドに委ね天井を見上げれば、ふっと笑みが浮かんで。リビングの方に向かう相手の足音を聞きながら一人になった寝室で独り言をぽつり溢す。あの程度の事で今頃煩く騒ぎ出す心臓が煩わしく、恨めしげに舌打ちすれば前髪をくしゃりと掴み。目を閉じ軽く息をついた後、ベッドから起き上がればリビングへ向かい)
(リビングへと相手より一足先に来たはいいもののよく考えれば一応客人の自分が先に来たからといって朝食の準備を勝手に始めるわけにもいかず、そもそも先程の自身の行動を大胆にやり過ぎたか少しだけ後悔するとともに次第に熱帯びてくる頬にどうすることも出来ず。)
ーー…俺、ちゃんと普通に出来るかな…。
(相手への好意を自覚した今となると学校で僅かに顔を合わせただけでも可笑しな表情をしてしまう気がしてぽつりと呟くと、熱を持ったままの頬にぴとりと両手を添えて。一先ずカーテンくらい開けるべきかと手持ち無沙汰に耐えかねて閉まっていたカーテンを引くと窓から眺める気持ちのよい朝の情景に薄く笑みを浮かべながらぐっと大きく伸びをして。)
…――それは何に対してだ?
(いつの間にそこに居たのか、カーテンを開け朝の光を浴びながら気持ち良さそうに伸びをする相手の背後に立ったかと思うと、不意に片腕で相手の頭を抱くようにしながら耳元で告げて。己に対しての気持ちは知らされていない為曖昧なままではあるが、少なくとも相手が悩んでいる原因が己にあると理解しているせいかクスリとわざとらしい笑みを浮かべて。先程の仕返しも兼ねて構ってやりたい気持ちは山々、しかし家を出るまでの時間を視野に入れた上で「直ぐに用意するから適当に待ってろ」と頭をぽんとすれば相手から離れ、キッチンに向かうとトースト等の簡単な朝食の準備を始めて)
ッうわぁあい!?お、っどろかせんな阿呆!
(朝日を浴び心地よく伸びをしたお蔭か非常に落ち着いた気持ちになれたのも束の間、ぴいぴい鳴く鳥の声にのほほんと気を緩めていた隙を突かれ相手に接触されれば耳元で囁くような声に思わず驚き奇声を上げてしまって。直ぐ様暴言を吐きながら反撃をしようと手を伸ばそうとしたのだが意外にもあっさり引いていく相手、思わず出した手の行き場を見失い暫し手をさ迷わせてからぐっと握ると反撃出来なかった消化不良のような何とも言えない気持ちを胸に抱えて。「…分かった、座って待ってる…。」と何処か不満げな声を返してからテーブルの前に座ると一晩寝たことで大分痛みも引いてきた膝の傷を包帯越しに軽く触りながら相手を待ち。)
だからお前の反応が一々派手過ぎるんだよ。
(相変わらず此方の期待を裏切らない奇声にククッ、と笑みを洩らしながら冷蔵庫を開けるも、普段料理などろくにしない独り暮らしの冷蔵庫の中身など高が知れていて。僅かな材料に首を捻るも取り敢えず在り合わせでハムサラダ程度なら可能かと取り出した材料を洗い、普段やらないだけで全く出来ないというわけではないのか、割と器用な手付きで軽快な音を響かせながら野菜等を刻み始め。ふとリビングの相手の様子を見やれば怪我の状態を気にしている様子。そういえば昨夜は理性を保つ事ばかりに集中し過ぎた余り、入浴後に包帯等を替えてやる事に気が回らなかった事を思い出し。出来上がったトーストやサラダ等をリビングのテーブルへと運びながら「昨日より幾らかマシになったか?後でやり直さねぇとな」包帯が巻かれた相手の足を見つめて)
んー…何か、痛くは無くなったんだけど…。
(傷口に巻かれた包帯は一部から僅かに膿のような黄色掛かったものが染みでた状態で固まっており、生まれてこのかた滅多なことでは怪我などしてこなかったのかそれが不思議で仕方ないらしく固くなったその部分をかりかりと軽く爪で引っ掻いており。まじまじとそれを観察してからテーブルに向き直ると相手が運んできた朝食に僅かに頬を緩め、「…うまそ、ありがとな。」などと声を掛けてから皿を自分の方に少しばかり引き寄せると焼き立ての湯気が上がるトーストを持ち。かりかりっと美味しそうな音を立ててそれをかじるとお腹が空いていたのもあってかハムスターよろしくどんどん口に含んでいって。)
擦り傷も馬鹿に出来ねぇな。何なら今夜も面倒見てやろうか?
(相手の近くに屈むと包帯の上から状態を確認し。転んだにしては少々酷い傷口を目撃している為、顔じゃないのが幸いだと改めて思いながら爪で引っ掻く仕草をそっと止めさせて。取り敢えず痛みは引いたらしいし後は清潔にしてさえおけば自然に治癒するだろうと安堵しながらも、もう一日どうだと冗談混じりにからかってみて。遠慮なくトーストをかじり始める姿は漸く懐いて来たペットを連想させ、つい頬が緩んでしまい。「好みがわからねぇから適当に入れろ」と、淹れ立ての珈琲と共に相手なら幾つか使うであろうミルクと砂糖を大袈裟な程幾つも添えて差し出し。珈琲を一口飲むと黙々と食事を進めて)
ばーか、もう一晩なんて頼んだらあんたこそ持たないだろ。
(もそもそとトーストを頬張っていれば寝室での自分の行動に対しての仕返しのつもりか、からかうような意地悪な笑顔で冗談を口にする彼ににやりと口許を緩めると自分の唇を指でとんとんと触れて見せながら悪戯っぽい台詞で言葉を返して。それから出されたコーヒーに手を伸ばすとどうやら相手の冗談混じりだったかもしれないその砂糖の山に砂糖用の小さなトングを向け、その角砂糖の山を次々と崩すようにぽいぽいとコーヒーの中に砂糖を放り込むとそれからそのコーヒーの黒を打ち消さんばかりにミルクを入れ。最終的には正直コーヒーというよりもカフェオレよりのそれにしてしまってから満足そうにため息をひとつつくとカップを手に取り、丁寧に息を吹き掛けて冷ましてから熱くないか伺いつつという風にそっとカップに唇をつけて。)
そう思うんだったら大人しく相手しろよ。
(以前のように慌てる素振りを見せず今までの仕返しとばかりに悪戯な台詞を返してくる彼は、やはり己に対する免疫が付いて来てしまったらしい。わたわたと慌てる姿が見れなくなるのは面白くない反面、これが本来の彼なのだろうと思うと嬉しさも沸き、ふっと笑みを浮かべ横目を向けつつ返してやり。と、相手が珈琲の中に投入する砂糖とミルクの量に口元に運んだカップを持つ手が思わず止まる。女装デートをした時から相手が甘党らしい事は気付かされていたが、こうまで極端だと他人事ながらつい眉を寄せてしまい。既に珈琲では無くなっているそれに嫌な物でも見るような視線をやりつつ珈琲を啜れば「…お前が奴等に弄られる理由がよく分かる」今まで相手と接して来た中で思った事をぽつり口にし)
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